近頃は子ども部屋を仕切らずに大きい1部屋として利用し、子どもが大きくなると間仕切る間取りを採用する家庭が多いようです。
和太家でもこの間取りが気に入り、将来子どもが大きくなると仕切れるような間取りを採用しました。
マンションやアパートだと下の階の人に迷惑になりますが、一戸建てなので子どもが走り回っても問題ありません。
大きい子供部屋を採用できるのは子どもの成長に合わせられる、一戸建てならではのメリットだと思います。
しかし、間取り打ち合わせで教えてもらったこと・入居してから気づいたことがあります。
そこで今回の記事は、この大きい子供部屋を間仕切る間取りを採用した我が家が、同じような間取りを採用した・検討中の家庭に知っておいて欲しい注意点を解説します。
子供部屋を将来、間仕切る間取りを採用・検討中の方に知っておいてほしい注意点とは?
打ち合わせの時に教えてもらった内容・実際に入居してから気付いた点は以下になります。
子ども部屋を将来仕切ることができる間取りにしたことについて後悔はしていません。
まだ言葉が話せない小さい息子が歩きだしてから子供部屋に行こうと奥さんや僕に合図してきますし、良く走り回っているのでそれだけでも価値があると感じています。
ちなみに我が家の子供部屋の間取りはこんな感じです。
壁紙クロスは個性が強くないグレー色を仕切った時にどちらの部屋にも見える面にアクセントとして選びました。
住宅購入時は男の子が1人の3人家族で、将来的にもう1人子どもが欲しいと考えていますのでこの大きい子供部屋を仕切って2部屋にしてそれぞれの子ども部屋にする予定です。
今回の記事では間取りとして「子ども部屋」を採用した内容をまとめていますが、その他、わが家のこだわった間取りについてまとめた記事もありますので参考にどうぞ。
▼脱衣室・洗面室を分けた、バルコニーなし。わが家が採用した間取りについてまとめた記事はこちら>>>
2階に子供部屋があると目が離せない
こちらは僕達夫婦が悪いのかもしれませんが、子ども部屋が大きいために起こったことです。
子どもが楽しく遊んでくれるために採用した間取りではあるのですが、、、
我が家ではまだハイハイをしていた息子が、
がありました。
小さい子どもが自由に動けるようになると2階の子ども部屋に行こうとして階段が危ない
まだしっかり歩けないため目が離せません。
2階に遊び場と、階段を昇れるという楽しいことがあるため行きたい気持ちは分かります。
ただ、まだまだ小さく目が離せないため、奥さんが家事などをしている時に1人で階段を昇ったり滑り台で遊ぶのは危険です。
ちなみに我が家は引き戸が多いので階段までの扉は開けられてしまいました。
子ども部屋が大きいのでLDKに隣接している畳コーナーのスペースでは置きにくい滑り台やボールプールを置いてしまったためかもしれません。
この記事を書いている今では、しっかり歩けるようになるにはもう少しくらいかかるのかなっていう状態で子ども部屋に行きたい時は2階を指さして合図してきます。
子供部屋を気に入ってくれて嬉しいですがまだまだ目が離せませんので、LDKに隣接している畳コーナーなどの目が届く範囲でないため“注意が必要”ということを知っておいて欲しいです。
そして、子ども階段を昇ろうとして引き戸を勝手に開けてしまって、扉が危なくないかについてはわが家が採用している室内ドアの機能面が安全性を確保してくれています。
わが家が採用した室内ドアのメーカーと機能面・操作性についてをまとめた記事がありますので参考にどうぞ。
▼扉が閉まる時は自動的にゆっくりになる!わが家の室内ドアについてまとめた記事はこちら。
エアコンの選定が難しい
これは子ども部屋を仕切っていない期間に購入するエアコンをどうするかについてです。
住宅会社によっては購入するとエアコンがつけてもらえる特典などがあると思いますが、わが家の場合はありません。
そもそもエアコンをつける?つけない?規格の選定をどうする?
と悩むことが出てきます。
悩んだポイントは
我が家の設備には全館空調システムはありません。
全館空調システムであればこのような悩みは無いんだろうなと思いました(笑)
エアコンが必要ではあるのですが常にいる部屋ではなく、親である私達とじゃないと子ども部屋では遊べません。
このようなことから更に悩んでしまい、去年の夏はエアコンの購入をためらって購入できていません。
将来子ども部屋を仕切る頃には今よりも更に高機能かつ省エネ性が向上しているエアコンが販売されていると思うので、その新しいエアコンを長男の部屋側に設置しようと考えています。
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2人目が産まれなかったら扉は1つで良いかもしれない
子ども部屋を仕切った場合のことを考えて先に引き戸をそれぞれの入口になるところに設置してもらっています。
我が家では今いる男の子と将来産まれるであろう、もう1人の子どものことを考えて扉を設置しましたが、もし、このまま子どもが一人っ子ならばどうなるでしょうか。
男の子がいるので部屋を仕切るとは思いますが、おそらくもう1部屋はフリースペースになるでしょう。
住宅購入段階ではまだ一人っ子だったので仕切った場合の片方の部屋にはクローゼットを設置していません。
クローゼットがないのは2人目の子どもには申し訳ないですが、家具でも補えるのでホームセンターで気に入った家具・収納具を買ってあげようと思っています。
しかし、子どもが大きくなると扉は仕切った時に必要になり、仕切るための壁と扉を将来設置してもらう出費が同時にくるのは家計的にも苦しいかもしれないので扉は建築段階で2つ設置してもらいました。
扉の設置費用もそれなりにしますし、僕も奥さんも個人の部屋が欲しいというわけではないのでフリースペースになると考えるとひょっとしたら扉は要らないかもしれません。
壁で仕切る場合の費用を住宅会社さんに確認しておく
将来的に子ども部屋を仕切る予定でいたため、住宅会社の営業さんに壁で仕切る場合にかかる費用を確認しておきました。
ネットを見てみると壁で仕切る場合の費用も多少なりともバラつきがありました。
もしかすると各住宅会社さんの施工方法や元々の間取りによって費用が違うのかもしれません。
住宅購入時に将来、子ども部屋を仕切ることを考えているならばかかる費用がいくらくらいか新居を建ててくれる住宅会社さんに確認しておきましょう。
おそらく壁で仕切る場合は10~15万円ほどで仕切れます。
我が家の場合になりますが、10万円~15万円くらいだそうです。
間取りの打ち合わせ段階で子ども部屋は壁で仕切ることを考えていたため下地を補強してもらっています。
そして自分の家を建ててくれた住宅会社さんが一番、我が家の家の構造を理解していると思いますので壁で仕切る時はお願いしようと考えています。
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仕切り方で将来の部屋の自由度が変わる
子ども部屋を仕切るために壁を設置する必要はなく、建具・収納できる家具などでも仕切ることも可能です。
子ども部屋の仕切り方によっては大きい1つの部屋に戻したりもできる
もともと大きい部屋であるため自由度が高く、何か将来老後の趣味でやりたいことがあるのであれば検討もアリかなと思います。
ちなみに僕はアナログレコードを聴ける部屋があっても良いかなと思ったりしました(笑)
そこまで僕のアナログレコードを聴くという優先順位は高くないので、今のところは子どもたちのプライバシーをメインに“壁で仕切る”ということを考えています。
ただ、子どもが一人っ子になってしまった場合は寝室を子どもの部屋にして、今の子ども部屋を収納家具で仕切って夫婦の個室にすることも可能と考えています。
壁で子ども部屋を仕切る場合
子どもが男の子・女の子で分かれてしまった場合や思春期にはとても嬉しいメリットであり、子どもの好きな壁紙クロスを選ばせてあげることもできるので喜んでくれそうです。
我が家のような“住宅購入時に将来子どもをもう1人欲しい”という家庭の場合、次に産まれてくる子どもが男の子・女の子かが分かりません。
2人目の子どもの性別が分からないため初めから壁を設置する方向で考えました。
ただ、将来子どもが成長し家から出ていった場合、元の大きい部屋に戻したいのであれば壁を撤去しないといけないため費用がかかってしまいます。
壁以外で子ども部屋を仕切る場合
ほぼ壁とのメリット・デメリットが入れ替わった感じですね(笑)
部屋を仕切ることもできますがプライバシーの確保がしにくかったり、部屋の面積が小さくなることを考えると一時的に部屋を分割するということに特化しているのではないでしょうか。
ただ、子どもたちの性格にもよりますが兄弟・姉妹の場合だとこのような仕切り方でも良いような気もしますし、合わなければ壁で仕切ることも可能です。
【まとめ】将来仕切る予定の子ども部屋は自由度が高い分、選択肢が多い!
では、この記事で解説した内容をもう一度載せておきます。
初めから子ども部屋を仕切った状態から新居での生活を始めた場合は
といったごくごく当たり前のことになりますが、子ども部屋を仕切らないという自由度の高い間取りを採用することで悩む選択肢が多くなります。
でも、この悩む要因こそが
といった人生の楽しいイベントの1ページになりそうなので、子どもの成長と共に楽しみにしている自分がいます。
まだ新築の住宅に入居して1年経っていませんが、もう新居には慣れてしまいました。
あの新築注文住宅を建てた時のワクワクする感覚を味わえることがないのは残念ですが、子ども部屋を仕切るというちょっとしたリフォーム的なイベントが今後あるので楽しみにしています。
そして、仕切っていない子ども部屋で楽しく遊んでくれる小さい息子の姿を見て本当に採用して良かった間取りだと感じています。
“子ども部屋を仕切らない”という間取りを採用しようと検討中の方は子どもの楽しんで遊ぶ姿を見るだけでも後悔は無くなると思うので前向きに検討してみてください。
我が家では家の中だけではなく、子どもの遊び場として
をDIYで庭に施工しました。
それらにかかった費用や注意点をまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
その他に子どもさんと一緒に乗れるコスパ最高の5万円台で購入できる非電動子ども乗せ自転車”limini(リミニ)+”についてまとめた記事もありますので良ければどうぞ。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますので良ければゆっくり遊んで行ってください。
「子どもの成長と共に楽しめる間取りがそこにはある」
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