引き渡し後2年の定期点検の時期がわが家にもやってきました。
時間が経つのって早いな~っていうのが正直な感想です。
去年の1年点検の時は数ヵ所しか不具合はありませんでした。
・わが家の引き渡し後1年の定期点検の不具合箇所についての記事はこちら>>>
しかし、引き渡しの時から更に年月が経っていますし、住んでいるためゆっくり確実にどこか痛んだり劣化していっているはずです。
住んでいる自分達しか気付かない部分もあるはずです。
引き渡しを終えてしまえばなかなか住宅会社の方と話す機会も減るため、このような定期点検を利用して気になる点も聞くことができます。
保証期間内であれば無償で修理してもらえる
ただし、今回の2年点検くらいから無償の保証期間が終わる項目が増えてくる住宅会社が一般的に多いので、わが家も細かいかもしれませんが確認してみました。
今回の2年点検ではどのような箇所に不具合があって対応してもらったかの内容をまとめましたので参考にどうぞ。
引き渡し後2年の定期点検で修理してもらった箇所は?また、2年で終わる無償の保証内容は?
では、今回紹介する項目は以下になります。
上記の項目箇所は全て無償で修理してもらえました。
そして、保証期間が2年で終わる箇所はどのような所なのでしょうか?
各住宅会社によって異なりますが、和太家の家を建ててもらった「こうふくホーム」さんの保証内容の一部を表にすると、
保証期間 | 保証対象箇所 |
1年 | コンクリートブロック レンガ等の組積による内・外壁 |
1年6ヵ月 | 塗装仕上面 |
2年 | ポーチ・アプローチ・玄関土間等の 主要構造以外のコンクリート部分 |
2年 | 屋根の水切り |
2年 | 給水・排水配管の接続不良 |
その他に、蛇口・水栓・電気工事(コンセント・スイッチ)の動作不良などは1年以内の保証対象となっています。
住宅の構造に関わる主要箇所については5年~10年の保証期間が多いです。
保証期間が過ぎてしまうと“有償”になってしまうので、担当の方が点検に来てくれた時は気になる点は確認しておきましょう。
では、次の項目からわが家の2年点検で修理してもらった箇所を解説をしていきます。
化粧梁部分の壁紙クロス
以前の1年点検の時はリビングの角にある壁同士の繋ぎ目の壁紙クロス部分に隙間があり、その部分を補修してもらいました。
今回の2年点検ではリビング天井の化粧梁部分と天井のクロスの繋ぎ目のところに少し隙間がありました。
2年点検で来てくれた住宅会社の担当の方は、
他にもあるかもしれないので確認しますね。
と言ってくれてライトで照らしながら、その他の繋ぎ目部分を確認してくれました。
点検前に自分達でも確認して目立つ部分はないと思っていましたが、担当者さんが脚立で近くから見てもらうと化粧梁部分にその他・2点ほど隙間があったみたいです。
補修自体はその場でしてくれました。
▼わが家の壁紙クロスのメーカーと品番についてまとめた記事はこちら。
壁紙クロスの不具合は隙間以外もある
わが家の場合は、1年点検の時に起きた壁と壁の繋ぎ目・2年点検では化粧梁との繋ぎ目で壁紙クロスに隙間が発生しました。
これら壁紙クロスの隙間は木材を使用している木造住宅ならではの症状です。
なので決して欠陥住宅ではなく、木材の乾燥・収縮・膨張が落ち着くのに2年ほどかかるそうです。
隙間以外にも”シワ”や”ひび割れ”の場合もある
壁紙クロスの下地である石膏ボードの乾燥・収縮・膨張が原因で石膏ボード同士で少しズレが生じて壁紙クロス部分に”シワ””ひび割れ”といった症状が出ます。
引き渡し後の入居1~2年は仕方ない症状なので、気にせず点検の時は確認しましょう。
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引き戸の開け閉め調整
住宅に住んでいると建具の開閉が固くなることがあります。
わが家の場合だと引き戸の開閉が固くなってしまい、少し力を入れて開閉をしなければならない不具合が起こりました。
- ファインモーション機構
- 簡易ブレーキ機構
が効かなくなった
これら二つの機構はわが家の室内ドアである”EIDAI”さんの「スキスムS」に備わっている便利機能になります。
▼「スキスムS」の便利な機能や特徴について解説した記事はこちら。
そして、この不具合があった引き戸はあまり使うことがない玄関とシューズクロークを仕切るための引き戸でした。
お客さんが来た時、もしくは宅配便などの時に閉めたりしますが、普段は開けっ放しであることが多い引き戸でした。
あまり使わないからこそ固くなってしまったのかもしれません。
それでも玄関からシューズクロークを隠すことができる重宝している引き戸なので今回の点検で確認してもらいました。
こちらも確認後すぐに引き戸の開閉に関わるネジをドライバーで調整してくれてだいたい10分ほどで元の開閉の軽さと便利な機構も元に戻りました。
外構の境界ブロック
次は家の中ではなく、外の外構になります。
担当者さんが家の中に入る前に家の周りの
を確認してくれていました。
これらは確認してもらって問題はなかったのですが、境界ブロックについて少し気になっていた点があったので確認しました。
境界ブロック間に隙間がある
この隙間から時々砂や小石がわが家の駐車スペースに入ったりしていました。
じつはこの境界ブロックの隙間は引き渡し当時からありました。
引き渡し当時からあった隙間ですが、まだ境界になるお隣のお家が建っていなかったのでお隣のお家が建つ時に対応してくれると思っていました。
そして、お隣のお家の着工が始まり、ある程度してから外構工事が始まったのですが、境界ブロックの隙間が埋まらなかったので確認したというのが今回の流れです。
このブロックの隙間はまた後日に直させてもらってもよろしいでしょうか?
壁紙クロスの隙間と違い、業者さんの手配が必要だったみたいで点検当日に直してもらうことは出来ませんでしたが、
業者さんが来てくれる日の連絡が事前に入り、点検から1週間以内で境界ブロックの隙間を埋めてもらえました。
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床の傷
この床の傷については以前の記事「【新築から2年】一戸建て住宅の目立ってきた傷や普段掃除しない箇所の汚れとは?」で取り上げて気になっていた箇所になります。
▼その他、新築から2年で目立ってきた傷・汚れについてはこちら。
この床の傷については自分達で付けた傷なので直してもらえたな~って感じでダメ元で聞いてみました。
結果としてはこちらも先ほどの境界ブロックの隙間同様に点検当日に修理ではなく、後日となりましたが1週間以内に修理してもらえました。
直す前に状態を業者さんに確認してもらうと、
目で見ると2箇所ですけど、手で触ると他にありますね。
業者さんによると僕達が見つけた2箇所の他に3箇所ほどあり、計5箇所ほど傷になっている部分があったそうです。今回の経験から、
目で見るだけでなく、手で触って確かめることも必要
ということが分かりましたので、次回の住宅点検で活かしていこうと思います。
直してもらった床の仕上がりを見た時はさすがプロだなと思いました。
床の色にあった固形物数色をライターで温めた工具で溶かし、床に馴染ませながら数回上塗りして傷がなかったかのようにキレイに仕上げてくれました。
【まとめ】わが家の2年点検の不具合箇所は無償で修理してもらえた!必ず点検前に保証内容を確認しよう!
では、今回の2年点検でわが家が修理してもらった項目をもう一度載せておきます。
上記で取り上げた項目は今回無償で修理して頂けました。
住宅も住んでいると少しずつ変化が表れます。
その変化に気付きやすいのはもちろん住んでいる人ですが、明らかな故障以外は普段見ている目線や意識をしていないと気付かない時があります。
今回の2年点検自体は担当の方が来られてだいたい50分程で終了しました。
担当者の方はチェックリストを持っていて大事な点は確認しながら点検してくれていましたが、
聞いてくれて点検を進めていくスタイルだった
なのでしっかり保証内容を理解して、自分達が住宅の変化に気付き対応してもらうことが定期点検では重要です。
そして、その保証内容には無償で対応してくれる期間と箇所がそれぞれあり、住宅会社によって違うので確認しておきましょう。
住宅を長持ちさせるために定期点検は重要ですが、その他に住宅設備をメンテナンスすることも重要です。
特にオール電化のお家では「エコキュート」は半年に一回メンテナンスが推奨されていますが、カンタンにセルフメンテナンスをすることができますのでチャレンジしてみてください。
▼超かんたん!エコキュートの寿命を伸ばすセルフメンテナンスの記事はこちら。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」では、その他、住宅に関すること・節約・ポイ活・貯金を増やすテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「点検で聞きたいことはまとめておこう」
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