住宅購入で住宅を建てるなら”正方形”の土地が良い!または憧れる方は多いのではないでしょうか。
我が家も正直に言うと憧れていましたが、
結局、住宅を建てた土地は正方形の土地ではなく形が少し変な変形地です。
住宅購入における僕達夫婦の優先すべき条件が全て揃っていたため、変形地を購入した理由が大きいです。
土地探し・選びの場合は
と高い買い物であるため難しいです。
人生でほぼ一回しかない住宅購入という経験なのに、難しい選択肢しかありません(笑)
我が家は住宅購入において”土地をメイン”に考えて動きましたが、
変形地を選んでむしろ満足しています。
今回はその難しい選択の土地選びで”変形地”を選んだ我が家が、変形地の購入を考えている方に知っておいて欲しいポイントを解説します。
変形地に新築住宅を建てることを検討中の方に知っておいて欲しいポイントとは?
では、変形地に新築住宅を建てることを検討中の方に知っておいて欲しいポイントは以下になります。
これらポイントは我が家が購入した変形地の実体験からです。
ちなみに和太家の土地の形はこんな感じです。
なので、土地販売・住宅の間取り提案から外構工事までを同じ住宅会社さんにして頂きました。
これから住宅購入を検討されていて土地選びをしている方に考えていただきたいのは
土地の形に関わらず、土地価格・周辺環境・交通の便など自分達の希望条件に合っているならその土地も候補に入れてほしい
ということです。
自分達の希望条件が合う満足度100%の土地はなかなか見つかりません。
我が家が変形地を購入した理由は購入する土地に対しての「優先順位と妥協点」を考えていたからです。
この「優先順位と妥協点」に土地費用がマッチして土地を販売していた住宅会社さんと契約し、新築住宅が建ちました。
それでは、各ポイントについて解説していきます。
土地費用が安い
我が家が購入した土地は住宅会社さんが販売していた10区画くらいある分譲地の中で一番価格が安かったです。
更に坪数も一番大きかったです。
他の区画の分譲地と我が家の変形地を比べると
坪数 | 土地費用 |
50坪中盤 | 約800万円 |
もともと住宅購入に向けて土地の単価などを調べたり、実際に土地を見に行ったりしていたのですが
自分達の希望条件にここまで合う土地はないなと最初は思いました。
おそらく事前に土地のことを調べたりしていなければこの土地は見逃していたと思います。
【住宅購入に向けて!】住宅購入を意識しだした時に和太家が取った行動とは?
土地の形も”長方形に台形付いてる”だけで他と変わらへんやんって思いました。
我が家はこの分譲地の変形地を他の区画に”住宅が建っていない”状態で、一番初めに購入して最初に住宅を建てました。
最初はうちの家だけポツンって感じでしたが、今ではもう残っている区画が少ないです。
すぐ埋まっていく他の区画の分譲地を見て、”土地費用が一番安く・坪数が一番大きい”自分達が購入したこの変形地の土地を選んだことは間違っていなかったと思っています。
「建築条件付き土地」の場合、更に住宅購入の総予算を抑えることができる
住宅を建築する会社さんが指定されている「建築条件付き土地」は、そのような指定がない土地と比べると土地費用が安く抑えられています。
その土地が変形地なので更に土地費用は安いです。
しかし、指定された住宅会社さんで住宅を建てないといけないため人気が低いそうです。
ただ、その指定された住宅会社さんで希望の注文住宅を建てることが出来れば満足度はかなり高いです。
土地の費用が安いということは住宅を建てた時に必要な建築費用も足した場合の住宅購入にかかる総費用を抑えることができます。
抑えられた費用で住宅設備を豪華にしたり、グレードアップした時に発生する追加費用にあてることも可能です。
夢のマイホームである注文住宅で、自分達のこだわった間取り・住宅設備などを取り入れると予算をオーバーしていたということがあるみたいです。
我が家は住宅購入当初は年収300万円で
と注文住宅は諦めていたのですが、
ローコスト住宅とはいえ間取り・壁紙クロス・外構など自分達の希望通りであり将来の生活環境を意識した注文住宅を建てることができました。
その希望通りの満足いく結果になったのは、土地費用が抑えられ住宅購入にかかる総費用を抑えられたおかげです。
【そんなに高くない?】ローコスト住宅の住宅設備グレードアップの追加費用とは?
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リビングの掃き出し窓や庭スペースが道路側から見えない
我が家の購入した変形地は、お隣の分譲地の位置と道路位置のおかげでリビングの掃き出し窓のカーテンを開けても道路側に家の中が見えないです。
両横の土地もお家が建っているため、道路からリビングの中は見えません。
掃き出し窓と庭スペースは南向きです。
我が家の土地の場合、道路と面している箇所は駐車スペースにする必要があったので、必然的に庭スペースも隠れてしまいます。
そして、リビングの大きい掃き出し窓や庭スペースが道路側から見えない最大のメリットは以下の点です。
リビングにある大きい掃き出し窓のカーテンを開けることで、解放感が出てすごく朝は気持ちいいです。
窓は壁ほどの断熱性能はないため掃き出し窓は外の外気温を室内に伝えやすいですが、リビングから庭に出るために掃き出し窓は必要です。
その掃き出し窓を設置したのであれば、断熱性能においてデメリットが出ている分、採光面や解放感でメリットがあると後悔はなくなりそうです。
道路に面しているため、リビングの掃き出し窓のカーテンを開けられないお家もあるようですが、
我が家のような変形地の形と分譲地の区画に恵まれれば掃き出し窓のカーテンを開けることも可能です。
そして、その道路から見えないという特性と新築住宅のバルコニーがない間取りから
を庭スペースに作ることで小さい子供が走り回ってコケても痛くない、楽しんでくれるお庭にすることが出来ました。
タイルデッキや人工芝が庭にあると豪華な雰囲気になり、子どもの遊びスペースにもなるのでおすすめです。
間口が狭いと駐車がしにくい可能性がある
土地の形が「正方形」や「長方形」だと間口が広いため駐車もしやすいですが、間口が狭い場合は家の前の道路幅も考えた駐車スペースを考えないと駐車がしにくいです。
特に車で通勤したり、車が必要な地域だと毎日のことなので大変です。
我が家がこの変形地の購入を検討した時に一番心配したのは駐車スペースと駐車のしやすさです。
変形地でも間口が広ければ、家の前の道路幅が狭くても駐車にゆとりがあるのかもしれませんが、間口が狭いのでどうなるか分かりません。
この変形地は住宅会社さんが販売している「建築条件付き土地」なので家を建ててくれるのも同じ会社です。
なのでこの変形地で住宅を建てた時の家の間取りと駐車スペースの例が見たいと契約前にお願いしました。
契約前に見せてもらった具体例には、土地の全体図から
といったイメージパースを見せてもらってから住宅会社さんと契約しました。
ネットなどには、余裕ある駐車をするには〇m・間口の広さは〇mと書かれていたりしますが、実際の土地の形状からイメージパースを作ってもらった方が納得もできるのでおすすめです。
間取りに制限がある場合がある
形が整っていない変形地なので土地費用が安く抑えられている分、住宅面にコストがかかる場合があります。
土地を購入する販売業者さんと家を建てる住宅会社さんが違う場合、
ということが考えられますので、これら変形地のデメリットも理解した上で土地の購入を検討する方が良いと思います。
土地に「正方形」「長方形」部分があると間取りの制限を感じない
住宅を建てる場合は「正方形」や「長方形」の土地の形状の方が間取りは自由度が高くなりそうですが、土地の形が整っていない変形地の場合、間取りの自由度は高くないのでしょうか?
我が家の場合、変形地ではありますが台形と長方形を足したような土地なので長方形部分に住宅が建っています。
変形地でも「正方形」や「長方形」の部分があるとその部分を住宅にすると間取りの制限を感じませんでした。
また、「建築条件付き土地」であり土地販売と住宅を建てる会社が同じなため、契約前に土地の形状と間取りの確認をすぐ出来たことが変形地を購入できた要因でもあります。
他の区画の土地と比べると坪数が多いこともあり、
畳コーナー・洗面室と脱衣所を分けた間取りなど2階と比べ1階を大きくできる間取りを採用できて希望通りになりました。
“住む”がメインである住居が他の土地と変わらない間取りで建てられるのであれば、比較的土地価格が安いことが多い変形地は充分検討する価値がある土地です。
【まとめ】費用面を意識しているなら変形地は土地購入の候補に入れる価値あり!
では最後にこの記事で扱った項目をもう一度載せておきます。
変形地を購入して新築住宅を建てられたことに大変満足しています。
土地費用を抑えられたおかげで住宅購入の予算が自分達の希望通りになったことに満足しています。
変形地・建築条件付き土地と人気がない土地を購入した我が家ですが、購入する人の考えや条件に合ってさえいれば充分検討できますので候補に入れて欲しいです。
ただし、人気がないということは売却を考えた時は他に比べ
といったことも考えられますので注意が必要です。
そしてこの変形地の土地に住宅を建ててもらい、外構工事は134万円で駐車スペースのコンクリートや境界ブロックフェンス・木目調タイルデッキなどを設置できました。
結果、我が家の住宅購入にかかった費用は2400万円(土地・建物・諸費用・外構費用込み)となり、
そこから頭金をだすことで住宅ローンの支払いは月々48,000円台で過ごすことができています。
住宅購入の予算に関わる土地費用を”変形地”にしたことで年収300万円でも新築注文住宅を購入できました。
月々の住宅ローン返済額が4.8万円台になった住宅購入予算の考え方とは?
この記事を見て”変形地”も検討してみようと思っていただけると嬉しいです。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「住宅購入はいろんな視野と情報が大切」
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