我が家のローコスト注文住宅のお風呂は「LIXIL」さんのシステムバスルーム“アライズ”が標準仕様でした。
お風呂でもいろんなオプションがあり他に何か選べたのではないかという後悔をなくすために、しっかり「LIXIL」さんのショールームに行きました。
そこで印象に残っているのが
お客さん一人一人に説明してくれる担当者さんが付いていました。
もちろん僕達にも付いてくれていろいろ説明をしてくれたのですが、本当にその時間は有意義で楽しかったです。
いろんな浴槽や浴室の壁パネルのデザインを見れましたし、お湯が出る水栓にもいろいろ種類があってこだわりがあればずっとショールームにいて悩んでしまうのではないでしょうか(笑)
上記の画像は我が家の注文住宅で採用した壁パネルのイメージを「LIXIL」さんのショールームで見せてもらったものです。
浴室に採用した壁パネルは木目調デザインです。
その浴室に採用した木目調以外にも我が家では多くの木目調・木材のデザインのものを採用していて、メーカーや品名も記載しているので興味のある方はぜひこの記事もご覧ください。
こういう選んだり悩める時間が楽しいのも注文住宅の醍醐味の1つです。
ぜひショールームに行って選んでみてください。
今回の記事は「LIXIL」のシステムバスルーム”アライズ”の僕たち家族が選んだ「ミナモ浴槽」、「窓なし」の浴室について感じたメリット・デメリットを解説します!
アライズ(LIXIL)のミナモ浴槽を採用したメリット・デメリットは?
「LIXIL」さんのシステムバスルーム”アライズ”のミナモ浴槽を採用したメリット・デメリットは以下になります。
我が家の浴室は1坪サイズ(1616)になっていて、ミナモ浴槽は追加料金なしの標準仕様で選ぶことができました。
浴槽の人が入る部分が滑らかな曲線になっていて解放感がある浴槽になっています。
メリット① 浴槽が大きい
ミナモ浴槽は”アライズ”でも大きめの浴槽になっています。
もう一つの大きいものに「ミナモワイド浴槽」という浴槽もありますが、湯量のことも考えてミナモ浴槽にしました。
ミナモ浴槽のサイズ(寸法)
大きさ | |
縦幅の大きいところ | 約1.5m |
縦幅の小さいところ | 約1.1m |
横幅の大きいところ | 約80cm |
横幅の小さいところ | 約48cm |
長さを測ったところはミナモ浴槽の滑らかな曲線間で寸法を取るところによって微妙に大きさが変わるので”約”ということにしています。
家族で入っても狭くない
こどもが1歳半でまだ小さいので平日は奥さんか僕が一緒に入るのですが、
僕が足を広げて入っても余裕があるのでこどもは浴槽内を歩いて楽しそうにしています。
また、我が家では休日は家族で一緒に入った方が
というメリットがあるので家族3人でまとめて入ったりします。
浴槽でさすがに僕と奥さんが足を広げると窮屈ですが、三角座りをすれば余裕があり子供も入れてゆとりもまだあります。
ただ僕達夫婦は身長がかなり低いので余裕がある可能性もあります(T_T)
イメージと違わないようにちゃんとショールームで浴槽の大きさは確認してください!
スポンサーリンク
ミナモ浴槽の端のスペースを有効活用できる
ゆったりできる大きい浴槽なので、我が家では浴槽の端のスペースにiPadを置いて幼児さん向けの教育テレビを見たり、YouTubeの動物園の動画を見て家族でお風呂を楽しんでいます。
iPadでテレビを見ることができるのはコスパ最強レコーダーの「nasne」のおかげです。
プレステ4・5を持っていてwi-fiが繋がっていると見ることができますし、iPadをジップロックに入れておけば濡れる心配はありません。
我が家のコスパ最強家電の1つですので気になる方は下記に「nasne」や他のコスパの良い家電家具についてまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
メリット② 浴槽にもたれ掛かっても体が痛くならない
ミナモ浴槽は体が当たる部分に角がない滑らかな曲線なので浴槽に長く入っていても体が痛くなりません。
この滑らかな曲線の浴槽にいっぱいまでお湯を貯めてお風呂タイムを楽しむのはとても贅沢ですね。
浴槽でゆっくりするための重要な部分です。
体が当たる部分に角があると体を伸ばしてゆっくり浴槽に入っていることができませんよね。
そして、浴槽で体を伸ばしたりして先ほども言いましたがiPadで動画を楽しんでいます。
快適なお風呂タイムに「AbemaTV」
僕が1人でお風呂に入っている時は「AbemaTV」を見ながら浴槽にゆっくり入ってお風呂を楽しんでいます。
この「AbemaTV」はアニメやドラマ・バラエティー番組やその他ジャンルを楽しむことができる定額動画配信サービスです!
初めは「AbemaTV」のアプリを開いたタイミングでやっているコンテンツを番組表を見ながら探してみていたのですがアニメの番組だけでも6チャンネルもあり、気が付いたら月額960円のプレミアム会員になっていました。
プレミアム会員になると好きなジャンルの動画を番組表に関係なく好きなタイミングで見ることができます。
最新のアニメを見ることもできるので仕事が遅番の一人でお風呂に入る時はちょっとした至福の時間になります(笑)
最近では自分が子どもの時に見ていた「クレヨンしんちゃん」の映画を小さい息子と一緒にお風呂で見ています。
アニメが無料で見れたり、ドラマ・バラエティーも豊富なのでお風呂タイムを充実させたい方にはおすすめなコンテンツです!
デメリット① お湯を浴槽いっぱいにするには多めの湯量が必要
浴槽が大きいため浴槽をお湯でいっぱいにするには多めの湯量が必要です。
我が家では浴槽のお湯はり量を「140L」に設定しています。
画像を撮影したのは1月初めです。
お湯を貯めた量 | 140L |
浴槽のお湯高さ | 約24cm |
ミナモ浴槽に140Lのお湯を入れた状態ですが浴槽の半分くらいの位置になり高さは約24cmです。
ここに子どもと一緒に入るとお湯の高さが5cmくらい上がり、こどもが座った状態の肩くらいまでのお湯位置になります。
親の僕達は体を伸ばすとお湯が肩位置くらいですね。
ミナモ浴槽のメリットである人がもたれ掛かる部分の滑らかな曲線の形状がここでも活きています。
こどもがお風呂から上がるとさし湯などをして湯量を上げています。
ちなみにですが我が家は毎日浴槽にお湯を貯めていて、その他炊事・洗濯をして毎月の水道代は下水道料金込みで約4000~4500円の間です。
お湯はり量を160Lと180Lにした場合
いつもは140Lでお湯はり設定をしていますが、
疲れた時やお湯にゆっくりつかりたい時はお湯の量を増やします。
その時のミナモ浴槽の様子を紹介します。
お湯はり設定160Lの場合
お湯を貯めた量 | 160L |
浴槽のお湯高さ | 約28cm |
お湯はり設定180Lの場合
お湯を貯めた量 | 180L |
浴槽のお湯高さ | 約31.5cm |
180Lもお湯をはると充分にゆったりできると思います。
180Lのお湯はり量だと一人で入ると浴槽いっぱいまで水面は上がりませんが、もう少しお湯を足せばミナモ浴槽いっぱいの高さの水面になりそうです。
180Lでも充実してゆったりできる空間に出来そうです。
デメリット② 浴槽とエプロンの間に発生する赤カビ
こちらはミナモ浴槽に関わらず、アライズの浴槽はエプロンの取り外しが出来ます。
このエプロンを取り外した時の上部分に赤カビが発生します。
画像は一か月掃除しなかった時に発生した赤カビです。
このエプロンの取り付け・取り外しが慣れるまでめんどくさいんですよね。
そのめんどくさいエプロンの上部分に赤カビが発生するので掃除もめんどくさいんです。
そもそも赤カビとは
という特徴があり、エプロンに出来やすいのが分かります。
この赤カビの発生を防ぐために浴槽とエプロンの間に100均で売っている抗菌マスキングテープを貼っておくと予防できます。
このマスキングテープを貼る貼らないで赤カビの出やすさにかなり差が出るのでおススメです。
まだ入居前なら、ぜひやっておいて欲しいですし、入居していてマスキングテープを貼っていない方は掃除がラクになるのでぜひやってみてください。
我が家も入居前に新築住宅をキレイに保つために100均のグッズを使って準備しましたが、入居して使用したエプロンに抗菌マスキングテープを貼ったので少し後悔です。
アライズ(LIXIL)の窓なし浴室を採用したメリット・デメリットは?
「LIXIL」さんのシステムバスルーム”アライズ”の窓なし浴室を採用したメリット・デメリットは以下になります。
賃貸アパートに住んでいた時に浴室の窓を開けるのはお風呂に入った後の換気をする時だけだったから
換気で浴室の水分を無くすことができれば窓は必要ないと考えて打ち合わせの時に無くしてもらいました。
窓なし浴室にしたことの記憶に残っているのが
このお家の浴室は窓無くて良いんですよね?珍しいですね。
と大工の棟梁さんに初めて会った後の挨拶をさせてもらった時にすぐ言われた言葉です。
SNSやYouTubeでは「浴室に窓は要らない」といったことを言われていますが、ひょっとしたら実際に窓なし浴室にしている人は少ないかもしれません。
メリット① 浴室がそこまで寒くならない
賃貸のアパートの浴室では窓付近がひんやりして寒かったですが、注文住宅で窓を無くしてしまったのでそのようなことはありません。
我が家の例になりますが、浴室の温度を測ってみました。
換気中の浴室室温 | 12℃ |
この日は1月初めで外気温が4℃でした。
そして我が家は浴室に窓がないため浴室暖房機の24時間換気を使用して浴室を換気しています。
お湯の設定温度は41℃でお湯を浴槽にはる時はいつも24時間換気を切っています。
お湯はり後の浴室室温 | 17℃ |
我が家では浴槽にお湯をはり終わったらすぐ入るようにしているので、浴室を温めるということで浴槽のフタをせずにお湯をはっています。
お湯はり前の室温と比べて5℃も上がっていますね。
浴室に窓があるとどうなるかは確かめたことがないのですが、冬でここまで浴室の温度があると体感的にそこまで寒くはないです。
わが家の冬の各部屋の室温変化をまとめた中に窓なし浴室の一日の温度変化についてまとめた項目もありますので参考にどうぞ。
▼暖房している部屋・窓がある部屋・窓がない部屋などわが家の各部屋・冬の室温変化をまとめた記事はこちら。
メリット② 窓の費用分をコストカットできる
窓をなくすためその分の費用をコストカットできます。
家の断熱性能においては窓は外の外気温を室内に伝えやすい箇所の1つでもあり、性能が良い窓は価格が高いです。
その窓をなくしたり、少なくすることで家の断熱性能を上げたり費用面のコストダウンができるといった一石二鳥の効果があります。
わが家の約100万円分のコストダウンにつながった内容をまとめた記事の中に
を紹介している記事がありますので、注文住宅で予算を下げたい方はぜひ窓の必要性を考える機会にどうぞ。
・窓の量・窓の大きさや建具、バルコニー・ベランダなどをなくしたコストダウンを解説している記事はこちら>>>
スポンサーリンク
デメリット① 窓がないため自然の光が入らない
外からの自然の光が入らないため浴室の照明のみになります。
ただ、夜勤がある仕事をしている方は朝にお風呂に入る機会は多いと思いますが大体の方は夜にお風呂に入ることが多いのではないでしょうか。
我が家でも今のところ夜の暗い時間帯にお風呂に入る時が多いので特に影響ありませんが、
明るい時間帯に入るお風呂も特別感があっていいですよね。
僕自身は実家に住んでいる時は夜じゃなくて、明るい時間に入るお風呂もいつもと違う感覚で好きだったのでたまに朝に入っていました。
しかし、この陽が当たる特別感のあるお風呂は旅行でも楽しむことが出来るので日々の仕事を頑張って旅行に行けるような活力になればと思います。
デメリット② 機械による換気のため電気代がかかる
我が家では浴室暖房機の24時間換気運転を使用して浴室の換気をして水分や湿気を除去しています。
正確に測ったことはないですが、5時間くらいしたら水分はなくなっています。
窓を開けておけば自然に乾燥できてしまえることに電気代がかかるのはデメリットでもあります。
しかし、これら換気機能がある機器はメーカーによって違いはありますが電気代にそれほど差はありません。
換気機能は暖房・涼風・乾燥機能に比べ電気代が安くなっており
とそこまで高くない電気代になっています。
自然換気よりもカビが生えにくく、臭いを抑えることもできるというメリットもあるため電気代以上のメリットがあるかもしれません。
デメリット③ 取り外せるカウンターの中に水がたまる!?
アライズのカウンターは取り外しができて壁や床の掃除がしやすいです。
この”まる洗いカウンター”は取り外しができて、カビができやすいカウンターの裏側や壁などをカンタンに洗うことができる利用者想いのカウンターです。
そのカウンターの中に水がたまりました。
入居して1年後くらいにお風呂を掃除していてカウンターを外して傾けると中から「ポシャン」と水が流れるような音がしました。
中で水がたまっているみたいです。
この水がたまっている状態は衛生的にも良くないので水を抜きましょう。
カウンターの裏側にあるネジを外して下にするとカウンターの中にある水を抜くことができます。
このまる洗いカウンターは以前、カウンター内に水がたまるということで改良されたそうで我が家に設置されているのは改良版です。
それでも水がたまったので気になり確認したところ、新しいカウンターに交換してもらえました。
カウンター内に水がたまるという事例はあまりないことかもしれませんが我が家で起きたデメリットのひとつです。
【まとめ】ショールームでライフスタイルに合った浴槽・浴室を選びましょう!
「LIXIL」さんのシステムバスルーム”アライズ”の「ミナモ浴槽」「窓なし浴室」のメリット・デメリットについて解説しました。
デメリットもありますが、今のところ不便に感じることはなく広々とした「ミナモ浴槽」でリラックスして一日の疲れを癒しています。
“アライズ”にはグレードのタイプがあるので住宅商品によってすでに付いているオプションと付いていないオプションがあるので把握しておく方が良いです。
ショールームに行く前に自分たちが購入した住宅商品の”標準仕様”を確認しておきましょう。
将来の生活を考えて追加費用を払って快適性や自由な時間が確保できるのであればコスパが良いので我慢せずにオプション追加したり、グレードアップした方が後悔はしないと思います。
我が家でも浴槽の保温効果を高める「サーモバスS」という仕様が標準では無かったためオプションを追加したり、その他にもローコスト住宅での住宅設備をグレードアップしたりで追加費用が発生しました。
ローコスト住宅のオプション追加費用は高いということを聞いたことがありますが、そんなに費用は高くなかったです。
また、お風呂のお湯を供給するオール電化住宅に欠かせないエコキュートを簡単にセルフメンテナンスできた内容をまとめた記事もあるので参考にどうぞ。
▼定期的にメンテナンスしないとお湯が汚い⁉簡単にできるエコキュートのセルフメンテナンスとは?
夢のマイホームでの快適なお風呂タイムのために後悔のないように情報や知識を集めましょう。
その情報源に少しでも「和太の暮らし通信簿」がお役に立てれば幸いです。
「情報や知識があれば快適性が上がる!」
コメント