新築住宅に入居して満足している点も多い中、少しずつではありますが「もう少し考えれば良かった。」という後悔ポイントも出てきました。
住宅会社さんとの打ち合わせでは、間取りや機器設備の知識や情報を取り入れ、後悔の無いように話を進めていました。
新築住宅に住みだしてから後悔ポイントが見えてきたね。
住みだしてからじゃないと気付かなかったね。
やはり、注文住宅は各家庭の希望が詰まったものになっていますので後悔ポイントもそれぞれです。
今回は我が家の後悔ポイントを紹介します。
和太家の注文住宅の後悔ポイントとは?
いろいろ注文住宅に関しての後悔ポイントの情報を集めて後悔が無いように打ち合わせを進めてきましたが、やはり我が家でも後悔ポイントは出てしまいました。
しかし、それ以上に良かったポイントが多いのも事実です。
後悔することが多いコンセント問題は今のところ我が家ではありませんのでコンセントは多めに取り付けてもらって良かったです。
誰でも出来る! 注文住宅のコンセント位置を配置するインテリア・家電と間取り図から決める方法とは?
その代わり別のところに後悔ポイントが出ています。
住宅購入は一生に一度の買い物と言われるくらい重要な決断なため、悩むことが多いのは当たり前です。
そのため、第三者のプロから意見をもらいたいという方が多くいますが、
専門的な知識が必要であることに加えて身近に相談できる人がいないことも多いです。
そんな方へ“ココナラ”の「間取りのセカンドオピニオン」がおすすめです。
一級建築士の出品者が多数いて安心して相談することができ、的確なアドバイスがもらえます。
後悔ポイント① 洗面所と脱衣所を分けたことによる洗面台周り
我が家の間取りは洗面所と脱衣所が別れています。
玄関ホールから洗面所に入って来ることができる間取りにしました。
玄関ホール→洗面所→脱衣所という動線を取れる間取りにしたため、洗面所の両サイドの壁には引き戸のドアが配置されています。
動線を意識した間取りにしたため、引き戸と洗面台の相性を理解していませんでした。
洗面所の両側が引き戸のため、壁にタオルをかけられない
この両サイドの壁は引き戸のドアが動くため、壁に固定してタオルハンガーを設置できません。
なので、今はタオルの位置は洗面台の下の収納扉の取っ手にタオルをかけるということになってしまいました。
かがんで手を拭かないといけないので、腰に影響があり老後は少し大変かもしれません。
上記の案を考えましたが、
床に水が落ちて床を拭く手間が増えるということになり辞めました(泣)
動線を活かしたことと部屋を分けたメリットのおかげでこんなことになるとは
玄関ホールからのドアが引き戸じゃなくて開き戸なら完全な壁にできたのにね。
玄関ホールからの動線の良さと、洗面所と脱衣所を分けた間取りにしたいと考えて、実際に住んでみると良かったと実感しましたがこの洗面所のタオルハンガーの位置は全く考えていませんでした。
洗面所・脱衣所を分けた間取りを採用しながらタオルを壁にかけることができるように住宅会社の担当さんと打ち合わせします。
扉の可動するスペースがある分、掃除がしにくい隙間がある
壁が引き戸のため、扉が開いた時のスペース分が必要なので余計な隙間があります。
この隙間は9cmくらいの広さです。
引き戸のスペースと洗面台の隙間が掃除しにくいうえにホコリがたまりやすい
隙間なので通気性も悪く、洗面台からの跳ねた水を拭き取ることなくそのままにしておくとカビの原因になる可能性もあります。
洗面所と脱衣所を分けた分、それぞれの部屋の大きさが狭くなり窓の配置から洗面台の置く位置も限られていました。
洗面所と脱衣所を分ける時は、洗面台の場所にも注意が必要です。
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後悔ポイント② 洗濯パン(防水パン)の掃除ができない
この後悔も洗面所と脱衣所を分けたことによって部屋の大きさが小さくなったことが関わっています。
洗濯機の下に置かれている物で、洗濯機の故障や洗濯機の排水ホースの亀裂などで漏水した時に水を受けて床を漏水から守ってくれるもの
我が家の洗濯機が置いてある左側には引き戸、右側にはタオルが収納できたりする可動式の棚が設置されていて、洗濯機は窮屈そうに置かれています。
可動式棚はお願いをして設置してもらいましたが、とても便利で重宝しています!
しかし、その可動式棚を設置したことによって、洗濯機の両側に手を入れられるような隙間が無くなってしまいました。
それにより洗濯パンの掃除が出来なくなりました。
排水溝にゴミが溜まっているのか見ることもできないので困ります。
ゴミが溜まっていれば掃除すればいいのですが、それができないということはゴミが溜まっていると気付いた時は水漏れしている時です(泣)
自分達でどうすることもできない歯痒さがあり、何かあった時は業者さんに任せることしかできません。
我が家の様な洗濯機の置き位置が狭い場合は、洗濯パンではなく移動ができて掃除もできる「洗濯機置き台」が向いていることを入居してから気付きました。
洗濯機を置いてある部屋が大きければこの様なことも起きなかったのかもしれませんが、我が家は延床面積29坪と小さい家なので、各スペースを有効活用しなければいけない間取りでおきた後悔でした。
そして、この洗濯機の置くスペースを窮屈にしたことによってできた汚れについて新築から2年後のわが家の目立ってきた傷・汚れを紹介した記事で内容を紹介していますので参考にどうぞ。
▼新築から2年後のわが家の目立ってきた傷や普段掃除しない箇所の汚れをまとめた記事はこちら。
後悔ポイント③ 洗濯物乾燥のための浴室乾燥機
我が家の新築住宅の間取りにはバルコニーがありません。
打ち合わせの段階からバルコニーの必要性を感じていなかったので間取りから省きました。
そのため、洗濯物を乾かすためのことを考えて浴室乾燥機を追加オプションで設置してもらいましたが、入居してきてほぼ使用していません。
乾燥時間 | 電気代 | |
ドラム式洗濯機 (ヒートポンプタイプ) | 2時間 | 約23円 |
浴室乾燥機 | 3時間 | 約100円 |
ドラム式洗濯機の乾燥機能がとても有能で、昼間ではなく夜中に洗濯・乾燥を予約しておくと朝までに終わっています。
また、ドラム式洗濯機のメリットは他にもあり、
洗濯物もシワになりにくく、伸び縮みも我が家の着ている服にはありません。
夜中に洗濯・乾燥をすることで電気代の節約にもなるので、浴室乾燥機よりもお得です。
我が家ではこの項目でも紹介した「ドラム式洗濯機」の他に「食器洗い乾燥機」といった“時短家電”を使用することにより家事を減らし、自由時間を増やすコスパの良い生活を送っています。
そのような生活を送る中で気になるのが電気代ですが賃貸に住んでいた時よりも電気代を抑えることに成功しています。
これら以外にも3万円くらいでお風呂でテレビが見れるなど、我が家が購入した新居で役立つコスパの良い家電をまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
そして、我が家ではグレードアップしてまで追加した住宅設備になりますのでもったいないです(泣)
でも、24時間換気の機能は使用しています。
浴室乾燥機としては使用していませんが、換気機能は使用しています。
浴室に窓を設置していないので換気としては重宝しています。
まだ冬を新築で迎えていませんが、冬場は暖房機能も使うかと思いますので、必要なかったというのはまだ判断が早く冬に分かります(笑)。
後悔ポイント④ トイレからトイレットペーパーの音が聞こえる
我が家では、リビングにいる時にトイレのトイレットペーパーを勢い良く回すと「カラン、カラン」と振動しているような音が聞こえることがあります。
トイレは廊下のある位置に設置したのですが、、、
トイレと畳コーナーの距離が近い
畳コーナーとトイレが壁で隣接していて、畳コーナー側の壁にトイレットペーパーホルダーがあります。
このトイレットペーパーホルダーが逆の壁にあれば音もしなかったのかもしれません。
また、トイレの位置がリビングや畳コーナーから離れていれば良かったのかもしれませんが、
玄関側には
これらの間取りを採用したため、トイレがリビングから近い位置になっています。
しかし、我が家では玄関に採用したこれらの間取りは重宝しているため、採用して良かったです
購入した住宅商品の”自由設計”は延床面積29坪という制限がある中、充分な実用性のある間取りを設計して頂きました。
我が家のパターンでは、リビングとトイレを廊下で挟んでいても畳コーナーがリビングと近いためトイレットペーパーの音が聞こえてしまいます。
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後悔ポイント⑤ LDK照明の明るさ調整機能
照明の打ち合わせをする機会もありましたが、明るさ調整機能は考えていませんでした。
LDKは照明がダウンライトで、
3つのスイッチに分かれています。
スイッチの位置も玄関から入ってすぐの扉側とリビングの掃き出し窓側の2箇所にあり、動線が考えられた位置になっていて不満は無いです。
照明やスイッチ位置の打ち合わせをする機会があったのに、打ち合わせ当時に明るさ調整に気付いて追加費用の確認をすれば良かった
キッチンは勝手口が無く、少し日当たりが悪いのでライトを点けても良いのですが昼間にライトを点けると明る過ぎるので、ここに明るさの調整機能があったら便利かと少し後悔しています。
先のことを考えて「もし、何かあれば」ということを考えていれば気付けたかもしれません。
住宅会社さんと打ち合わせをしたにもかかわらず、住みだしてから不便さに気付きました。自分の情報収集不足がこの結果を生みました。
後悔ポイント⑥ 光回線モデムとWi-Fiルーターの設置箇所
この項目は家でのネット環境にこだわる方は後悔の無いようによく検討下さい!
Wi-Fiを良く使うリビングでの電波が少し悪い
我が家では光回線のモデムとWi-Fiのルーターは2階寝室のウォークインクローゼットの中に収納できるように配線系統をお願いし、更に宅内LAN配線を2箇所無料で追加してもらいました。
このおかげでモデムとルーターのコードは部屋から見えることなくスッキリしました。しかし、この宅内LAN配線があることによって1つ気になることが住み出して分かりました。
あれ?なんでスマホのWi-Fiの電波2本なんやろ?
スマホでWi-Fiの電波を見てみるとたまに3本から2本になったりして、動きが遅くなる時があります。
試しに宅内LAN配線の接続端子がある1階のリビングでWi-Fiのルーターを接続してみると電波の状況が良かったです。
やはり2階のウォークインクローゼットから1階リビングの距離だと思いました。
1階にリビングのWi-Fiルーターを置いた場合は2階の寝室での電波の状態は悪い
我が家の住宅は延床面積が29坪と小さいですが、住宅の建物が大きくなるにつれWi-Fiルーターとの距離が離れた部屋が多くなるのではないのでしょうか。
賃貸ではWi-Fiルーターを置いているのは同じフロアで距離が近かったので分かりませんでしたが、一戸建ての2階と1階で電波状況が変わるのは想定していませんでした。
なぜ、この2階ウォークインクローゼットの中に光回線モデムとWi-Fiルーターを収納したかというと、
外からの電気配線の引き込み位置が、我が家の土地と電柱の位置との関係上この2階の寝室ウォークインクローゼットあたりの位置が適切でした。
そしてそのまま光回線も引き込みモデム位置もここにして配線類が収納出来て便利だと思っていましたが、デメリットもあることが分かりました。
宅内LAN配線を追加していなければこのことに気付くことは無かったですが、少し遅くなる程度なので当初の位置のウォークインクローゼットの中に収納しています。
周波数の2.4GHzと5.0GHzを使い分け、壁などの障害物に強い2.4GHzをメインに使っています。
【まとめ】後悔ポイントは必ず出てくるものなのでSNSや注文住宅サイトで情報収集をしよう!
では、最後にこの記事で紹介した後悔ポイントの項目をもう一度載せておきます。
いろいろネットの情報やYouTubeなどで情報収集をして打ち合わせをしましたが、やはり住みだしてから後悔ポイントが少し出ました。
もう少し間取りの施工例などを見て自分達のマイホームに活かせば違ったかもしれません。
注文住宅は間取り・方角・欲しい住宅設備などそれぞれです。その分、その注文住宅なりの後悔ポイントが出てくるみたいです。
情報収集と間取りの例などを良く調べて自分達の家に活かす
いろいろなことを打ち合わせで決めるため、考えている余裕が無いかもしれませんが、良い家づくりのために落ち着いて取り組みましょう。
そして、後悔は必ず出てくるものとして、どうやって後悔ポイントを減らしておくかを考えてマイホームづくりを楽しんでください。
【良い家づくりのために】各住宅会社の施工例を自分達のマイホームに活かせるカタログをもらう方法とは?
また、我が家の建物内の後悔ポイントに続き、土地・外構の後悔ポイントをまとめた後悔ポイント第二弾記事もありますので興味のある方はご覧ください!↓
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「Wi-Fiは技術の進歩でどうにかならんかな(笑)」
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