我が家は和歌山で有名な「こうふくホーム」さんで契約しました。
そして選んだ住宅商品は「レーゲンボーゲン」というものです。
土地と建物のコスパで選んだ住宅会社でしたが、打ち合わせをしていくにつれ、標準仕様で選べる内容の中から「ここはこうしたい!」といったこだわりが出てきました。
ネット等で見ていると“ローコスト住宅でオプションを付けてグレードアップするとローコストでは無くなる”という情報もあったので少し不安でした。

新築住宅で生活を快適に送るためには少しくらいなら住宅設備のグレードアップは仕方ないか。

また働きだす予定やから少しでも家事楽になるようにしたい。
家事を楽にする住宅設備や、窓の性能を上げて少し冷暖房の効率を上げ光熱費を安くするといった生活を快適に送るために必要なものではあります。
結果としましては、我が家の新築住宅ではオプションとして5点追加して、28.5万円でした。
その各内容と費用を紹介します。
我が家の新築住宅でオプションとしてグレードアップした追加5点とは?
上記の内容になります。我が家では今後の生活環境や住むにあたっての快適さを意識してこれらをグレードアップしました。
グレードアップ①食器洗い乾燥機の浅型を深型へ

キッチンに付帯されている食器洗い乾燥機(ビルトイン食洗機)の浅型を深型へ変更しました。
追加費用は、税込約75,000円になります。
メーカー 型番 | 食器点数 | 内部深さ | |
グレードアップ後 | Panasonic製 NP-45RD7 | 44点・6人分 食器のみの場合 | 34センチ (和太調べ) |
元々は「LIXIL」製の“AS”が新築住宅の標準仕様のシステムキッチンで、浅型の食器洗い乾燥機もセットで設置されていました。
そして、グレードアップ後は「Panasonic」製の深型食器洗い乾燥機の“NP-45RD7”シリーズが設置されました。
これらのことからグレードアップをしました。
入居してから使ってみると、予約機能があって洗剤を入れて設定をしておくだけで後は自動で食器やフライパンを洗ってくれます。

手洗いよりも食器洗い乾燥機の方が水の使用量は少ないです。

家事の負担が減って、自由な時間が増えるビルトイン食洗機は「家事楽家電」の代表です!
また、洗い残しも無く朝起きて片付けるだけで良いので家事の負担が減ったことを実感出来ています。
そして、この家事がラクになる食器洗い乾燥機にも家事がラクになるからこそ気になるお手入れ・音の問題・その他のデメリットがあります。
このデメリットを考慮しても食器洗い乾燥機は共働き子育て世帯には、ぜひ設置してもらいたい住宅設備です。
我が家では毎日食器洗い乾燥機を使用していますが、水道代は賃貸時代よりも新築一戸建て住宅の方が安いです。
これらについてまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
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グレードアップ②バスルームに浴室乾燥機を追加

バスルームに浴室乾燥機を追加しました。
追加費用は、税込約90,000円です。
メーカー 品番 | 使える機能 | |
グレードアップ後 | MAX UFD-111A | 24時間換気 暖房 涼風 乾燥 |
バスルームは「LIXIL」製の”アライズ“が新築住宅の標準仕様で、浴室乾燥機機能は付いていませんでした。
そして、追加後は「MAX」製の電気式換気乾燥暖房機(常時換気機能付)の品番“UFD-111A”が設置されました。
洗濯物を干す時はドラム式の洗濯機で乾燥させるか浴室乾燥機での乾燥を考えていたので、浴室乾燥機は必要なアイテムでした。
しかし、この浴室乾燥機は新築住宅に住みだしてからあまり使用することがありません。ちょっとした誤算がありました。
我が家では追加してでも必要だったのか正直なところ疑問です(笑)
グレードアップ③バスルームの浴槽の保温性能をアップ

バスルームの浴槽に保温性能を追加しました。画像に見える浴槽を覆っている発泡スチロールが保温剤でしょうか。
追加費用は、税込約20,000円です。
オプション名 | 従来浴槽との温度変化 | 省エネ性能 | |
グレードアップ後 | サーモバスS | お湯温度が42℃の場合、4時間後は約2.5℃下がる。 同じ条件だと従来浴槽の場合は約7℃下がる。 | 都市ガス 年間3500円お得 プロパンガス 年間6600円お得 |
バスルームは「LIXIL」製の”アライズ“が新築住宅の標準仕様で、浴槽は自由に選択できたので”ミナモ浴槽“を選んで”サーモバスS”という保温機能を追加しました。
ミナモ浴槽のメリット・デメリットのについての記事もあるので良ければご覧ください。
追加理由は和太の勤務形態が交代勤務なので、家族とお風呂に入るタイミングが違います。
そのため、浴槽のお湯の温度低下を抑えるために浴槽の保温性能を上げるオプションを追加しグレードアップしました。
浴槽にお湯を貯めたまま朝にお風呂に入ったりしてしまう時がありますが、夏の場合で夜8時くらいに貯めたお湯(40℃)が次の日の朝7時くらいだと冷たい寄りのぬるいくらいです。
でも、お湯を貯めてから4時間後くらいなら温度はまだ温かく感じますので、メーカーのカタログに近い温度の下り幅と言えます。
仕事から帰ってきても暖かいお風呂に入れるため生活の快適性向上のために追加でグレードアップして良かったオプションです。
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グレードアップ④窓のガラス・サッシのグレードアップ

窓のガラス・サッシをグレードアップしました。追加費用は、税込約100,000円です。
正直、追加費用が安いという感想です。

担当の営業さんが頑張ってくれたのと、おそらく窓を小さく・数を減らしたのが原因かと思います。
メーカー 商品名 | ガラス | サッシ | |
標準装備 | YKKap フレミングJ | ペアガラス | アルミサッシ |
グレードアップ後 | YKKap エピソードⅡNEO | Low-Eペアガラス アルゴンガス入り | アルミ樹脂複合サッシ |
窓は標準装備が「YKKap」製の“フレミングJ”でしたが、グレードアップ後の窓は「YKKap」製の”エピソードⅡNEO”になりました。
このグレードアップは和太が一番こだわった箇所です。
最近の住宅では樹脂サッシが増えてきているという点からグレードアップをお願いしました。
また、このLow-Eガラスはガラスに金属膜がコーティングされていて、その膜が部屋の熱や太陽の熱を吸収・反射するのですが、この金属膜のおかげか日中は外から少し家の中が見にくくなってます。
結果としましては、我が家の電気代も賃貸時代に比べて安くなり、エアコンの効きも良いのでグレードアップして良かったです。

今回の記事では「エピソードⅡ NEO」の断熱性能についてのことを記載していますが、窓サッシは操作性や使い勝手も重要です。
別の記事に「エピソードⅡ NEO」の使い勝手・操作性などを我が家の写真付きでまとめた記事がありますので参考にしてみてください。
▼「エピソードⅡ NEO」の形状・操作性・機能性についてまとめた記事はこちら。

和太家ではこのグレードアップした窓にハニカムスクリーンを設置して更に断熱性を上げて日々の生活を快適にしています。
このハニカムスクリーンは施主支給品として購入し、サイズもオーダーできて価格も安かったです。
そのハニカムスクリーンと窓から外気温と室温でどれだけの温度差があるかを調べる実験的なものをした記事もありますので良ければご覧ください。
グレードアップ⑤コンセント・人感センサーライト・宅内LAN配線 追加

この3点のオプション追加は無料でやってもらえました。かなりお得な追加オプションだったと思います。
コンセント | 人感センサーライト | 宅内LAN配線 | |
追加したオプション | 家の中 4箇所 駐車スペース 1箇所 | 玄関ポーチ 1箇所 玄関の中の入り口 1箇所 | 2階寝室クローゼットにモデム・ルーター設置 有線LANを宅内配線で1階に2箇所追加。 「ひらいてネット」という商品。 |
入居してこれらのおかげで生活を快適に送れているため大満足です。
コンセントは上記の理由から生活環境を想定して少し多めに追加しましたが、実際に住みだしてコードレス掃除機の充電などで役立っています。
コンセント位置や数に関しても、一般的な必要数や位置は気にせず家庭によって生活スタイルも使用家電も違うのだから、コンセント位置や数は各家庭で違って当たり前という考えで打ち合わせをして情報を集めました。
そのおかげで我が家ではコンセント位置や数での後悔はありません。
人感センサーライトは本当に便利ですね。

夜遅く帰ってくる仕事をしているので実感しますが、玄関ポーチにつけていると車を駐車している段階で感知して光るので駐車中は後ろが見やすいです。
ただし、本当にわずかですが待機電力で電気代が発生していることは理解しておいた方が良いです。
また、光回線モデムやWi-Fiルーターをクローゼットに収納して配線を隠せたことには満足していますが、一戸建て住宅ならではの後悔ポイントも出てきました。

賃貸アパートと違って、戸建ては1・2階があるから気付きませんでした(泣)
Wi-Fi特有の弱点が発覚しました。
無料で追加してもらったオプションなので良かったですが、もし、もう一度家を建てるならしっかり考えるポイントです。
【まとめ】予算に余裕があり、生活の快適さを意識するのなら少しくらいローコスト住宅でもグレードアップはするべきです!
我が家の新築住宅の追加費用を一覧にしました。
食器洗い乾燥機 (浅型→深型) | 約75000円 |
バスルーム (浴室乾燥機を追加) | 約90000円 |
バスルーム (浴槽の保温性能アップ) | 約20000円 |
窓のガラス・サッシ グレードアップ | 約100000円 |
コンセント・人感センサーライト 宅内LAN配線 | 無料 (サービス) |
合計 | 約285000円 |

コンセント・人感センサーライト・宅内LAN配線が無料なのが効果的でした。
グレードアップや追加の費用がこのくらいの値段で追加できて満足していますし、新築住宅に入居してから感じた良かったポイントでもあります。
ローコスト住宅で追加オプションでグレードアップをするのなら、コスト面の安さがローコスト住宅のメリットなので、そのメリットを活かすために追加オプションは慎重に選ぶのがおススメです。
どこまで追加費用を払えるか、現在・将来でどのような生活を送るためのグレードアップが必要かを考えて、担当の営業さんにそのオプションの利便性を確認して打ち合わせをしましょう。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするためのテクニックについてまとめた記事が多数ありますので良ければご覧ください。
「住みだしてから後悔の無いような選択を」
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