住宅を購入する時に気にしていたものは月々の住宅ローン返済額・生活をしていく上で必要な電気代・水道代といった固定費です。
我が家は僕のお給料が少ない分これらの費用をできるだけ抑えた生活を送れれば、
といった我が家の例にはなりますが、将来のことに使えるお金が増えていきます。
しかし、住んでみてからじゃないと電気代や水道代の予想はしにくいです。
そこで新居に住む時に洗濯機などは電気代・水道代を抑えれるもの、いわゆる省エネを基準に選びました。
電気代については以前に記事を投稿しましたので、
水道代についてまとめた和太家の「水道光熱費」記事の第2弾になります。
ちなみにですが電気代・水道代の節約は我慢することが多く、気持ち面でも長続きしない上にそこまで金額を抑えられないためコスパが悪いのでおすすめしません。
ただ、我慢しない程度かつ生活に不満が出ないようなことで費用を抑えられるのであれば時間と共に慣れてくるので問題ありません。
それでは我が家のローコスト住宅で標準仕様の住宅設備・購入した家電と使用頻度から解説しますので良ければ参考にしてください。
和太家の月々の水道代は?
まずはこの記事のメインである水道代について解説します!
水道代は2か月に1回のペースで料金が分かるようになっているのでそのまま記載します。
請求金額(税込) | 使用水量 | |
8-9月分 | 9,279円 | 34m3 |
10-11月分 | 8,250円 | 31m3 |
12-1月分 | 7,906円 | 30m3 |
2-3月分 | 7,906円 | 30m3 |
4-5月分 | 8,936円 | 33m3 |
6-7月分 | 7,563円 | 29m3 |
請求金額(税込) | 使用水量 | |
8-9月分 | 8,250円 | 31m3 |
10-11月分 | 8,250円 | 31m3 |
12-1月分 | 8,593円 | 32m3 |
我が家の排水は浄化槽ではなく、公共下水になるので下水道料金も同時に徴収されてその分も足した料金が請求されます。
入居1年目の8-9月分の水道代が他の月に比べ高いのは、この期間に庭のタイルデッキを施工して頂いた業者さんに、外の立水栓を使用して作業をしてもらっていたので水量が多くなっています。
そこから1ヵ月の平均を計算すると
水道代料金 | 使用水量 | |
1ヵ月の平均 | 4,153円 | 15.6m3 |
水道代料金 | 使用水量 | |
1ヵ月の平均 | 4,182円 | 15.7m3 |
水道代料金が4,153円、使用水量が15.6m3
そして、入居2年目はまだ途中ですが平均は水道代料金が4,182円、使用水量が15.7m3になっています。
では、次の項目で水を使用するローコスト住宅の我が家の住宅設備と家電を解説します。
和太家のローコスト住宅設備と家電の性能・使用頻度は?
和太家に設置されている住宅設備と購入した家電で水を使用するものについての項目は以下になります。
そして各項目で使用頻度についても紹介していこうかと思います。
我が家では「オール電化」を採用していて、先にエコキュートのお湯の使用量を紹介しておきます。
和太家では「CORONA」さんのエコキュート(タンク容量370L)を使用していて、パネルに2か月分の1日平均使用湯量が出るようになっています。
1日平均使用湯量 | |
今月ここまで (2022年2月8日まで) | 360L |
先月 (2022年1月) | 320L |
先々月 (2021年12月) | 270L |
徐々に使っている湯量が増えていっています。
ちなみにですが3人家族の一般的なお湯の使用量は515Lです。
気温と共に水温が低くなっているので、洗面台での手洗いやちょっとしたお皿を洗う時に使うお湯の量が増えたり浴槽に貯めるお湯の温度の設定が上がると使用量が増えるのでしょう。
これにプラスしてトイレの水・料理する時の水などを足した量が1ヵ月の水道代になります。
また、和太家の水回り設備の状態は
ローコスト住宅の標準仕様の水回り設備に節水効果があるのはお得ですよね。
また、新築住宅に入居した時にキッチンや洗面台の水の勢いを見て水栓の下にあるバルブを少し閉めて水の勢いを調整しています。
水栓の下のバルブも閉めすぎると水の勢いが弱くなり、ストレスになるので適度に調整した方が良いです。
ストレスがない程度に水の量を調整すれば自然に節水が出来ます。
システムキッチン”LIXIL”「AS」
我が家に設置されているシステムキッチンは“LIXIL”さんの「AS」になります。
そのシステムキッチンでも水を使用する「水栓」とキッチンに設置されている「食器洗い乾燥機」について解説します。
シングルレバー水栓
システムキッチンに設置されている水栓はシングルレバー水栓の「クロマーレS・エコハンドル」です。
品名 | 型番 |
クロマーレS・エコハンドル | SF-WM420SYXJGM (一般地用) |
この水栓は流れてくる水の中に泡を含ませた肌触りが優しいシャワーになっています。
上の画像は”LIXIL”製の水栓の特徴になっていて、
という効果があるそうですがカタログに載っている例が「都市ガス」であるため、我が家の「オール電化」と比べるのは難しいです。
しかし、お湯の出る位置と水の出る位置を分かりやすくしたため無意識にお湯を使用する機会が減るということは「エコキュート」で貯める水の量も減るので少しは節水に役立っているのかもしれません。
システムキッチンの水栓下の引き出しを開けると奥の方に赤の配管と青の配管があり、赤がお湯・青が水が出るラインになっています。
我が家ではそれぞれのラインのバルブの開度を「弱くないストレスのない程度の水量」にして使用しています。
炊飯窯は食器洗い乾燥機に入れることはできないので手洗いになりますが、それ以外は「食器洗い乾燥機」で洗えるため手洗いはほぼありません。
後は料理に使用する水・パックのお茶葉で作るお茶・インスタントコーヒー・カップ麺などに水は使用しますが、この部分は他の家庭と変わらないと思います。
深型食器洗い乾燥機
設置されている食器洗い乾燥機は深型タイプで“Panasonic”さんの「NP-45RD7」シリーズになります。
メーカー | 型番 |
Panasonic | NP-45RD7 |
こちらの食器洗い乾燥機は食器のみだと44点(6人分)も入り、内部の深さが34センチ(和太調べ)もあります。
この深型食器洗い乾燥機は追加オプションで「浅型」→「深型」にしてもらいました。
ゆくゆくは子どもも大きくなり、もう一人家族が増えると食器の量も増えるので追加費用を払って深型にしてもらいました。
しかし、食器が多く入る分水の使用量も増えてしまいますが手洗い(食器点数48点)と比較すると、
ということが分かりました。
食器洗い乾燥機より手洗いの方が約8倍くらい水の使用量が多い
電気代はかかりますが水道代が削減できる・家事の時間が減らせるといったメリットがあるので食器洗い乾燥機はおすすめです!
しかし、このおすすめする食器洗い乾燥機(ビルトイン食洗機)にも、お手入れ・音の問題・その他のデメリットがあるのも事実です。
・運転中の音の大きさは?食器洗い乾燥機(ビルトイン食洗機)のデメリットについてはこちら>>>
そのデメリットがあっても食後の家事の負担を減らしたりできるので共働き夫婦には必要不可欠の住宅設備ですし、コスパも良いので設置をおすすめします。
1日1回の使用になります。
子どももまだ小さく、食器の量も多くないため入居してから現在までで1日2回使用したことはないです。
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システムバスルーム”LIXIL”「アライズ」
和太家に設置されているシステムバスルームは“LIXIL”さんの「アライズ」になります。
そのバスルームで水を使用する箇所は「シャワー」と「浴槽」になります。
これらのシャワーヘッドと浴槽についての解説をします。
エコアクアシャワー
我が家のシャワーヘッドの特徴について解説していきます。
実際に使用してみると水の中に空気を含んでいる水滴で粒も大きいです。
浴室の床に落ちる水滴の量も少ないですし、これら特徴のおかげで節水の効果があるようです。
そして、節水の効果については
画像ではエコフルシャワーと記載されていますが、カタログではエコアクアシャワーと同様の扱いで記載されていたため同様の効果があります。
我が家の場合はスイッチ無しになるので少し節水効果は落ちますが、それでも充分な節水効果です。
僕が仕事の勤務時間が遅番の場合は、まとめて入ることは出来ませんが朝番や休日はこのような使用頻度となります。
ミナモ浴槽
画像はミナモ浴槽の全体画像ですが、
というメリットが実際に使ってみて思った感想になります。
満水時の浴槽容量 | 水位70%の浴槽容量 |
301L | 190L |
一般的な一坪1616サイズの「ミナモ浴槽」に必要なお湯の量についてまとめた表で和太家もこのサイズです。
上記が我が家のミナモ浴槽についての使用頻度と貯める湯量になります。
和太家で「ミナモ浴槽」を設置して感じたメリット・デメリットの他に
を採用して感じたことをまとめた記事があります。
その窓がない浴室の換気面やミナモ浴槽の寸法・湯量(140L)についての詳細を記載しているので良ければご覧ください。
トイレ”INAX”「ベーシア(フチレス)」
我が家に設置されているトイレは“INAX(LIXIL)”さんの「ベーシア(フチレス)」の赤色四角のタイプが設置されていて、その他に2種類のタイプがあるみたいです。
このトイレはローコスト住宅に良く採用されているトイレではないでしょうか。
フチがないのに水を流しても水が飛ぶことがなく、勢い良く洗い流せます。
手洗い鉢は確かに手が洗いやすいのですが背が小さい子どもにはトイレについている手洗いは少し位置が高いため水が飛び散るかもしれません。
そして、この記事のポイントである水については
条件が記載されていますが、この条件だと従来品の約69%の節水効果(年間約13,800円)があります。
使用頻度については家族のプライバシーもあるため割愛しますが、トイレの回数が多いということはないと思います。
そして、わが家にあるトイレは1階にある1つだけで2階にトイレを設置しなくても良いと判断しました。
生活環境やランニングコスト、掃除面から考えて2階トイレを設置しませんでした。
わが家の2階トイレを設置しなかった理由をまとめた記事がありますので参考にどうぞ。
▼使用頻度が少ないトイレは恐怖。2階トイレを設置しなかった理由はこちら。
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洗面台”ジャニス工業”「リフレスタンド」
和太家の洗面台は“ジャニス工業”の「リフレスタンド」3面鏡タイプになります。
また、水栓も3種類あって我が家ではシャワー水栓を使用しています。
シャワーヘッドが伸びるのでボウルの掃除に重宝しています。
こちらもシステムキッチン同様、水のラインのバルブの開度を「弱くないストレスのない程度の水量」にして使用しています。
洗面台の水を大量に使用しているイメージは特にないですが、冬になってから水からお湯に使用頻度が変わっています。
庭にある「散水栓」「立水栓」
和太家の駐車スペース側にある「散水栓」と庭にある「立水栓」になります。
これら庭の水栓は住宅会社さんからサービスで設置してもらえたのですが、立水栓はレンガで作ってもらえてサービスでこのクオリティの高さに満足しています。
和太家の庭にはこの「立水栓」の他、木目調タイルデッキやDIYで施工した人工芝があります。
これらについてまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
庭に個性があるとローコスト住宅でも外観がおしゃれになったり、子どもと遊べるスペースができるのでおススメです!
使用頻度については毎日使用していません。
使いたい時にないと困るのが外の水栓ですが現状だと使用頻度は少ないです。
車を洗う時もガソリンスタンドで済ませてしまうのでに駐車スペースで散水栓を使うこともあまりないです。
ドラム式洗濯機”Panasonic”「NA-VX800B」
使用しているドラム式洗濯機は“Panasonic”さんの「NA-VX800B」です。
「和太の暮らし通信簿」では度々登場するコスパが良い・奥さんが購入して良かったという家電です。
我が家にはバルコニーがないため、洗濯から乾燥までをこのドラム式洗濯機でしています。
機能面のメリットはまだまだたくさんあるのですが、今回の記事は水道代がメインなので水に関することを記載しました。
このドラム式洗濯機「NA-VX800B」のその他特徴についてまとめた記事があります。
をまとめた内容になっていて、特徴・メリットの詳細を細かく記事にしていますので良ければご覧ください。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を水の使用量で比べると、一般的に縦型洗濯機の方が洗浄力が高い分水の使用量が多いです。
【まとめ】ローコスト住宅の和太家1ヵ月水道代は3人世帯水道代平均より1000円ほど安い
では、最後にもう一度、我が家の水道料金と水を使うローコスト住宅設備・家電を載せておきます。
水道代料金 | 使用水量 | |
1ヵ月の平均 | 4,153円 | 15.6m3 |
水道代料金 | 使用水量 | |
1ヵ月の平均 | 4,182円 | 15.7m3 |
一般的な3人世帯の水道代料金は平均5528円になります。
一般的な同じ3人世帯の水道代より約1300円ほど安い
しかし、現在の我が家の1ヵ月平均の水道代料金はまだ子どもが小さいため4153円ですが、成長していくとこの平均5528円に近づくと思います。
住宅設備も節水機能重視のものをメインに選べばもっと使用水量を下げられるのかもしれませんが、ローコスト住宅の標準仕様の住宅設備でも他の家庭と変わらないくらいの水道代料金になっているので充分と僕は考えています。
そして、もうひとつの固定費である電気代についてですが我が家では「オール電化」を採用していてガス代が必要なく電気代のみの1ヵ月の平均が12,242円になっています。
1ヵ月の平均 | |
水道代 | 4,153円 |
電気代 | 12,242円 |
合計 | 16,395円 |
それらを合計すると我が家の1ヵ月の水道光熱費の平均は16,395円になります。
電気代については
の観点から我が家の「オール電化」の電気代について解説している記事がありますので良ければご覧ください。
これら水道光熱費の記事が住宅購入を検討中または光熱費を考えている方の参考になると嬉しいです。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金を貯めるテクニックについてまとめた記事が多数あるので良ければご覧ください。
「水道光熱費は各家庭で差がある」
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