以前に投稿した新築住宅の後悔ポイントの記事はこの1年で当ブログの人気記事になっていました。
やはり皆さん、自分の建てるお家で後悔はしたくないことが伝わってきます。
後悔ポイントは“活きた情報”
快適で満足のいく家づくりには情報収集や知識は必ず必要です。
我が家は後悔ポイントはありますが、ローコストで購入できたお家にはかなり満足しています。
満足はしているもののもっと考えれば良かったという後悔ポイントは住みだすとやはり出てきます。
特に土地や外構に関しては
など自分達で好きにできたり、住んでみないと分かりにくいといった各家庭にしか分からない後悔ポイントが多い気がします。
そこで今回は我が家の後悔シリーズ第2弾になる「土地・外構編」を紹介します。
ぜひ「土地選び」「外構打ち合わせ」に役立ててもらえればと思います。
土地や外構の住んでみて分かった後悔ポイントとは?
では、我が家の土地や外構における後悔ポイントは以下になります。
おそらくこの土地・外構の後悔ポイントはもう少し情報や口コミなどを知っていたら回避できていた可能性が高いです。
特に外構をある程度業者さんに任せて自分達ができるところをDIYで考えている方には参考になると思います。
外構計画を上手くできると
といったメリットがあるので我が家の後悔ポイントを役立ててください。
土地に関しても100%満足できる土地はなかなか出てこないのが現実だと思いますが、この記事に出てくる後悔ポイントも参考にして貰えればと思います。
そして、以前投稿した住宅内での後悔ポイントの記事が気になる方はぜひこちらからご覧ください!↓
後悔ポイント① 電柱が近い
皆さんは鳥害というのものをご存じですか?
家の近くで大量の鳥が飛んで鳴いている・電柱の高圧電線に鳥が集まってうるさいなど鳥による騒音被害がメインであることが多いみたいです。
購入した住宅近辺では避けたいですよね。
毎日となるとストレスになりますし、日々の生活においても気になる点です。
そして、なぜこの鳥害を取り上げたかというと
電柱があり、駐車スペースによく鳥の糞が落とされる
けっこうな頻度でだいたい同じ箇所に落とされます。
土地の間口で車を出し入れする駐車スペースに糞を落とされるので
など、土地の間口であるがゆえのデメリットが生じています。
ぜひ土地選びの際は周辺環境の中に“電柱が近くにないか”・”鳥が多くないか”の項目も追加で検討されることをおすすめします。
掃除をすれば良いだけと思うと、、、
我が家近辺では特に鳥の鳴き声などはなく、電柱が近くにあるので鳥の糞だけの被害です。
なので、定期的に掃除をすればいいと思ったのですが、、、。
洗い流してブラシでこすっても土間コンクリートにシミが残る
また、この電柱からどこかへ飛んでいくときにも糞をするらしく、たまに家の外壁に糞を落とされている時があります。
外壁についた鳥の糞を掃除するのも大変です。
手が届きにくいところが大半なので掃除も大変で、ホースの水の勢いだけで落とせないことが多いです。
完全にキレイにすることが難しいですし、鳥の糞は衛生面においても良くないです。
菌やウイルスが含まれていることがあり、乾燥していると浮遊して、それを吸い込むと喘息などのアレルギー症状を起こす原因にもなる
掃除をする時はマスク・手袋をしましょう。
土間コンクリートのシミ・外壁についた時の見た目・衛生的に考えても鳥の糞はデメリットが多い被害です。
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後悔ポイント② 庭に砕石を入れた
我が家はDIYで庭に人工芝を敷こうと考えていました。
ただ、このDIYで人工芝を敷くというのもマイホームを建てたという嬉しさと理想だけなのかもしれません。
実際に住みだすと慣れやDIYの熱意がなくなる・その他原因で”人工芝を敷かない”という可能性もあると考えました。
そこでどちらになってもいいように一部に砕石を敷くという外構プランを採用しました。
建物に近い部分に砕石を敷いて、残りを砂にする
このプランだと人工芝を敷く時でも砕石をどければ可能ですし、人工芝を敷かない場合でもそのままにしておけます。
ところが、入居後に意欲がありDIYで人工芝を敷くことになった時は大変でした。
どちらにでも対応できる外構プランを選んだために余計な労力とお金が必要になりました。
外構打ち合わせの時に初めから人工芝のDIYを”する”か”しない”かをはっきり決めていなかったのが原因です。
初めから人工芝をすることに決めていれば
という余計なことが必要ない状態でスタートができました。
購入した住宅の庭に人工芝をDIYで敷こうと考えている方は初めから砂にしておいた方が良いです。
砕石の処理にいくらかかった?
僕が住んでいる和歌山では砕石は粗大ごみなどを処理してくれる施設では引き取ってくれません。
粗大ごみを処理してくれる施設への自己搬入の場合、料金は発生せず無料の場合があります。
しかし、砕石や砂・がれきなどは「産業廃棄物」という区分に入り、別の施設での処理になり料金が必要になるみたいです。
1kgあたり20~30円で約4500円
砕石を持っていくのも
などが必要になるため、別途で費用がかかります。
我が家は処理してくれる施設が自宅から車で遠くなかったため、自家用車にブルーシートを敷いて土のう袋に入れて自己搬入しました。
土のう袋に入れた砕石を車に乗せるのも大変でしたし、砕石を土のう袋に入れる作業も大変でした。
お庭を自分達でDIYする方は自分達が住んでいる地域の処理料金を知っておいて損はないと思います。
後悔ポイント③ 排水桝の位置
外構の打ち合わせで排水桝の位置って考えたことありますか?
おそらくだいたいの施主さんは外構の打ち合わせで
などを気にして営業さんと打ち合わせを進めていく方が多いと思います。
我が家も上記に記載した内容を気にしていましたし、タイルデッキを採用しました。
この項目では、排水桝の位置を後悔ポイントにあげていますが、その排水桝位置が後悔に繋がった理由にタイルデッキが関わっています。
ちなみに排水桝は生活するうえで必ず出る生活排水が流れる配管を点検・掃除をするための重要な部分です。
【入居半年後】こんなに汚れる!?排水桝からみる配管を掃除した記事はこちら!>>>
外構工事をしてくれた住宅会社の業者さんとは違う別の専門業者さんに依頼した
タイルデッキの設置は引き渡しが終わり、入居して数か月後のことでした。
専門業者さんに来ていただいて、打ち合わせをした時に
ここまで範囲を大きくしてもそこまでお値段変わりませんよ。
考えていた予算内だったので少しタイルデッキの範囲を広げてもらったのですが、、、
タイルデッキの範囲を広げたら、その箇所に排水桝が当たってしまいました。
排水桝とタイルデッキの当たる部分をくりぬいた状態に仕上げてくれるそうなので、その案をお願いしました。
このタイルデッキと排水桝が当たる部分が変な感じです。
排水桝の位置をもう少し考えていればこのようなことにはならなかったでしょう。
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排水桝の原因
事前にタイルデッキの大まかな位置を外構打ち合わせで伝えていなかった
外構打ち合わせの時にタイルデッキを設置したいことは伝えた時に
専門の業者さんに依頼した方がデザイン的にも金額的にも良いものができます。
と住宅会社の営業さんに教えていただき、タイルデッキは別の業者さんに依頼しました。
タイルデッキはデザインも気に入っていて設置して良かったです!
先ほどの人工芝のDIYでもそうですが、自分達で後は何かをする・業者さんを探すなどの少し手を加える場合は本当に先のことを考えて行動しないといけないと思いました。
ただ、本当にタイルデッキの雰囲気や仕上がりが良いため、この排水桝が無ければ完ぺきだったという後悔ポイントです。
後悔ポイント④ 固定資産税が高かった
新築住宅に入居して1年が経った2022年5月に初めて固定資産税を納税しました。
住んでいる地域の役所で固定資産税の納付書が届く期間だけではありますが、住んでいる周囲の土地・建物の固定資産税の標準額を見比べることが出来ます。
自分の土地・建物の固定資産税が周囲の土地・建物とどう違うのか見てきました。
購入した土地は他の区画の土地と比べて価格が一番安かったので、住宅購入にも前向きになれましたし、住宅購入における総費用も抑えることができました。
なので、土地の固定資産税も他の区画と比べて安いと思っていたのですが、、、
他の区画に比べて土地の固定資産税・標準額は一番安くなかった
どちらかといえば他の区画の土地よりも標準額は高いくらいでした。
固定資産税の標準額が高いということはランニングコストがかかる土地であるということです。
土地の購入時の費用は安いですが、住むことで年々支払う固定資産税を含めたトータルコストで考えると安い買い物ではなかったのかも知れません。
そして、標準額は固定資産税での評価になるので売却する時の値段とは関係ありません。
この固定資産税というのは住んでみないと分からないですが、素人には予想しにくかったというのが正直な後悔ポイントです。
【まとめ】土地・外構は住宅に比べると後回しになりがちなので、予想外なことが起こる!
ではこの記事で解説した項目をもう一度載せておきます。
砕石や排水桝についてはもう少し考えれば避けられた後悔ポイントだと思います。
注文住宅の購入は建物だけではなく、外構の打ち合わせも重要であることがこれら後悔ポイントを見ると分かります。
振り返ってみると我が家は建物についての間取り・住宅設備について自分達の生活環境や将来のことを考えて打ち合わせをしました。
しかし、外構については建物と比べると深く考えていませんでした。
もう少し外構について情報収集をしていれば外構費用を抑え、後悔のない外構作りをできたのかもしれません。
変形地で間口が狭い我が家の外構費用134万円の内訳とは?>>>
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土地選びに関しては
を考えると満足いく土地選びができたと思っています。
それでも後悔は必ずでてくるものなので、できるだけ後悔を減らせる土地選び・外構計画をして家づくりを楽しんでもらえればと思います。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「満足のいく家づくりには土地・外構も重要」
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