我が家のローコスト注文住宅は土地が50坪半ば、木造2階建ての延床面積29坪と少し庭を広く取れる形状になっています。
住宅の間取りでもバルコニー(ベランダ)は設置していませんので庭を有効活用しようと思いました。
ベランダは賃貸アパートの時からあまり必要性を感じていませんでした。
そこで新築住宅ではあえて外してもらって、その分庭にタイルデッキを設置するという外構を考えていました。
世間ではタイルデッキが必要なかったという評判もある
僕たち夫婦も住宅会社さんとの外構打ち合わせの時に担当の営業さんから念を押されました。
そして、悩みましたが、
やっぱりタイルデッキは欲しいな~!
ということになり、専門の業者さんにタイルデッキを設置してもらいました。
タイルデッキ自体は活用できる点があったので設置してもらって良かったです。
今回は以前の僕たちと同じようなタイルデッキの設置を悩んでいる施主さんの背中を後押しする我が家のタイルデッキ活用法を紹介します。
ぜひ、タイルデッキ設置を外構のエクステリア候補に入れてもらえればと思います。
和太家のタイルデッキ活用法とは?
では、今回紹介する我が家の活用法は以下になります。
タイルデッキの活用法は各家庭さまざまです。
我が家は外でバーベキューはしませんが、ウッドデッキとは違いタイルデッキは熱や火気に強いのでタイルデッキの上でバーベキューができます。
スペースを大きく取れれば椅子などを置いてくつろぐスペースにもできますし、小さいお子さんの水遊びが土で汚れることなく可能です。
これらはまだ今後子供の成長でできる機会があるかもしれませんが、我が家の現段階の活用方法を紹介していきます。
活用法① 庭の雰囲気が変わる!
タイルデッキは庭をおしゃれにできるエクステリアの1つです。
印象がだいぶ変わります!
我が家はタイルデッキの費用を除くと外構費用は約100万円くらいなのですが、
などが主な費用の内訳になります。
これらだとタイルデッキ設置前の庭の雰囲気は少し物足りない外構プランな感じです。
おそらく、庭にできるスペースがなければ”もの足りない”という感情もないのかもしれません。
しかし、上記で記載した駐車スペースの土間コンクリート・境界ブロックフェンスなどは外構では必要なものです。
外構にお金がかかる要因は最低限のものを揃えるだけでもそれなりの費用が掛かることでしょう。
【タイルデッキ含む】我が家の外構費用134万円の内訳の記事はこちら!>>>
子どもがいると、この庭というスペースはきっと重宝しますし、子どもが小さいうちは充分遊べるスペースになります。
そして、入居後にタイルデッキやDIYによる人工芝の設置で庭の雰囲気もかなり変わりました。
設置するとおしゃれで個性がある庭に仕上がる
業者さんと打ち合わせすることで自分好みのエクステリアになりますので、費用は少しかかりますが価値のあるアイテムです。
活用法② 手すりとの組み合わせが便利!
我が家のタイルデッキには手すりが付いています。
この手すりは僕がタイルデッキを設置する場合欲しいと思っていて、担当の方に手すりを付けたいとお願いしました。
この手すりがあると何かに役立つはず!
何の役に立つかというと
バルコニーやベランダには手すりって付いていませんか?
バルコニーやベランダにある手すりは布団を干したりするのに便利ですよね。
建物にバルコニーやベランダの必要性がないと考えた我が家は、バルコニーやベランダを設置しない代わりに庭にタイルデッキを設置しようと思いました。
代わりなら手すりは必要かも。
子どもが保育園から帰ってきた週末は布団を持って帰ってくるので手すりは重宝しています。
奥さんが職場復帰して子どもが保育園に通い始めたのですが、週末に布団を持って帰ってきます。
- 布団をタイルデッキの手すりで干す
- 干し終わった布団に布団カバーをする
- 玄関のコートクロークに布団が入った袋を掛けておく
という流れなので行動範囲が1階で完結して、登園の時は玄関からそのまま持ち運びができます。
その他に靴なども干すことができるので手すりはタイルデッキとの相性は良いです。
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サンシェードも手すりに結べる
サンシェードはまだ付けていませんが、ゆくゆく付けようと考えているアイテムです。
日除けを作って太陽の日差しを遮り、窓からの室温上昇を防ぐ。
その他にも目隠しになったり、くつろぐスペースに使えるなどメリットあり。
↑↑↑サンシェードのイメージはこんな感じです。
サンシェードは暑い日差しが気になる夏場に役立ちます!
以前の当ブログの建築費用のコストダウンについてまとめた記事内で
と記載しました。
【重要!】約100万円コストカットできた我が家の窓についての記事はこちら!>>>
そして、タイルデッキがある位置は我が家の一番大きい掃き出し窓がある位置です。
窓は夏の日差しを受けると部屋の室温が上がりやすくなり、エアコンの冷房効率が落ちて電気代が余計にかかる可能性がある
*高気密高断熱に特化した住宅であれば、窓サッシの性能も高いので外気温の影響を受けにくいかも知れません。我が家はローコスト住宅であるため窓サッシの性能は中レベルくらいです。
ということから、サンシェードを使って日除けを作り、室温の上昇を抑制したりエアコンの冷房効率を上げるということを考えています。
そして、なぜサンシェードとタイルデッキの手すりのことをポイントとして紹介しているかというと、
サンシェードの下の部分を地面近くよりも手すりに結びつけた方が汚れにくいからです。
さらにベランダやバルコニーの手すりにサンシェードを付けるよりも、タイルデッキの手すりは壁がないので風通しも良いです。
我が家ではどこのサンシェードを購入するか検討中ですが、購入して設置した時はまた記事に出来ればと思っています。
活用法③ タイルデッキが椅子代わりになる!
タイルデッキに似ているものでタイルテラスというものがあります。
- デッキ・・・屋外に設けられた空間を差し、室内の延長というイメージで室内の床と同じ高さで作られている
- テラス・・・フランス語では”盛り土”という意味で表され、地面より少し高いスペースに設けられる庭の一部のイメージ
タイルデッキはテラスとは違い、高さがあります。
タイルデッキの上に椅子や机を置くことを考えている方も多いと思いますが、もともとタイルデッキ自体に高さがあるので充分椅子の代わりになります。
我が家も最初はタイルデッキの上に椅子や机を置こうと思っていました。
しかし、よく考えてみてください。
日本って台風がよく来ますよね。この台風がくることを考えると
↑これらのことを考えると、タイルデッキは設置されたものなので台風で飛ぶことがありません。
タイルデッキは地面から高さもあるため椅子代わりになりますし、スペースもあるため何かを置く机としても使用可能です。
足腰が悪くなった時のことを考えて手すりの近くに段差を作りましたが、この段差のおかげで小さい子どもでも座れます。
この段差のところに小さい子どもがちょこんと座っている姿が本当にかわいいです(笑)
庭でご飯を食べられる
我が家ではお店でテイクアウトをしたご飯をタイルデッキに座りながら庭で食べる「庭ピクニック」なるものをたまにしています。
小さいわが子がとても楽しんでいます。
ご飯・ジュースをこぼしてもタイルのことを気にせず洗い流せる
ウッドデッキの場合は劣化などを気にする必要がありますが、タイルは耐久性があるのでブラシで掃除することもできます。
庭ピクニックはいつもと違うご飯を子どもに楽しんでもらえますし、子どもが眠たくなってもすぐにリビングで寝てもらえます。
仕事で疲れている共働きのお父さん・お母さんでも休日は家に居ながら子どもに楽しんでもらえるのでおすすめです。
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活用法④ 大型家電の搬入に便利!
新築住宅入居2年目の時に、和歌山市の省エネ家電を購入すると補助金を貰えるという機会がありましたので賃貸アパートの時から使用していた冷蔵庫を買い換えました。
子どもが大きくなれば食べる量も増えますし、ふるさと納税ができる金額も共働きで夫婦分が可能なので冷凍系の返礼品が選べるので大きい冷蔵庫を選びました。
▼共働き世帯におススメの550Lの大きい冷蔵庫を補助金&値引き術で10万円も安く購入できた記事はこちら。
その時にわが家では1つ気になっていたことがありまして、
玄関ホールからLDKまでの幅が狭いので冷蔵庫の搬入がしんどいかもしれません。
冷蔵庫の幅が65cmなので余裕のある幅が10cm程しかなく、長さもあるためLDKまで運ぶのが大変だと思いました。
そこで搬入前に無料の家電量販店の方がお家に事前に搬入の下見に来てくれるサービスを利用したのですが、
お庭からの搬入の方が良さそうなので、お庭の窓から搬入しますね。
ということが搬入下見をしてもらって決まりました。
庭に面している掃き出し窓の方が幅は狭いのですが、
という判断だと思います。
その冷蔵庫搬入時にタイルデッキが役立ちました。
ウッドデッキに比べ頑丈。更に高さがあると大きいものの出し入れがラク
家電量販店のスタッフさんもタイルデッキに布団を並べ、冷蔵庫とタイルデッキが傷つかないよう配慮してくれました。
劣化して素材が柔らかくなると、上に大きい重たいものを置くと崩れたりして危ない
玄関ホールが狭いという住宅の間取りだとタイルデッキは「家電の買い替え」「大量の買い物」をする時に役立ちます。
活用法⑤ タイルデッキがある部分は雑草が生えない!
画像はタイルデッキや人工芝を敷いていない庭の砕石・砂の部分で将来、
を置くスペースとして残してありますが、その部分に雑草が生えます。
年に数回抜いていますが、すぐ生えてきます。
ちなみにですが、人工芝を敷いている部分でも少しですが雑草が生えています。
賃貸アパートに住んでいる時は雑草のことなんて考えたことはありませんでしたが、一戸建てで庭がある場合は雑草が生えてきます。
この雑草抜きが大変で抜いても抜いても必ず生えてきます。
しかし、タイルデッキがある部分は雑草が生えませんので手間がかかりません。
人工芝があると雑草が生えにくいですが、数本は生えてきますし耐久年数があるため交換をする手間が必要です。
ウッドデッキの場合も下が空間になっているため雑草が生える可能性がありますし、耐久年数があるためこちらも交換が必要なので手間がかかります。
タイルデッキやタイルテラスは地面が隠れてメンテナンスフリーのため手間がかからず雑草も生えません。
庭が大きく、少しでも雑草の処理の範囲を小さくしたい場合はタイルデッキ・タイルテラスはおすすめです。
【まとめ】タイルデッキはそれなりの費用もするが、設置するとメリットもある
では、今回紹介した項目をもう一度載せておきます。
タイルデッキは費用はかかりますが、設置しておくだけでもメリットはあります。
わが子も掃き出し窓からタイルデッキを眺めて外に出たいとアピールしてきます(笑)
タイルデッキはエクステリアにも椅子代わりにも雑草除けにもなる手間がかからない便利なアイテムです。
小さいわが子が楽しんでくれている姿をみるだけで設置して良かったと思います。
紹介した画像の中には人工芝も一緒にありましたが、人工芝は我が家でDIYをして設置したものです。
木目調タイルデッキと相性がよく、子どもがコケてもすりむいたりもしないのでおすすめです。
人工芝DIYでかかった費用や素人が知っておいて欲しい人工芝DIY注意ポイントの記事はこちら!>>>
そして、タイルデッキは高いと言われていますが我が家ではウッドデッキとの見積りでそこまで費用に差がなかったのでタイルデッキを採用しました。
我が家のタイルデッキに興味を持って頂いた方はぜひ、設置費用の詳細や施工期間・タイルのメーカーなどをまとめた記事がありますのでご覧ください。↓
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「タイルデッキはおしゃれでメリットいっぱい」
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