新築の住宅部分もだいたい仕上がってきた時に担当の営業さんから連絡がありました。
外構のお話の方もそろそろしていきましょうか。
そうです、新築住宅には外構も必要でした。
自分達の新築住宅が建っていくことが嬉しくて、毎日見学に行きましたが、外構工事のことはあまり気にしていませんでした。
外構ってこだわれば結構費用がかかるみたいです。
でも、住宅の外観にも関わるポイントなので重要な箇所でもあります。
新築住宅の大きさは土地が50坪中盤、建物の延べ床面積は30坪以下なので少しは庭が取れる外構になりそうです。
間口が狭い土地なので結果としてはオープン外構をなり、その総費用は約134万円となりました。
では、今回の記事は我が家のオープン外構の各費用について解説していきます。
和太のオープン外構費用と外構内容
我が家の外構費用の合計は134万円という結果になりました。
住宅会社さんにお願いして施工してもらった箇所とタイルデッキのみ他の外構屋さんに施工してもらいました。
それぞれの費用を紹介すると共に、画像付きで解説をしています。
外構・エクステリア工事の適正価格を知りたい!またはどこに頼めばいいか分からない方へ。
信頼あるリフォーム会社のみが480社も登録されている「タウンライフリフォーム(外構・エクステリア)」を紹介。
申し込みされた方全員に「成功するフォーム7つの法則」のカタログをプレゼント。
後悔のない外構・エクステリアのためにお悩みの方はぜひ、ご活用ください。
外構費用① 駐車スペースの費用と図面
上の画像は我が家の大まかな駐車スペースです。費用は約50万円です。
オレンジのところが土間コンクリートになります。
最終的に決まった駐車スペースの結果は以下になります。
駐車スペース費用 | 面積 | 駐車台数 |
約50万円 | 59m2 (全て土間コンクリート) | 3台分 (全て軽自動車なら4台可能) |
思っていたよりも安かったです。
どうやら僕達の地域は費用が安かったらしく、この値段になりました。
そして、我が家は土地の間口部分は狭いですが、並列で2台。縦にもう1台停める事が出来る配置になりました。
停める車が全て軽自動車であれば縦にもう1台可能ということにもなりました。
上の画像は縦に2台停めれる駐車スペースですが、幅は3m10cmです。
停めている車の車幅は約1.7mです。ドアを両側開けてみると、どちらも出入りしにくいという状態ではありません。スライドドアの車なら余裕のある乗り降りができます。
また、この縦に2台停められる駐車スペースは北西側にあって、奥に車を停めると家で日陰ができます。
真夏の10時頃までは家による日影のおかげで車の中がそこまで暑くならないのがメリットです。
スポンサーリンク
間口が狭い和太家の土地と駐車スペース
上の画像は我が家の土地と他の分譲地、道路の図面です。
この土地は四角形、長方形といった綺麗な形をしていない変形地です。
分譲地の区画では一番土地面積が広く、土地単価が安い土地でした。
住宅前の道路幅と間口が広いと駐車はしやすくなります。
和太家の土地の間口は約5m、前の道路幅は5mとなっています。
横に2・3台並べて並列で駐車できる様なスペースがあれば良いですが、我が家は変形地であるため横に並べて停めれるのか心配でした。
でも、間口が狭い土地は家の建て方次第では庭を道路側から見えなくすることができ、プライバシーを確保できるメリットがあります。
【体験談】間口が狭い変形地で住宅を建てた我が家が解説する変形地について知っておいて欲しいポイントとは?
また、幸いなことに我が家の土地は間口から中に入っていけば幅が広くなっていくので、車が土地内に入ってしまえば車を停めるスペースは確保できると思っていました。
できれば並列で車2台停めれたら嬉しいな。
こんな気持ちを持っていたのですが、その土地の日当たり、家の間取りの形状からどのように家を建てるのかが決まります。
そこに駐車スペースも入ってくるので、どんな風に土地を使うのか担当の設計士さんのプランを楽しみにしていましたが、さすが、プロですね!
設計士さんは並列に近い横に2台停めれる、かつもう1台なら余裕で停められる駐車スペースの図面を書いてくれました。
この分譲地での駐車スペースは住宅会社さんと契約する時に悩んだ項目の1つでしたが、契約する前に事前確認をしていて本当に良かったです。
なぜ駐車スペースを全て土間コンクリート にしたのか?
そして次に駐車スペースを全て土間コンクリートにするか、一部土間コンクリートにして砕石を敷くか悩みました。
これを悩んだ理由は、
土間コンクリートの費用ってけっこう高いんですよね
地域で費用の差が出るみたいですが、1平米(m2)当たりの費用は約1万円前後みたいです。
車が2台分だとスペースを狭く取るか、広く取るかで変わりますがだいたい26平米(m2)〜30平米(m2)くらいです。あとは値段の差で費用が変わります。
少しでも砕石を入れて費用を抑えようと考えましたが、
という理由から費用が上がっても全て土間コンクリートにしました。
一般的な駐車スペースに必要な広さ
駐車スペースには、車種自体の大きさももちろんですが扉を開いた時のスペース分もゆとりとして欲しいです。
そう考えるとスライド式のドアの車は、子育て世代にはチャイルドシートに乗せやすい、扉の開閉に気を使わないといったメリットもあります。
ドアがスライド式の車は子育て以外にも、幅が狭い駐車スペースにも便利ですね。
おおよそ3mの幅を確保しておけばだいたいの車種には対応できそうです。
参考サイト駐車場幅って最低限どれくらい必要?車種や土地に合わせて設計しよう
スポンサーリンク
外構費用② 門柱は設置しない
門柱を付けるかどうかも悩みましたが、結果としては我が家の外構には門柱を付けないことに。
門柱はお家のイメージに大きく影響する部分でもあります。
しかし、我が家は間口が狭く、玄関ポーチまでの距離を駐車スペースに使用しているので土地と道路の境界に門柱を付けると駐車しにくいため、門柱と車をぶつけてしまう可能性があります。
機能性門柱を玄関ポーチ近くに付けて駐車スペースの邪魔にならないようにすればと考えますが、
もう玄関ポーチに近いやん(笑)
もう人が完全に敷地内入ってもてるね。
門柱の意味が分からなくなってしまったんです(笑)
置く距離が変わらないので防犯面からみても一緒かと。
それやったら玄関のポーチ付近の外壁にポスト、インターホンを付けても一緒かもという感覚になりました。
なのでポスト・表札を施主支給にしてもらうことで自分達の好みに合った物を選びました。
そして玄関ポーチ付近の外壁にインターホン・表札を取り付けてもらい、ポストは玄関ポーチに置くタイプの物になりました。
外構費用③ 庭の施工は砕石・砂が安価!それらの費用は?
上の画像が我が家の新築住宅の庭です。黒の点線が砕石、黄色の点線が砂になります。
費用は約9万円になりました。
庭の施工費用 | 砕石敷き面積 | 砂敷き面積 |
約9万円 | 15m2 (除草シート込み) | 36m2 |
家の周りは砕石を敷いてもらい、残りは砂を敷いてもらうということにしました。
砂・砕石・人工芝と材質はありますが、今後何をしたいかにもよると思います。
人工芝にしたい!
人工芝やったら自分達でDIYできるで!
人工芝は砂・砕石に比べ、施工してもらうと費用が高めです。
ホームセンターに行くとロール状態の人工芝が売っているのでDIYで設置する人も多いみたいです。
人工芝は住みだしてから本当に欲しくなったらDIYすれば良いと考えましたし、花や木を植えるとしたら砂の方が変更しやすいということでこの仕様になりました。
新築住宅に入居後、我が家は人工芝をDIYで設置しましたが、この時の外構計画をしっかり考えなかったせいで人工芝DIYで手間がかかりました。
などをまとめた記事があります。
庭に人工芝を敷いて雰囲気が変わり満足していますが、外構計画はしっかりしておくべきと実感しました。
必要なところにあると便利な「散水栓」と「立水栓」を設置
我が家では画像の番号が書いてある「①」に散水栓、「②」に立水栓を作ってもらいました。
これらの費用は住宅会社さんのサービスで無料で設置していただけました。
サービスで設置してもらえるだけで嬉しいのですが、すごくクオリティーの高い立水栓を設置してもらえました!
水栓は1つではなく、2つあるととても便利ですしそれぞれ使う用途が決まっています。
①の散水栓は駐車スペース付近に設置して車を洗えるようにしました。
②の立水栓は庭になるので花に水をあげれるようにしています。
やはり、水はそれぞれ生活環境や趣味で使うのでその場に適した場所にあるのが便利です。
水の取り口が1つだと長めのホースが必要になりますし、それぞれの場所に水栓があるとホースも短くて済むので、使ってからの片付けも楽です。
スポンサーリンク
外構費用④ タイルデッキの設置費用と内容
上の画像が完成したタイルデッキです。我が家ではメンテナンスがほぼ必要ないタイルデッキを作ってもらいました。
工事期間は雨などもあって、約2週間くらいで費用は約35万円でした。
タイルデッキ費用 | 幅 | 奥行き | 高さ |
約35万円 | 2400mm | 2850mm | 約3800mm |
タイルデッキがあるとお庭の雰囲気が変わります。
木目調のタイルがあることを専門の外構屋さんの方に教えていただいた時は、「これだっ!」ってなりましたね。
木目調を採用した理由は単純でウッドデッキの木目調の良さと、タイルデッキのメンテナンスフリーの両方の良さをとりました(笑)
専門の外構屋さんも調べればかなりの数があり、何社か見積もりをとりました。
そこから注文住宅同様に打ち合わせをしてイメージパースを作ってもらってから工事着工という流れでした。
我が家のタイルデッキについての見積額内容の詳細や施工期間・タイルデッキのメリット、デメリットについてまとめた記事があるので良ければご覧ください。
タイルデッキやウッドデッキを施工する時の注意点
我が家の庭は少しスペースに余裕があるため、ウッドデッキもしくはタイルデッキが欲しいというのは打ち合わせ段階から考えていました。
ウッドデッキはホームセンターで安く購入できたりもするみたいですし、タイルデッキのような設置すればメンテナンスフリーというのも魅力です。
ただ、住宅会社さんの外構工事で一緒に作ってもらえるなら多少高額でもプロの方にしてもらった方が良いと思っていました。
住宅会社の営業さんにこのことを話してみると
うちでウッドデッキ、タイルデッキを作るより専門の外構屋さんに依頼した方が値段が安くてデザインが良いものがありますよ。
ウッドデッキ、タイルデッキは設置しても「無くても良かった」というパターンも多いので、良く検討してみて下さい。
と話してもらい、「ホンマに良いアドバイスくれるな(笑)」と思いました。
そして、今回の外構工事ではこれらの候補は省いて、本当に欲しいなら自分達で専門の外構屋さんを探して、ウッドデッキかタイルデッキを設置して貰おうという流れになりました。
外構費用⑤ 境界ブロック・フェンス
設置費用は約40万円になります。
境界ブロック・フェンスは「こうふくホーム」さんでは同じ分譲地の区画に面している境界は値段が半額になります。
分譲地の区画に面していない境界のブロック・フェンスはそのままの値段になります。
また、自分の土地が大きかったりするとブロック・フェンスもその分必要になるため、費用は多くなります。
フェンスの設置は先に住んでいる方がしてくれています。
我が家は分譲地で1番初めに住宅を建てたので分譲地の区画部分の境界にはブロック・フェンスを設置しました。
【外構費用一覧】外構費用の予算も考えて計画を立てよう!
我が家の外構工事費用を項目別にまとめたのが下記の表になります。
駐車スペース (コンクリート) | 約50万円 |
ポスト・表札 | 施主支給 |
庭 (除草シート・採石・砂) | 約9万円 |
散水栓・立水栓 | 無料 (サービス) |
タイルデッキ (住宅会社とは別の外構屋さん) | 約35万円 |
境界ブロック・フェンス | 約40万円 |
総費用 | 約134万円 |
シンプルな外構ですが、それでも費用はけっこうかかりました。
建物にお金をかけ過ぎると外構に費用が回らなくなる可能性がありました。
門柱などを付ける場合は更にこれよりも値段は上がります。
建物のことはしっかり勉強して打ち合わせをしたつもりでしたが、外構工事のことは後手になってしまいました。
初めから外構工事のことも予算に入れて考えることをおすすめします。
そして住み始めてから分かった土地・外構工事についての後悔ポイントをまとめた記事もありますので興味のある方はこちらをご覧ください!↓
外構工事も終わったところで後は引き渡しを待つことになります。
もうすぐ新築住宅に住むことができます!
そのため我が家では引っ越しの段取りや入居前の準備をする必要がありました。
引き渡しから引っ越しまではの期間は1週間で上記のことを行い、新築住宅に住めることが楽しみでした。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください!
「こだわればまだ費用高かったのかな?(笑)」
コメント