住宅の間取りで考えるものの1つに収納スペースがあります。
その収納スペースも各家庭さまざまで
といろいろ用途がある収納スペースがあります。
しかも子供の成長や趣味によって収納するものは増えるため、将来のことを考えた収納スペースを確保する必要があります。
我が家の収納スペースに関しては、自分達が作って欲しいと言った箇所もありますが、ほぼ設計士さんの間取り図面の提案通りです。
入居して重宝している収納スペースが多いので「さすがプロ!」というのが正直な感想です。
今回は延床面積29坪と大きい家ではない和太家の収納スペースを画像と共に紹介します。
延床面積29坪である和太家のローコスト住宅収納スペースは?
まずは和太家の間取り図面から収納スペースのある箇所とどんな収納なのかを確認します。
収納スペースで食器棚・洗面台の下にある収納スペースや床下収納は省いています。
間取りの坪数に含まれる収納スペースを今回の記事ではメインに取り扱っています。
これら収納スペースの画像と収納している物の詳細などを次の項目で紹介していきます。
また申し訳ありませんが寝室のウォークインクローゼット・子供部屋のクローゼットはプライベートな部分であるため画像を載せていませんのでご了承ください。
画像の間取りは“自由設計”で設計士さんが元々書いてくれた図面に僕達夫婦が希望した間取りを取り入れて完成した延床面積29坪の間取りです。
などなど自分達の生活環境に合った間取りにしてもらいました。
住んでみて分かりましたが、間取りと収納スペースの関係は重要な気がします。
住宅の間取りは各家庭、さまざまなので良ければ住宅の間取りを検討中の方は良ければ下記の記事も参考の一部にしてみてください。
玄関周りの収納
玄関周りの収納はリビングに荷物を持ち込まないという点からリビングでの収納を減らせるため、LDKという空間を広く使うまたは見せることに役立ちます。
そのためには玄関スペースを広くする必要があります。
わが家は他の注文住宅に比べると小さいお家ですが、玄関スペースを広くすることで快適性が上がりました。
今回取り上げている”収納”以外のメリットをまとめているので良ければ参考にどうぞ。
▼生活感や動線・台風対策などメリットいっぱい!玄関は大きい方が良い理由についてはこちら。
①小さくても重宝する”土間収納”
畳一畳分の大きさもない土間収納ですがすごく便利です。
シューズクローク周りに「外で使うもの」を置くことも可能ですが、家族が使う入口でもあるので何か置いてあると少し邪魔になってしまいます。
玄関をスッキリさせる効果があって、家の中で保管したいものを置くスペースに最適です。
ベビーカー・三輪車や子どもが外で使う土が付いてしまうおもちゃを収納することができます。
将来子どもが外でする部活動の道具を収納できるスペースにもなるので、子どもの成長に合わせて必要なものを収納できます。
我が家のようなあまり大きくない土間収納では無理がありますが、自転車やゴルフバックなど趣味で使うものも大きめに土間収納を設ければ収納可能です。
家の中にあるので雨なども気になりません。
外に物置を設置すれば解決するのですが、
その玄関に土間収納があれば手間がかからずすぐ持ち運びができて便利
また、我が家の土間収納は階段の下のスペースに設置されているため高さを有効に使えるのもメリットです。
この土間収納については玄関ホールに設置した箱型階段であったためできた収納スペースです。
住宅の間取りについて”階段の配置”は実は重要な項目の1つです。
▼間取りで初めに決めるのは階段!?理想の勾配計算や我が家の階段についてまとめた記事はこちら。
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②靴以外も収納できる”シューズクローク”
我が家のシューズクロークは可動式棚になっていて、靴以外にも収納できるのですごく便利です。
一番上の棚が固定棚になっていてそこから天井までスペースがあるので大きいものが置けます。
壁が収納スペースになるため、壁の高さいっぱいまで収納できるので靴だけならかなり余裕があるのではないでしょうか。
自由度が高いため高さ調整をすることで靴以外のものも収納できる
和太家の場合、あまり靴がなく、スペースに余裕があるので扇風機やストーブなどの季節家電を収納しています。
これらはまだ子どもが小さく触ると危ないので新居に引っ越してきてまだ使用していませんが、主に将来リビングで使う予定なのでシューズクロークに置いています。
季節家電が見えるのが気になったので、100均で購入した布でカーテンを作って隠せるようにしました。
また、靴も臭いがするかもしれないので100均で靴を収納できるボックスを購入して靴を収納しています。
マスクはシューズクローク側が家族用の出入り口でもあるため、外出時はすぐ取り出せるように空いているスペースに置いています。
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③この位置がベスト”コートクローク”
ウォークインクローゼットとは別に玄関付近に衣類の収納スペースがあるとコートやカバンを置いておけるので便利です。
我が家ではとりあえず外出時に着たり持っていくものをコートクロークに収納しています。
その他に災害があった場合に買い揃えてある非常食や簡単な救急セットが入ったカバンもコートクロークに収納しています。
我が家は衣類が他の家庭に比べて少ないと思います。
あまり衣類がないのでこれくらいのスペースにカバンなども一緒に片付けられています。
我が家のコートクロークの位置がベストなもう一つの理由に、玄関から脱衣所までの動線の中に入っている点です。
リビングを経由しないと洗面台や脱衣所に行けない間取りではなく、
帰宅
↓
コートクロークで上着を脱ぐ&カバンを置く
↓
洗面所で手洗い
↓
脱衣所で靴下や衣類を洗濯カゴに入れる
↓
お風呂 or リビング
という流れの動線が出来る間取りになっていて、玄関からすぐリビングにも入れるようになっています。
リビングに花粉などの持ち込みを抑えることができますし、僕自身も子どもの頃は外で遊んで靴下に付いた砂をリビングに持ち込んで母に怒られたことがあります。
我が家の子どもは男の子ですので同じことになる可能性が高く、ドロドロになってもそのままお風呂に入ることも可能な間取りです。
④お客様のスリッパ収納
和太家が注文住宅を購入した「こうふくホーム」さんのモデルハウスを見学した時、玄関付近の壁にほとんど設置されていたので”標準仕様”の収納なのかもしれません。
ちなみに上の扉は鏡になっています。
壁の中に設置されているので、他の収納スペースに比べ場所を取らないのが最大のメリットだと思います。
決して要らないというものでもないため数個は置いておく必要がある
しかし、その分収納スペースが必要なのでこのような場所を取らないアイテムは実は影の功労者かもしれません。
小物類も置けるのでオシャレなものを置くことで玄関の雰囲気を変えることもできます。
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⑤リビングを広く使うのに便利”吊戸棚”
吊戸棚は上から下までが収納スペースではなく、クローゼットと比べると下の部分が宙に浮いているような収納できる容量が少なめの収納スペースです。
我が家のリビングには収納スペースがありませんが、隣にある畳コーナーの吊戸棚がリビングの必要なものを収納できる可動式棚のスペースになっています。
そのためリビングに収納スペースを作って、リビングの大きさを狭く感じさせることなく必要なものを収納できます。
しかし、宙に浮いているようなあまり大きくない収納スペースのため季節家電などの大きいものを収納することができません。
そこで季節家電は「シューズクローク」へ収納し、よく使用する子どものおむつや住宅設備の取扱説明書などを「吊戸棚」へ収納しています。
アナログレコードに関しては将来リビングで聞こうと思っているので、今は子どもの手が届かない吊戸棚の上段に片付けています。
⑥脱衣所に必ず欲しい稼働式棚
この脱衣所の可動式棚は僕達夫婦が唯一、打ち合わせで設置して欲しいとお願いした収納スペースです。
可動式棚の真ん中付近にある一番下の棚は固定されていて、その下にハンガーパイプを設置してもらいました。
我が家はドラム式洗濯機の乾燥機能を毎日使用していますので、夜に洗濯を始めて朝になると洗濯物は乾いています。
注文住宅購入を検討していた時から将来は共働きを考えていたため、
水道代・電気代を抑えることが出来て乾燥機能も優れているドラム式洗濯機を購入することで家事の時短をする必要がありました。
洗濯は洗浄~乾燥~干してたたんで片付けるまでが家事なのでそこも時短できないか考えました。
濡れた衣類を干す作業を減らすことができたので、ドラム式洗濯機から取り出してたたんで片付ける作業も時短できれば更にラクになると思い、洗濯機の横に可動式棚を設置してもらいました。
その可動式棚がお風呂の扉からも近いため、片付けたタオルがそのままお風呂上りに使えるのもメリットです。
そして、使ったタオルは可動式棚の下にバスケットを置いてあるのでそこに入れて次に洗濯する流れが出来ています。
可動式棚の一番下の固定棚のハンガーパイプは、入居前にドラム式洗濯機の乾燥効率が悪い場合は浴室乾燥機を使用する考えだったため、
浴室で使うためのハンガーをかける用途で設置してもらいましたが、今のところほぼハンガーは使用していません。
我が家は洗面所と脱衣所を分けたので脱衣所が狭くなっています。
が出来てしまいました。
もし、同じような間取りを考えている方は下の記事を良ければ参考にご覧ください。
⑦2階ホールのクローゼット
このクローゼットも可動式棚となっていますが、現在ほぼ使用していないコードがある掃除機を収納している状態となっています。
という計画でいますが、まだ先のことなので何かあったら僕達夫婦が使用するかもしれません。
もしものために賃貸時代に使用していたコードのコンセントにつなぐ掃除機を新居に持ってきたのですが、新居のために購入したコードレス掃除機で1階・2階全てを掃除できるのでほぼ使用していません。
和太家では新居の生活のために購入した家電、家具があります。
など、ぜひ新居の生活におすすめの家電・家具を紹介していますので良ければご覧ください。
⑧寝室のウォークインクローゼット
寝室のウォークインクロゼットは夫婦のものが収納され「コの字」の形をした収納スペースになっています。
1つの収納部屋に夫婦のものを収納できるイメージで我が家のウォークインクロゼットはそこまで大きいわけではないですが、賃貸時代のクローゼットよりは大きいです。
棚とハンガーパイプがあるので、ハンガーパイプには折りたためないスーツをかけて棚の上には家電類の段ボールを片付けています。
なぜ、家電類の段ボールを置いているのかというと使わなくなったらリサイクルショップやフリマアプリで売って小遣い程度ではありますがお金に換えるためです。
和太家では今まで数々の要らないものをフリマアプリで売ることで別のものを購入する時の足しにしてきました。
などをまとめた記事があります。
フリマアプリで自分のものを売ることはスキルアップにも繋がりますし、家をスッキリさせるなどメリットも多いので良ければご覧ください。
⑨子ども部屋のクローゼット
まだまだ子どもが小さいため、ほとんど使用していない状態です。
子どもが成長すると必ず使用する部屋でクローゼットも必要になります。
現在の家族構成ではおそらく、このクローゼットはほぼ使用しませんが将来の子どものためのクローゼットになります。
我が家の子ども部屋は将来間仕切りできるように今は広い1部屋として使用できる間取りを採用しました。
など我が家の例にはなりますが、将来仕切る予定の子ども部屋を採用・検討中の方に知っておいて欲しい注意点をまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
【まとめ】収納スペースの必要性は各家庭さまざまなので今あるものと今後のことを考えよう!
では、最後にこの記事で取り扱った項目をもう一度載せておきます。
各家庭の家族構成・趣味・持っている家電などで収納スペースは変わります。
また、子どもの成長で必要なもの・技術の進歩によって新しいジャンルの家電が出るなど将来増えるものもあります。
我が家では新築住宅の収納スペースの間取りが図面で分かったときに
図面上でどこに何を収納するかあらかじめ決めていた
この段階で収納スペースが足りないなら間取りを考え直さないといけません。
新築住宅の収納スペースに余裕があるのを確認して間取りの打ち合わせを進めました。
収納スペースも余ってしまうとデッドスペースになってしまい、他の間取りを大きくできたと後悔するかもしれないので将来のことを考えて収納計画をしましょう。
【良い家づくり】各住宅会社の施工例を自分達のマイホームに活かせるカタログをもらう方法は?>>>
また、今回は29坪の収納スペースのことについてまとめましたが、29坪という家の大きさで快適に過ごせている理由についてまとめた記事もあるのでぜひご覧ください。
▼小さい家にもメリットはある!わが家が延床面積29坪でも快適な理由についてまとめた記事はこちら。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んでいってください。
「収納スペースをしっかり考えると後悔は減る」
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