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【実は重要⁉】ローコスト住宅の箱型玄関ホール階段とは?我が家の階段の寸法や画像・機能面から解説!

住宅関連
この記事がおすすめな方
  • 玄関ホール階段の設置を検討中の方
  • 箱型タイプの階段を検討中の方
  • ローコスト住宅を購入検討中の方
  • 階段について知りたい方

注文住宅を建てるうえで間取りの打ち合わせをする機会が必ずあります。

そこでLDKの大きさ・畳スペース・吹き抜け・フリースペースなど各家庭の欲しい間取りを話すと思います。

和太
和太

その間取りの一部である”階段”の配置ってどう考えていますか?

奥さん
奥さん

我が家では初めから玄関ホールにある玄関ホール階段に決めていました。

各住宅会社を巡った時に規格住宅のプラン集をもらった時も、その中にあった「リビング階段」のある間取りは候補から外していました。

 結果としては 

“自由設計”ができる住宅会社さんと契約したので間取り打ち合わせで玄関ホール階段を設置した。

玄関ホールにこだわった理由
  • リビング階段だと将来、子どもの友達が家に来た時にリビングを通って子どもの部屋に行く必要がある
  • ローコスト住宅の断熱性能でリビング階段を設置したときのエアコンの効きと電気代
  • 2階の音がそのままリビングに伝わるかもしれない

これらを気にしたため、おしゃれなリビング階段ではなく玄関ホール階段を採用しました。

和太
和太

じつは間取りを考える時に階段の配置を決めてから他の間取りを決めていくみたいです。

奥さん
奥さん

そういえば間取りの打ち合わせの初めに階段のことを聞かれた気がします。

打ち合わせ当時は何も考えていなかった”階段”ですが、住みだしてから実は配慮されている階段だったことに気づきました。

この記事を書いた人
  • 和歌山県で会社員をしている30代男性。3人家族(和太・奥さん・男の子)
  • 転職回数が多く、年収300万円台
  • 転職が多かったため、節約の重要性に目覚める
  • 2020年、土地・建物・外構・諸費用込みの2400万円のローコスト住宅を購入
  • マイホームでの月々の住居費・水道光熱費が平均6.5万円台で生活中

今回は、その実は重要である我が家のローコスト住宅の箱型タイプ玄関ホール階段の詳細について紹介していきます!

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玄関ホール階段のメリット・デメリット

玄関ホール階段の他にリビングの中に階段がある「リビング階段」というものがあります。

リビング階段の特徴
  • 家族とのコミュニケーションが増える
  • 近年では断熱性能の向上で昔ほど冷暖房を気にする必要がない
  • リビングに設置するので玄関ホール階段と比べると他の部分に間取りスペースを増やせる

この項目では、そのリビング階段ではなく我が家が採用した玄関ホール階段のメリット・デメリットについて説明します。

玄関ホール階段のメリット

玄関ホール階段のメリット
  • リビングを通らずに2階へ行ける
  • 料理などの臭いが2階に上がりにくい
奥さん
奥さん

リビングを通らずに2階に上がれるため、子どもの友達が来た時にリビングの様子を見られません。

和太
和太

家族以外の人が来た時に家のプライバシーを守りやすくなります。

子どもは正直で何でも話すと思いますので、何か我が家のことを話す機会を減らせるかもしれません。

また、リビングと玄関ホールとを扉で仕切るため、料理などの臭いが2階に上がりにくくなります。

玄関ホール階段のデメリット

玄関ホール階段のデメリット
  • リビングを通らないため、家族でのコミュニケーションが減る
  • 玄関ホールに階段を設置するので、他の間取りスペースが減る
奥さん
奥さん

学校から帰ってきた子どもがそのまま2階の部屋に行ってしまいます。

和太
和太

家に来てくれた友達の雰囲気も分かりにくくなります。

リビングを通らないため、家族間で顔を合わす機会がリビング階段に比べて減ってしまいます。

 子どもの友達の雰囲気が分かりにくいのは 

子どもが学校で何かトラブルを起こしてしまった時把握できなかった時の不安要素になる可能性がある

住宅面に関しても玄関ホールでの階段スペース分の間取りを設置するので、他の間取りスペースが減ってしまいます。

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和太家ローコスト住宅の箱型玄関ホール階段の詳細は?

では、我が家の箱型玄関ホール階段についての項目は以下になります。

和太家ローコスト住宅の箱型玄関ホール階段の詳細
  • 階段の幅・踏み面・蹴上げ・段数
  • 階段の手すり位置
  • 階段の照明
  • 階段下は土間収納

これらについて紹介します。

和太
和太

また、階段については設計士さんが作成してくれた間取り図面をそのまま採用しています。

もともと玄関ホール階段の間取りが良いということ打ち合わせでお願いしていただけで、階段の高さや幅などについては作ってもらった図面のままでしたが、

奥さん
奥さん

私達自身も不自由のない、2歳になっていない子どもが無理なく上り下りできるような階段になっています。

1階階段の間取り図面
1階間取りの階段図面
2階間取りの階段図面
2階間取りの階段図面

上の画像2枚が木造2階建ての我が家の階段の図面です。

和太家の箱型階段
和太家の箱型階段

そして、和太家の階段は箱型タイプのよく見かける階段です。

この箱型タイプの階段のメリット

箱型タイプの階段のメリット
  • 多くの住宅会社で標準仕様とされているためリーズナブル
  • 階段下を収納スペースに利用できる

デメリットとしては、オープン階段に比べるとおしゃれ感がなく、どこか安っぽく感じるところです。

和太
和太

ローコスト住宅なのでリーズナブルなのは納得です。

ちなみにですが、階段での追加費用は発生していません。

では、次の項目で我が家の階段の詳細について解説していきます!

階段の幅・踏み面・蹴上げ・段数

階段の蹴上げ・踏み面・幅の位置
階段の蹴上げ・踏み面・幅の位置

まずはそれぞれの名称と位置を図で表してみました。

  • …階段の横の長さ
  • 踏み面…階段の足を乗せる部分、またはその長さ
  • 蹴上げ…踏み面からの次の段の高さ

そして、我が家の階段の幅・踏み面・蹴上げを測ってみました。

和太家の階段の幅
和太家の階段の幅
和太家階段の踏み面
和太家階段の踏み面
和太家階段の蹴上げ
和太家階段の蹴上げ
踏み面蹴上げ
76cm23cm18.5cm
和太家階段の幅・踏み面・蹴上げの長さ
 そして、階段の段数は 

15段(2階の床が15段目)

和太
和太

自分の感覚としては見てきた建売住宅の階段に比べて蹴上げの高さが低く、踏み面が広く感じます。

階段の上り下りに関しては、踏み面もそれなりにあり、蹴上げも高く感じないためしんどくないです。

そして、Panasonicさんの建材カタログの階段ページに掲載されている踏み面・蹴上げの推奨の寸法は以下になります。

踏み面・蹴上げの推奨寸法
  • 550mm≦踏み面+2×蹴上げ≦650mm
  • 踏み面≧195mm
  • 勾配は、蹴上げ/踏み面で6/7以下。やむを得ない場合は22/21以下。
 この条件をわが家の階段と合わせると 
  • 550mm≦600mm≦650mm
  • 230mm≧195mm
  • 185/230=18.5/23=6.17/7.67
和太
和太

勾配については微妙なラインですが、それ以外はクリアできています。

この結果を見てみると担当してくれた設計士さんは生活しやすい階段のことを考えて間取り図面を作成してくれたことに気づけました。

また、その通りに我が家を建てて下さった棟梁さんに感謝しています。

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階段の手すり位置

ストレート部分の手すり
ストレート部分の手すり
折り返し部分の手すり
折り返し部分の手すり
和太
和太

手すりは階段のストレート部分と折り返し部分の2箇所に付いています。

ストレート部分の手すりの高さは踏み面から手すり棒の中心へ垂直に測って84cmくらいの高さです。

僕は身長が低いため手すりはちょうど骨盤の高さの位置です。

夫婦で身長が低く、身長差も10cmもないので手すり位置については何も問題はありませんでした。

また、手すりは子どもが手を伸ばせば届く範囲の高さで、蹴上げもそこまで高くないので小さい子どもの階段の上り下りもしやすいです。

夫婦の身長差がある場合、手すりの高さは腰痛などが出てくる老後に影響がでる可能性があります。

階段の照明

階段の照明
  • ブラケット × 1
  • 足元灯 × 2
1階階段側の足元灯
1階階段側の足元灯
2階階段側の足元灯
2階階段側の足元灯
階段のブラケット照明
階段のブラケット照明
和太
和太

足元灯はサービスで追加費用なしで設置してもらえました。

2階にトイレがなく、1階にしかトイレがない間取りになっているため、

夜中に階段を降りる時にブラケットの照明を点けると眩しいですが、足元灯の場合は眩しくない光が足元の階段を照らしてくれます。

我が家のローコスト住宅で採用した照明器具や配置について解説した記事がありますので、そちらもどうぞご覧ください。

足元灯などの照明器具のメーカーや型番・センサーライトの範囲についてまとめた記事はこちら。

また、朝やお昼の陽が当たる時間帯の時は階段に上げ下げ窓があるのでブラケットの照明を点ける必要がありません。

昼間の階段の雰囲気
昼間の階段の雰囲気

階段のある箇所に窓を設置することで、自然の光が入ってきて階段や階段に面しているホールも明るくなりライトを点ける必要がないのでおすすめです。

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階段下は土間収納

和太家の土間収納
和太家の土間収納

箱型タイプの階段のメリットである階段の下を収納にできるというポイントついてですが、我が家の場合は玄関の土間収納になっています。

土間収納の大きさは1帖とそこまで大きくはないですが、

奥さん
奥さん

延床面積29坪の和太家の玄関は「土間収納」「シューズクローク」「コートクローク」と収納スペースが豊富です。

和太
和太

玄関まわりの収納スペースは多い方が良いというのは住みだしてから気付きました。

土間収納は、

  • 子どもが小さい時のベビーカー・三輪車などの収納に最適!
  • 子どもの将来の部活の道具が置ける!
  • お父さんの趣味のものが置ける!

といったメリットがいっぱいです。

我が家の延床面積29坪ローコスト住宅の収納スペースについて画像や間取り図面からまとめた記事がありますので良ければご覧ください。

機能性抜群!延床面積29坪でも満足できる収納スペースについてまとめた記事はこちら!

その収納スペースの一部である土間収納は、箱型タイプの階段を採用したからできた間取りです。

実用性のある箱型タイプかつ玄関ホール階段だからこそ延床面積がそこまで大きくない我が家に採用して良かった階段だと再認識できました。

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【まとめ】箱型タイプの玄関ホール階段はメリットがいっぱい!そして、階段の配置は重要!

では、この記事で紹介した項目についてもう一度のせておきます。

  • 玄関ホール階段のメリット・デメリット
和太家ローコスト住宅の箱型玄関ホール階段の詳細
  • 階段の幅・踏み面・蹴上げ・段数
  • 階段の手すり位置
  • 階段の照明
  • 階段下は土間収納
奥さん
奥さん

改めて住宅会社の設計士さんがいろいろ考えてくれていたんだなと実感しています。

  • 手すり側の壁を使って足元灯を設置
  • 昼間は窓から光が差し込むので階段のライトが要らない
  • 蹴上げ・手すりの高さが低いため上り下りがラク
  • 階段の下は便利な土間収納

箱型タイプの階段はおしゃれさには欠けますが、実用性のある機能が豊富です。

折り返し部分の踏み面
折り返し部分の踏み面

上記の画像は2階側から見た階段の折り返し部分になりますが、

営業さん
営業さん

私、和太さんのお家のこの箇所が気に入っています。

と引き渡しの時に言っていただけました。

和太
和太

実は担当の営業さんも同じ住宅会社さんで家を購入されているのですが、ここまで折り返し部分が大きくないみたいです。

この折り返し部分が大きいのは上り下りのしやすさ以外に、老後の転倒リスクを下げる効果もありそうです。

今回の記事をまとめていて感じたことは、階段の配置によって収納スペースや日当たりなど「満足度」に影響しそうなポイントが多かったことです。

僕達はただ”リビング階段じゃない方がいい”という条件を出しただけでしたが、その条件から考えないといけないことって多いなと実感しました。

今、住宅会社さんと間取り打ち合わせをされているのであれば一度、階段について考えてみるのも良い機会だと思います。

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\後悔のない家づくりへの一歩/

和太家の間取り図面の記事について解説した記事もありますので参考にどうぞ!

和太家の全体の間取り図面とこだわった間取りについてまとめた記事はこちら。

この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。

「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。

「階段ってかなり重要だった」

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