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【電気代徹底比較】2022~2023年値上げの影響は?2021年オール電化住宅の電気代と比較!

お金のこと
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2022年は家計に影響がでる値上げラッシュが続いています。

値上げの原因

  • 2022年3月以降からの円安による原油高の影響が更に大きくなった
  • ロシア軍のウクライナ侵攻による輸入原料の価格上昇

が考えられ、今後も値上げは続くと予想されます。

和太
和太

そして、これら値上げは毎日使う家の電気代にも影響しています。

 去年の電気代に比べ、 

わが家の同時期の電気代は上がっている。

奥さん
奥さん

わが家はオール電化住宅で電気メインの生活になるので家計に影響がでます。

今回はわが家の去年(2021年新築ローコスト住宅・入居1年目)の電気代と今年(2022~2023年・入居2年目)の電気代を比べる良い機会だったので記事にしました。

データは和太家が契約している“関西電力”さんの「はぴeタイムR」というプランからになります。

この記事を見て下さっている方のお家の電気代の上昇と比べながら見てもらえればと思います。

この記事を書いた人
  • 和歌山県で会社員をしている30代男性。3人家族(和太・奥さん・男の子)
  • 転職回数が多く、年収300万円台
  • 転職が多かったため、節約の重要性に目覚める
  • 2020年、土地・建物・外構・諸費用込みの2400万円のローコスト住宅を購入
  • マイホームでの月々の住居費・水道光熱費が平均6.5万円台で生活中(入居1年目)

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2022年入居2年目と1年目との電気代・生活環境の違いは?また、全国の電気代上昇率は?

では、わが家の新築ローコスト住宅、2022年入居2年目と1年目(2021年)との電気代・生活環境の違いについて解説する項目は以下になります。

新築ローコスト住宅の入居2年目と1年目との電気代・生活環境の違い
  • 【生活環境】奥さんと子どもの家にいる時間が減った
  • 【家電の使い方】使用が減ったもの・増えたもの
  • 電力使用量は減った?増えた?
  • 電気代はどれくらい増えた?

先に電気代についてですが、わが家は太陽光発電は設置していないため使用した電力分がそのまま料金になります。

太陽光発電を設置しなかった理由8選を太陽光発電の性能面・日本の環境面から解説した記事はこちら>>>

和太
和太

ちなみに日本の物価データから去年の電気代と比べて、2022年の電気代はどれくらい上がっているのでしょうか?

電気代を去年と比較したデータが総務省統計局の「消費者物価指数」というものから分かるようになっていて、2022年9月分のデータによると

 去年の同年月に比べると 

電気代は21.5%も上昇している

※出典:総務省「2020年基準消費者物価指数」2022年9月分

上記のデータと総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編2021年平均)」から値上げの影響額を比べると、

2021年
2人以上世帯
平均支出額 ※1
上昇率値上げ額
電気代10,317円21.5%2,218円
2021年電気代平均支出額からみる値上げの影響 ※1出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編 2021年平均)」

年間で約24,000円も上がることになり、格安SIMでスマホを使っている方なら1年分の費用がなくなる額です。

家族の人数が多ければその分電気代も高くなり、今年は値上げの影響もあるため更に電気代は上がっています。

では、わが家もどれくらい電気代が上がっているのかを日々の生活環境と去年の違いから比べていきましょう。

また、我が家の新築ローコスト住宅入居1年分(2021年)の電気代を月別でまとめ、住宅性能・使用している家電類から解説した記事もありますので参考にどうぞ。

【生活環境】奥さんと子どもの家に居る時間が減った

電気代に影響しそうな入居1年目と2年目の生活環境は奥さんと子どもの家に居る時間が減ったことです。

  • 奥さんは仕事復帰
  • 子どもは保育園へ通園

去年は奥さんが育休中で子どもも一緒に家に居て、買い物などで外に出ることはありましたがほとんど家に居る状態でした。

しかし、入居2年目からは2人が朝からお昼過ぎくらいまでは家に居る時間が減りました。

 電気代への影響は 

平日の朝~お昼過ぎ分の電気使用量が減る

しかし、

  • 僕(夫)が交代勤務であるため、平日の午前中に家に居る時間帯がある
  • 奥さんの休みが平日の時もある

という勤務形態でずっと平日の午前中から昼過ぎまで家にいないという状態ではないため、電気使用量は去年に比べ減る予想ですが、大幅な変化はなさそうな気がします。

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【家電の使い方】使用が減ったもの・増えたもの

先ほどの項目で生活環境の変化について紹介しましたが、それに伴って家電の使用にも変化があります。

使用が減った家電類
  • 照明
  • エアコン
  • テレビ
  • IHクッキングヒーター

その他..

使用が増えた家電類
  • ドラム式洗濯機
奥さん
奥さん

使用が減った家電類は家に居る時に使うことが多いものですね。

和太
和太

では、なぜ、ドラム式洗濯機の使用量が上がったのでしょうか?

 ドラム式洗濯機の使用量が増えた理由 

子どもの保育園での洗い物が増えた

基本は夜の深夜電力を利用した時間に一日一回の洗濯をするのですが、子どもが保育園から持って帰ってくるお布団などは大きいので一緒に洗濯機に入りません。

なので、夜とは別に洗濯をするため回数が増えました。

しかし、子どもがお布団を持って帰ってくるのは週末であるため毎日洗濯をするわけではありませんので、少し使用電力が増えるくらいだと思います。

月々の電力使用量は減った?増えた?

こちらは結果から先に言うと

 電力使用量は 

去年に比べ、月によって増えたり減ったりしている

和太
和太

わが家の契約している関西電力の「はぴeみる電」から使用電力量が分かるグラフがありますのでご覧ください。

電気使用量(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より)
電気使用量(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より)
リビングタイム(朝夕)デイタイム(昼間)ナイトタイム(夜間)電気使用量合計
2021年7月179kWh71kWh168kWh418kWh
2022年7月182kWh59kWh187kWh428kWh
2021年8月226kWh83kWh180kWh489kWh
2022年8月204kWh55kWh168kWh427kWh
2021年9月169kWh72kWh153kWh394kWh
2022年9月233kWh63kWh198kWh494kWh
2021年10月162kWh51kWh159kWh372kWh
2022年10月153kWh39kWh175kWh367kWh
2021年11月145kWh54kWh163kWh362kWh
2022年11月101kWh33kWh172kWh306kWh
2021年12月148kWh47kWh185kWh380kWh
2022年12月124kWh31kWh225kWh380kWh
2022年1月250kWh53kWh320kWh623kWh
2023年1月255kWh36kWh369kWh660kWh
2022年2月219kWh51kWh275kWh545kWh
2023年2月194kWh41kWh323kWh558kWh
2022年3月212kWh43kWh264kWh519kWh
2023年3月166kWh33kWh286kWh485kWh
2022年4月146kWh45kWh241kWh432kWh
2023年4月105kWh31kWh243kWh379kWh
2022年5月126kWh40kWh183kWh349kWh
2023年5月109kWh26kWh217kWh352kWh
2022年6月115kWh37kWh158kWh310kWh
2023年6月99kWh40kWh156kWh295kWh
入居2年目と1年目の電力使用量の表

薄い棒グラフと濃い棒グラフの二つがある月が去年と比べることができる月になっています。

また、6月の去年の使用電力は入居月でまるまる一か月住んでいないため今回の比較からは外しています。

入居1年目(去年)と入居2年目(今年)の電気使用量
  • 7月・9月・1月・2月・5月の合計電気使用量は今年の方が多い
  • 8月・10月・11月・3月・4月・6月の合計電気使用量は今年の方が少ない
  • 12月の合計電気使用量は今年と去年が同じ
  • 昼の電気使用量は今年の方が少なく、朝・夜の電気使用量は全体的に今年の方が多い
奥さん
奥さん

今年からお昼に家に居ない時間が増えたことが電気使用量の結果に出ています。

オール電化住宅の節約

オール電化住宅の電気代節約の基本は、電気代が安い深夜時間帯に電気を使用すること

今回の電気使用量の結果から、入居2年目の電気の使い方のほうが電気代節約には適しているにもかかわらず、電気代が上がっています。

和太家の契約しているプランでは昼間の使用電力の電気代が最も高く

  • 夜間の使用電力の電気代は、昼間の約半額
  • 朝夕の使用電力の電気代は、昼間の約2割ほど安い

ため、2022年7月・9月、2023年1月・2月の合計電力使用量が多くても、時間別の電気使用量を考えると電気代が上がっている点と電気使用量の関係性はあまりなさそうです。

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電気代はどれくらい増えた?

では、本題である入居2年目(2022年)の電気代は入居1年目(2021年)と比べてどれくらい上がったのでしょうか?

電気代(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より) ※の電気代はポイントを利用して請求額を下げた
電気代(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より) ※の電気代はポイントを利用して請求額を下げた
電気代前年同月の電気代前年同月との
電気代の差
電気代上昇率
2022年7月13,522円11,411円+2,111円15.6%
2022年8月14,030円
(ポイント利用前)
※13,430円
(ポイント利用後)
13,246円+784円
(ポイント利用前)
+184円
(ポイント利用後)
5.6%
(ポイント利用前)
※1.4%
(ポイント利用後)
2022年9月16,486円11,179円+5,307円32.2%
2022年10月12,997円10,550円+2,447円18.8%
2022年11月11,315円10,326円+989円8.7%
2022年12月13,978円10,731円+3,247円23.2%
2023年1月23,341円
(ポイント利用前)
※21,841円
(ポイント利用後)
16,313円+7,028円
(ポイント利用前)
+5,528円
(ポイント利用後)
30.1%
(ポイント利用前)
※25.3%
(ポイント利用後)
2023年2月16,266円
(ポイント利用前)
※13,466円
(ポイント利用後)
12,036円+4,230円
(ポイント利用前)
+1430円
(ポイント利用後)
26.0%
(ポイント利用前)
※10.6%
(ポイント利用後)
2023年3月14,044円13,466円+578円4.1%
2023年4月11,051円12,626円-1,575円-14.3%
2023年5月9,641円10,818円-1,177円-12.2%
2023年6月8,436円9,926円-1,490円-17.7%
入居2年目と入居1年目との電気代の差と電気代上昇率

先ほどの項目でも説明しましたが、前年同月と比べて電力使用量が減っている月があるにもかかわらず、

 電気代は 

2023年4・5・6月以外のすべての月で電気代が上がっている

和太
和太

とくに去年と今年の9月の電気代の差はヤバいですね。

2023年4月の電気代が安い要因を考えてみると、

  • 後の項目で解説する燃料費調整額が一時的に下がった
  • 奥さんと子どもが去年と比べ、日中に家に居ないから
  • ずっと電気を使用している冷蔵庫を省エネ性が高い冷蔵庫に買い換えたから?

などが考えられます。

\購入時期で価格が違う!冷蔵庫の買い方を解説!/

そして電気代上昇率を平均してみると「7.98%」(ポイント利用含む)になりました。

ポイント利用をしているおかげでこの上昇率で納まっていますが、ポイントを利用していないと電気代が更に高かったです。

奥さん
奥さん

こういう時にポイントを利用して電気代を下げることができるのでポイ活をしていて良かったです。

・わが家が利用している関西電力さんの”はぴeみる電”のポイント利用サービスとは?>>>

それでも正直言うと自分達の節約努力では電気代を去年と同じ水準にもっていくのはかなり厳しいというのがホンネです。

とはいっても、数千円の出費は家計簿にすると月々のスマホ代分くらいにはなるので電気代を気にする必要があります。

電気代が増えた要因は?

わが家の電気使用量が減っている月があるのにもかかわらず、入居2年目(2022年)は電気代が前年同月に比べ、すべての月で上がっているのが分かりました。

そもそも電気代の内訳

  • 基本料金
  • 電気使用量の料金
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

で構成されています。

和太
和太

これらの中に冒頭でも説明した円安などが影響している項目があるのでしょうか?

じつは電気料金の明細に載っている「燃料費調整額」というものが円安やウクライナ侵攻と関係しています。

燃料費調整額とは?

市場や為替など外部要因によって変動する燃料の価格を燃料費変動に応じて電気料金に反映するために算定された料金

1kWhごとにかかる燃料調整額
1kWhごとにかかる燃料調整額(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より)
2022年
8月分
2022年
9月分
2022年
10月分
2022年
11月分
2022年
12月分
2023年
1月分
1kWhにつき+4円90銭+6円14銭+7円47銭+8円71銭+10円15銭+10円91銭
1kWhごとにかかる燃料調整額
奥さん
奥さん

月ごとの燃料調整額の単価が上がっていて、2022年12月の燃料調整額の単価は2022年8月の2倍以上もあります。

和太
和太

2022年と2021年の電気使用量が同じなのに、2022年の電気代の方が3,247円も高い意味が分かりました。

上記の「1kWhごとにかかる燃料調整額」を電気使用量と掛け算することで燃料調整額が算出されます。

これらのことから

  • 月ごとに燃料調整額の単価が上がっているため、まだまだ電気代の値上げは予想される
  • 和太家の去年の電気使用量は夏より冬の方が多い

ため、わが家の入居2年目の冬の電気代は上がることが確定していて電気代上昇率が夏以上になることが予想されます

少しでも電気代を抑えるために去年よりも電気使用量を抑える必要があります。

※「基本料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」については、2022年7月~12月分のデータでは料金は同じで変動はありません。

2023年2月から期限付きで燃料費調整単価が下がる!?

エネルギー価格の高騰により、電気やガス料金が上がり家計や企業の業績を圧迫しています。

このことから国が値引きする原資を、電力会社やガス会社の小売業者さんなどへ補助することで

  • 家庭や企業の電気・ガス請求料金を値引きし、負担を軽減する

という「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が発表されました。

和太
和太

実際にわが家が契約している関西電力さんでも値引きされています。

 気になる値引き内容は 

2023年2月~2023年9月分の電気料金において「燃料費調整単価」から1kWhあたり7円を差し引く

1kWhごとにかかる燃料調整額(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より)
1kWhごとにかかる燃料調整額(関西電力のはぴeみる電・ログイン画面より)

わが家の2023年2月請求分の電気使用量(558kWh)を例にしますと

  • 燃料費調整単価1kWhあたり10円 … 558kWh×10円=5580円
  • 燃料費調整単価1kWhあたり4円 … 558kWh×4円=2232円

燃料費調整単価が1kWhあたり10円のままだと2月の電気代請求額は3000円以上も高かったことになります。

ただ期限付きで2023年9月分までが適応になっているのでそれ以降はどうなるかは未定です。

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【まとめ】去年と比べ、昼間の電気使用量が減って朝・夜の時間帯の電気使用が増えても電気代が上がった!

では、最後にこの記事であつかった項目をもう一度載せておきます。

新築ローコスト住宅の入居2年目と1年目との電気代・生活環境の違い
  • 【生活環境】奥さんと子どもの家にいる時間が減った
  • 【家電の使い方】使用が減ったもの・増えたもの
  • 電力使用量は減った?増えた?
  • 電気代はどれくらい増えた?
和太
和太

去年に比べ、電気使用量が減っている月もありましたが、全ての月で電気代が上がっている結果になりました。

また、入居2年目である2022年は電気代を構成する「燃料調整額」の1kWhあたりの単価が上がっていることも分かったため、冬も電気代が上がることが確実です。

 そして、入居2年目 
  • 電気代平均(12か月分)が13,350円(2022年7月~2023年6月)
  • 入居1年目の電気代平均12,242円を上回っていて1,108円も高くなっている

今後は少しでも電気代を抑えるために電気使用量を少なくする努力が必要だと感じました。

また、わが家が契約している関西電力さんの「はぴeタイムR」のプランには「はぴeみる電」というサービスがあります。

そのサービスでポイントを貯めてポイント払いすることで電気代を抑える方法がありますので有効に使っていこうと思います。

電気代を安くするポイントが貯まりやすい!「はぴeみる電」についての記事はこちら。

この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。

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「電気代の値上がりのペースがヤバい。」

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