仕事をしていると辛いことやしんどいことが重なり「この会社辞めたいな~。」とほとんどの方は思ったことがあるのではないのでしょうか。
僕、じつは何回か会社を辞めています。
しかも、大学卒業後に入った最初の会社は3か月で辞めています。
それ以降はその新卒で入った業種ではなく、別の業種に転職し、その後は同じ業種で転職をしています。
会社が多い都会と比べると和歌山県は田舎なので仕事が見つかるか初めの転職活動は不安でしたが、結構すぐに次の仕事は見つかりました。
その後、何回か転職を繰り返しましたが、
など、会社の数が少ない田舎の転職でも仕事はすぐ見つかっています。
田舎独特の転職事情があると感じます。
今回は住宅・節約系の記事をメインに書いている僕が自身の体験談から感じた田舎の転職事情の内容について記事にしました。
住宅ローンを組んだ場合、必ず返済義務が発生するため仕事は大切ですが、長期に渡って返済する中で会社を辞める可能性があるかもしれません。
なので仕事=お金に関わる内容であるため、参考にしてもらえればと思います。
僕が感じた和歌山県の転職事情とは?また、全国の20代・30代の転職回数の割合は?
では、この記事で解説する僕が感じた和歌山県の転職事情は以下になります。
そして、20代・30代の全国的な転職回数の割合はどれくらいなのでしょうか?
「en ミドルの転職」が行った「退職」についてのアンケート集計結果を参考にしますと、
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回以上 | 転職なし | |
20代 | 39% | 13% | 8% | 2% | 1% | 37% |
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回以上 | 転職なし | |
30代 | 24% | 21% | 19% | 8% | 8% | 20% |
20代では63%、30代では80%の方が転職経験があるという結果です。
平均転職回数は2.8回。
20代で転職を繰り返した僕は集計結果からみると数%の猛者ですね。
今でこそ、30代になりまだ転職はしていませんが、振り返ると履歴書に書く会社の欄が多いことは気になりました。
そんな住宅購入時に転職回数が多い・年収が低い・勤続年数が短い住宅購入時の僕が、
住宅ローンを当時の地元銀行で公務員・大手企業勤めの方達並みの金利で借りることが出来たのですから人生はどうなるか分かりません。
・地元の紀陽銀行で住宅ローンを最優遇金利(0.445%)で借りられた記事の内容はこちら>>>
そんな和歌山という比較的田舎である地域で転職を繰り返して感じた転職事情について次の項目で説明していきます。
有名な就職・転職サイトに掲載されている企業が少ない
転職や大学生の就職活動では有名な転職・就職サイトに登録すると気になる企業への応募などができて便利なのですが、
有名な就職・転職サイトに登録されている企業が少ない
というデメリットがあります。
勤務地 | 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県 |
企業数 | 約3,750 | 約6,500 | 約232,00 | 約9,000 | 約2,900 | 約2,400 |
和歌山県は約2400社の募集ですが、本社が和歌山にある企業に絞ると15社くらいになります。
大学生が利用する就職サイトも同じような傾向で、
大阪などの気になる企業の説明会に応募・エントリーシートを提出・筆記試験・面接などを受け、和歌山の企業で内定するため就活に慣れておくように大学時代は対策していました。
しかし、転職の場合は若ければポテンシャルや人間性も多少関係ありますが、同業種への転職は実力が大切であるため企業数は多い方が前職とのレベルに合う企業も増えるので有利です。
田舎の転職活動でも転職サイトに登録することはメリットあり
転職の視野・可能性を広げる、自分の市場価値を知りたいという理由でCMで流れているような大手転職エージェント系サイトに登録したこともあります。
ぶっちゃけてしまえば「CMが流れてるくらいだからハローワークよりも良い求人があるのでは?」という気持ちがありました。
ただ、大手転職エージェント系サイトでもデメリットはあり、やはり前の項目でも言った通り“田舎は登録している募集企業が少ない”のと“現場系の仕事が少ない”というのを感じました。
ちなみに僕が登録した大手転職エージェント系サイトは「リクルートエージェント」さんです。
転職支援実績・累計41万1,000名以上(2017年3月期時点)の転職支援実績NO.1サービス。
一般求人の他、業界最大級の非公開求人10万件を取り揃えています。
その他に「職務経歴書・履歴書などの書類の添削」「企業情報の提供」「志望企業への推薦」など様々な転職サポートを行っている。
ただ、この「リクルートエージェント」さんを利用して転職活動をして感じたメリットがありました。
これはハローワークを通しての転職活動との大きな違いにもなります。
▼リクルートエージェントのホームページはこちら。
・求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1の転職支援サービスを見にいくハローワークを利用して転職活動をする時に感じたのは
と本当にすることや応募企業さんのペースに合わせるといったことが多いです。
自分のペースで転職活動が対応できて、給与・休日といった待遇面も上がる可能性が高い
自分は現場での体を動かす系の仕事の職歴が長く、結果ハローワークの方がその手の求人は多かったですが、職種が合えば田舎でも大手転職エージェント系サイトは利用価値アリです。
僕自身の希望業界の応募は少なかったですが、違う業種の企業でも書類審査は通り面接までは行けたのでしっかり熱意ある対応が出来る方であれば異業種への転職は可能と感じました。
当時、僕に付いてくれた担当者の方も電話越しでも分かるくらい「物腰の柔らかい」人で接しやすい方で確認の連絡をしやすかったです。
在職中でも自分のペースで転職活動がしやすく、待遇も上がる可能性が高い、そして何より転職活動の視野を広げるためにも大手転職エージェント系サイトの利用はおすすめです。
地元で有名な企業はハローワークの求人募集を使っている
ハローワークの求人に少し抵抗がある方はいませんか?
民間の会社が運営する転職サイトとは違い、ハローワークは国営の行政機関が運営していることもあり無料で求人を載せることができます。
そのため、ハローワークの求人の中には
など待遇面が悪い企業が混じっている可能性があります。
和歌山のような田舎では、ハローワークに地元の優良企業が求人を出している
例えば、僕が実際にハローワークに掲載されていた中で転職した企業の待遇を言いますと、
年間休日が少ないうえ、給料が低い会社も多いなか和歌山のハローワークでは上記のような企業の求人があります。
先ほど説明した有名な転職・就職サイトでの企業掲載数が少ない分、田舎での転職の場合は、ハローワークで求人を探してみると掘り出し物が出てくるかもしれません。
田舎で同じ業種への転職の場合、合同説明会の参加はメリットあり
もちろん和歌山でも県やハローワークが開催している合同説明会はあります。
じつは僕、この合同説明会を利用して自分をアピールしたことがあります。
僕が参加したのは新卒者と転職希望者が対象の合同説明会で新卒の人達がほとんどだったのですが、僕が希望する業種は4社ほど参加していました。
そして、先ほども話した通り和歌山では
など転職で知りたい情報が少ないのですが、合同説明会では気になる業種の企業が参加しているうえに企業の説明までしてくれます。
新卒者は来年の大切な新入社員であるため、人事に関わる人が各企業のブースにいる
この人事に関わる人がいることがキーポイントです!
転職エージェントでは気になる会社の情報を教えてもらえますが、その代わりとして田舎の転職では合同説明会を利用することで濃度の濃い情報を得ることができます。
この合同説明会に参加した結果、4社のうち1社は中途採用をしていなかったため3社になりましたが、残り3社から「面接をしたい」という連絡をいただきました。
田舎で転職を考えている方は自分を直接アピールすることもできて、気になる企業の情報を直接聞ける合同説明会がおすすめです。
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地元に残る・帰ってくる大学卒業者の違い
※この項目は和太の体験談からの考察なため、確証がないことをご理解ください。
これは新卒3か月で会社を辞めた後に感じたことなのですが、面接してくれる担当の方が「大学行ってたんやな~」と言ってくれることが多かったです。
そもそも和歌山にいる大学卒業者の数は他府県に比べ、少ない気がします。
他府県の大学に行った学生はそこで就職をして、他府県から田舎の大学にきた学生は地元に帰る
僕のように大阪の大学に行って、新卒で和歌山で就職するパターンって少ない気がします。
ひょっとしたらですが和歌山のような田舎の場合、大学名に関わらず「大卒」というのは有利なのかもしれません。
零細・中小企業の場合、大学卒業をしていても中途採用だと給与面に影響なし!?
求人企業の書類を見たことがある方は、企業によっては給与の欄が○○~○○万と幅があることをご存じかと思います。
僕が転職した零細・中小企業も○○~○○万と幅があったのですが、どちらも幅の中の低い額での給与からのスタートでした。
給与は学歴や各個人の能力で判断をすると思いますが、転職の場合は能力が未知数なため査定が低いことは納得です。
しかし、学歴での判断の場合、新卒者を例にすると大卒の方が給与は少し高いため、中途採用でも少し高くなるのではと思いましたが考えが甘かったです(笑)
大卒や前職の内容から技能給が高い状態からのスタートだった
あくまで僕自身の体験談なので参考程度にですが、田舎での転職の場合、大卒者は面接・試験は有利ですが、給与面では零細・中小企業では影響はあまりないというのを実感しています。
同業他社の世間の狭さ
僕が働いている業種は協会が実施している年に数回行われる講習があり、県内の同じ業種の会社の社員が集まる機会があります。
今はコロナの影響でWebでの講習が多いため、直接顔を合わせる機会は少なくなっています。
その講習では最後に親善も兼ねた食事会のようなものもたまにあるのですが、その食事会では各会社の役職者が集まります。
僕自身、じつは零細企業に勤めている時に役職者としてこの食事会に参加したことがあるのですが、
という雰囲気でした。
そして、ここからが世間の狭さを実感するという本題についてですが、
以前勤めていた会社の知り合いに転職者の情報を聞いたり、辞める会社に気を遣って採用を見送る
ということがあります。
僕は一度、決まっている転職先の人事の方から「転職先の会社として、ここの会社名を言わないでほしい」と言われたことがあります。
田舎の同業他社の場合は転職者の情報がカンタンに手に入る可能性があるため
今勤めている会社、もしくは勤めていた会社の勤務態度や能力などの評価は重要
今務めている会社の勤務態度や評価が悪いのに同業他社への転職を考えた場合、“日頃の行い”の代償が転職に影響することを把握しておいてほしいです。
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前の職場の上司や後輩が転職してくる可能性もある
上記の項目では、自分が田舎の同業他社に転職する場合に勤めている(勤めていた)会社の評価の重要性について話しましたが、
この項目は逆に前の職場の上司や後輩が転職してくるパターンもあるということについてです。
勤めている(勤めていた)会社の人間関係も気にしておいた方がいい
じつは今勤めている会社には前の職場の上司や後輩がいます。
その他にも在籍期間が被っていませんが同じ会社にいた人もいます。
これって人間関係で会社を辞める方にとっては重要な問題だと思います。
もし、嫌な人が原因で会社を辞めたのにまた転職先の会社でその人が数年後、、、というパターンもあり得るからです。
なので田舎での同業他社への転職の場合は、勤務態度などの評価以外にも人間関係も注意すべき点ではあります。
資格の重要性
転職者が企業に見られるのは実務経験がメインだと思いますが、資格の有無を履歴書に書けるというのは重要な点ではないでしょうか。
仕事で必要な資格は会社から取りに行くように言われると思います。
僕の勤めている業種では、
など難易度がさまざまですが、これら資格は経歴と共に転職先の会社が経験者募集という理由で掲載しているのであればアピールポイントにもなります。
履歴書の資格の欄についても話を広げることができる
僕の場合ですが、各会社に入っても新しい資格を取っていたので面接時にその意欲をアピールしたりもしました。
また、その資格がなぜ必要であったのかを実際の業務内容と照らし合わせて話したり、取りに行く過程を小話にしたりすることで自分が面接担当の方と話しやすい雰囲気にしていました。
【まとめ】田舎の転職は情報をどう得るかがカギ!人間関係が大切かも。
では、今回解説した内容をもう一度載せておきます。
今回は僕の経験から感じたことをそのまま記事にしました。転職の専門家ではありませんのでご理解ください。
転職を繰り返すと収入が安定しないため、お金を節約する術が必要にもなるのでわが家がお金を貯めることができた“節約術”も参考にして頂ければと思います。
また、今回取り扱った内容の他に田舎での転職の場合、友人・従業員からの紹介で入社というパターンもあります。
しかし、この場合は紹介してもらった会社をやめる時に
ということがあるのでよく考える必要があります。
そして、「同業他社の世間の狭さ」の項目でも解説しましたが、以前勤めていた会社の後輩・上司がまた同じ職場で働く可能性もあるため、本当に人間関係は大切にしておくべきです。
あと忘れないようにしているのはこんなに転職を繰り返した僕ですが、採用してくれた企業さん・上司・同僚・後輩は
など協力をしてくれたにもかかわらず、辞めてしまったことを申し訳なく思っております。
自分が今いるのは皆さまのおかげです。ブログ上ではありますが、感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」では住宅に関して・ポイ活などの記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
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