生きていくうえで必要なものの1つに”お金”があります。
何かをするには必ずお金が必要で生活に直結する”お金”についての話は、日本ではなぜかイメージが良くありません。
そして、お金は欲しいものを交換するツールであり、年齢を重ねるごとに必要性が上がっていくツールだと和太は考えています。
そして、お金=自由度でもあります。
我が家でも貯金をすることで新築住宅の頭金にすることができましたが、まだまだ長い住宅ローン返済の期間が始まったばかりです。
そして、数十年かかるであろう住宅ローンの返済中には、お金が必要になる人生の出来事があります。
その他にも車購入と自分達の生活環境を豊かにする浪費も入ってくることでしょう。
しかし、これらの場面が起こった時に対応力とお金がなければ気持ち的にかなりしんどくなると思います。
自分の子どもや、育ててもらった両親に対して「お金がない」という理由で何かをあきらめるということは絶対したくありません。
今回の記事はシビアな内容になりますが住宅ローンを組むからこそ考えたい今後起こりうる出来事から和太が考える貯金の重要性についてまとめていきます。
“住宅ローン破産”をする人が現在、増えています。せっかく購入した住宅を将来手放さないためにも返済計画はとても重要です。
といったお金のプロに無料相談できるFPサービスがありますので活用してみてください。
貯金の重要性と将来起こるお金が必要な出来事とは?
これらは年齢を重ねていけば経験することが多い出来事だと思います。
会社に関しては雇用条件や景気などにも左右されるとは思いますが、もし、“貯金という余裕があれば”という考えから転職を繰り返してきた和太の経験から紹介します。
あとはほぼ家族間での話が中心です。
今回、家族の病気については貯金で補う方が良いと思いますが適切な保険の入り方でカバーできることもあるため省いています。
「両親の介護問題」に関しては和太家の両親が今もしている実体験から紹介します。
我が家では夫である僕の年収が低いため住宅ローンの組み方に悩みました。
これらを考慮した結果、月々の住宅ローン返済額が5万円以下で日々の生活を送っています。
このような結果になった内容をまとめた記事がありますので良ければご覧ください。
子どもの習い事・進学について
子どもの成長は今後の人生で新鮮味、苦労といろいろな感情を与えてくれる楽しみな出来事です。
しかし、子どもが大きくなっていくと必ずお金も必要になっていきます。
もちろん食べる量が増えたり、子ども部屋で自分の時間を過ごすため、食費や水道光熱費も今より更に上がっていくでしょう。
しかし、中学卒業までもらえる児童手当や幼児教育・保育、高校無償化によってお金が支給されたり教育費がかからない制度もあります。
ここではそれら制度では補うことができない部分や奨学金についての考えを説明していきます。
スポーツや塾の習い事
特に習い事に関しては子どもにやりたいことが無ければ我が家では無理に行かせようとは考えていませんが、
友達が行ってるから行きたい!という理由はありそうです。
子どもが自主的にやりたいということになかなか反対はできませんし、させてあげたいというのが親心。
そこで生活に余裕がなければ習い事を諦めてもらう可能性がでてきます。
習い事を諦めるくらいで友達関係は壊れないと思いますが、習い事で自分を磨き、何か将来やりたいことを見つけるキッカケや生涯の友達ができるかもしれません。
家の経済面が理由で諦めさせることはしたくないのでもしもの貯金は大切です。
大学の授業料と奨学金について
大学の授業料ってかなりお金がかかりますが、子どもが行きたいといえば授業料が高くても行かせるはずです。
大学に通っていた方は両親に自分が通っていた大学の授業料を聞いたことはありますか?
当時、その金額を両親から聞いた時は額が大きくてビビりましたが、今でもビビりますね(笑)
このビビる額を両親は当時入っていた学資保険と貯金から補い、僕は奨学金を借りずに済みました。
更にこの金額に1人暮らしをして仕送りをするか、実家から通わせるかでも付帯でかかる金額が変わります。
この額をみて大学行きたいんやったら奨学金借りたら良いやん!って思った方いると思います。
でも、この奨学金は社会人になった子どもが返しますが、奨学金を借りなければ子どもはお金を貯めることができ親にお金のことで頼ってくることが少なくなると思いませんか?
ここからは他の地域に比べ田舎の部類に入る和歌山に帰ってきて転職を繰り返した僕の経験談になりますが
キャリアアップでの転職では給料面は期待でき、実際給料がアップした転職もしたことはありますが環境が悪く長続きしませんでした。
田舎での就職・転職活動をされた方には理解してもらえると思いますが、就職・転職サイトの登録企業数は圧倒的に少ないため、情報量が少なく転職する会社の情報は未知数なことが多いです。
和太の個人的な考えではありますが、
今では転職をしない人のほうが少ないと思いますし、自分の子どもには奨学金返済のために「仕事を変えられない」という理由で人生の選択肢が少なくなるのは避けたいです。
親が学費を工面して子どもにお金の知識があれば、生活にゆとりが出来て子どもは結婚資金・住宅購入の頭金を貯めることができると考えています。
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収入が下がる
収入が下がってしまうと今までの支出を抑えることが出来れば下がった収入でもカバーすることができますが、家族がいる場合は難しいことが多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスが流行りだした時、住宅ローンについての相談が銀行で増えているというニュースをよくみました。
この相談は収入が落ちてしまったことが原因だと思います。
ちょうど我が家では住宅購入前であったため、このニュースを見た時は
だと考え、”収入が落ちた”場合も想定しなければいけないと思い、住宅ローンの借り入れ額と貯金をいくら残すかについて考える良い機会を貰えました。
会社を辞めた、倒産した
会社を辞めた、倒産した場合は収入がなくなるため、雇用保険の失業給付申請をして日々の生活面のお金を工面すると思いますが給付される期間は限られています。
これはまだ20代で転職を繰り返した和太の経験でもありますが、
就職って決まらないと結構焦ってきます。
転職を3回もした僕は同じ業種を選んできたので、幸いなことにすぐ就職先が決まる・仕事を辞める時は次の会社を決めてから辞めることができました。
失業給付をもらったことも1度しかなく、受給が決まってすぐに就職が決まりました。
これは完全に”年齢が若かったからできた”と判断していますが、30代になった今で同じような状況になるとは思えません。
次の就職先を決めずに会社を辞めた時の心の状態は
という焦りもありながら、貯金もあるから大丈夫という変な感情でした。
ただ、貯金が無ければ焦りと不安から就職が”正社員ならいい”とか”決まったらいい”といった仕事の内容や会社の状況を考えない「また会社を辞めやすい」という状況を作ってしまいます。
住宅ローンを組んで家族がいる方は貯金をしていることが多いと思いますが、就職が決まらない期間が長引くと心の状態が不安定になるため貯金は多い方が良いです。
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両親の介護問題
突然ですが、この記事を見て頂いているあなたに質問です。
あなたのご両親がいくら貯金をしているか知っていますか?
この質問をした僕は正直に言うと知りません(笑)
冒頭でも話をしましたが、日本ではあまりお金についての話は良いイメージがなく最後に亡くなってから把握できることって多いと思います。
もし、両親の貯金額が少なく貰える年金も少ない場合はどうなるでしょうか。
おそらくその子どもたちが足りないお金を工面することになります。
冒頭の質問をなぜしたかというと和太の父親とその母(おばあちゃん)の実体験だからです。
老々介護が問題になっている現在で、定年を迎えた和太の父親は貯金を崩しながらおばあちゃんの生活を支えています。
訪問介護の方が経済的ですが、家族の状態や本人の健康状態によっては老人ホームの選択肢も出てきます。
育ててもらった両親をみるのはその子どもの義務であり、みてあげたいし気になるものです。
しかし、長い住宅ローンを組んだ場合はおそらく返済を終えるのは60歳を回るでしょうし、将来、年金は貰える額が下がると言われています。
住宅ローンを払うことに精一杯になって定年を迎えた場合、将来の自分と今のおばあちゃんの状況を似ていると感じるのは僕だけでしょうか。
出来るだけ子どもには迷惑をかけたくないというのは親心ですので、将来のことを見据えて貯金は重要です。
自分達の老後のお金
先ほど説明した「両親の介護問題」と似ている部分もありますが、次は自分達の余生の話になります。
高齢になると年齢を重ねている分お金はありますが、徐々に体のどこかが痛んできたりして動きにくくなるものです。
そして、若い時は体は動くもののお金がないという状態が多いです。
日本の貯金が出来ている割合は年齢が高い方が多いという現状ですが、画像の金額は平均値を表しているので中央値になると金額は下がると思います。
世の中上手く出来ているなと思いますが、この考えは変わりつつある気がします。
今の若い人達と高齢者の違いは
と収入面で考えると貯金がしにくい状態であると考えられますが、悪いことばかりでもなく
とこの時代にもメリットが存在するのも事実です。
物価が上がってきていることに対して収入の上がりが追い付いていないことも考えると自分達が高齢になった時に今の高齢者と同じくらいの貯金が出来ているかどうか疑問です。
人生の余生を過ごす時に余裕のある生活を送りたいのであれば、今の若いうちから貯金に対して備えておく必要があります。
今からお金に対する知識や出費の把握、お金の増やし方を知っておくことで定年を迎えるまでの数十年という時間は若い方達の味方になってくれるはずです。
そこで僕がお金に対する知識を得るのに役立った本を紹介しておきます。
と人生のイベントに対しての出費や貯金をより促進させることができる情報が分かりやすく丁寧に載っている一冊になっていますのでおススメです。
【まとめ】住宅ローンを返済する長い年月を利用してお金に詳しくなって備えよう
では、最後にこの記事で解説した内容をもう一度載せておきます。
住宅購入をすると数十年と長い年月をかけてお金を返済していくことになります。
それは長い年月必ず固定費が発生するということです。
自分が欲しいからこそ発生する費用ですが、注文住宅は多かれ少なかれ後悔ポイントは出てきますし住んでみないと分からないことも多いです。
この記事を書いている時は新築住宅に入居してまだ1年経っていませんが新鮮味は無くなり慣れてしまいました。
生涯住む住居にこだわりを持つのは当たり前ですが、本当に必要か・見栄を張っているだけではないかを考えたいところです。
そして、将来のことを考えた住宅ローンの借り入れ額にすることで何があっても対応できるようにお金を蓄えておければ最高です。
・貯金のために無料の家計簿アプリを使おう!
貯金の基本は家計管理です。
一ヵ月に固定費としていくら出費しているか把握できていますか?
我が家では「楽天経済圏」による”楽天ポイント”も恩恵を最大限もらえるようにクレジットカード払いやキャッシュレス決済を良く利用しています。
また、銀行からしか引き落としできない固定費の支払いもありますし、買い物で現金しか使えないパターンもあります。
紙で管理する家計簿だと時間もかかりますし、めんどくさいです。
そこで我が家では手軽に家計を管理できる無料の「マネーフォワードME」アプリを使用しています。
利用者が月平均27,000円も収支改善を実感できた家計簿アプリです。
給料振り込みの銀行を登録したり、使用するクレジットカードを登録することで収入・出費の管理を自動で行ってくれますし、現金での支払いはレシートを手動で登録もできるので便利です。
「マネーフォーワードME」のアカウント登録も「Googleアカウント」「Yahoo!JAPAN ID」「Facebookアカウント」があれば簡単に登録できますし、メールアドレスでも登録が可能です。
月々の出費が見えてくると使いすぎてる部分が見えてくるので、家計で減らせる項目が分かり貯金が加速します。
紙での家計簿に比べ時間もかからず手軽に出来て、アカウントでの家族共有もできるので夫婦で意識も高まります。
住宅を購入すると更に家計管理は大切になりますので習慣をつけましょう!
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックをまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「貯金をするには家族の協力も重要」
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