我が家が契約した住宅商品は値段を重視しているいわゆるローコスト住宅であり、世間では
と評価されています。
打ち合わせ回数や期間に関しては我が家の場合は満足しています。
打ち合わせ回数や期間に関しては不満などはなく、希望通りのお家が建ったので満足しています。
また、建築工事現場には毎日見学に行きました。
他の住宅会社さんの場合はどれくらいの期間で住宅が建つのかは分かりませんが、体感としては“早い”というイメージです。
建築期間が早いからといって何か問題があるわけでもなく、入居した現在でも何もトラブルは無く“コスパの良い住宅を購入できた”と実感しています。
今回の記事は前回投稿した「契約~基礎工事完了」までの期間で行った打ち合わせ内容と建築工事流れの3記事の第2弾目になります。
ちなみにですが前回の記事では地鎮祭をしなかった理由も書きましたが、今回も棟上げの時にする上棟式もほぼ同じ理由でやっていませんので省いています。
今回の内容は「棟上げ~外壁透湿防水シート貼り」の期間での打ち合わせ内容と建築工事流れの日程順を解説します。
我が家の例ではありますが、参考程度にご覧いただければと思います。
棟上げから外壁透湿防水シート貼りまでの工事期間と打ち合わせした内容は?
棟上げから外壁透湿防水シート貼りまでの期間で行った打ち合わせと現場工事を日程順にすると以下になります。
当時住んでいた賃貸から新築住宅が近かったのと和太の出勤時間が交代勤務のおかげで毎日、新築住宅の工事を見に行くことができました。
今振り返ってみると夢のマイホームが建っていく喜びと嬉しさで写真をいっぱい撮っていてビックリしています(笑)
大工の棟梁さんも快く現場に入れてくれましたが、仕事を止めてしまったり集中力を切らせてしまっては申し訳ないので長く見学しても15分程度でした。
棟梁さんも施主が見学に来たら断れませんよね(笑)
毎日行くのも申し訳なかったので事前に担当の営業さんに棟梁さんの好みを聞いておいて感謝も込めて差し入れなどを良く渡していました。
建築現場に見学に行くときはお互いの気遣いが大切
また、今回の建築工事内容と打ち合わせ内容の日程は我が家の例であり、住宅会社さんと建築に関わる業者さんとの日程の兼ね合いで変わることもあると思いますのであくまで参考程度でご覧ください。
【2月中旬】棟上げ前の土台作り
棟上げ前に土台を作ります。
下の画像の赤丸が床下の空気の流れを作ってくれるパッキンです。
湿気が溜まると木材が腐ってしまい、住宅の寿命を縮めてしまうためこのような施工になっているみたいです。
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【2月中旬~下旬】壁紙クロス打ち合わせ
壁紙クロスの打ち合わせは他の打ち合わせの項目と比べ期間が長かったです。
担当の営業さんは壁紙クロスの打ち合わせの内容に入った冒頭から
この壁紙クロスを選ぶときはどのご家庭でもお時間がかかります。
と言っていました。
家の中にある壁は全部壁紙クロスを貼れるのでその分全てを決めないといけないから
更にいうと壁紙クロスのカタログもかなり分厚くて、選べる色や材質も多いからです。
色も何パターンもあり、更に材質の種類まであります。それらを家の壁全部に決めて良いのであればこだわりも出てしまいますよね(笑)
担当の営業さんからは壁紙クロスのカタログを貸してもらい持って帰って決めました。
そして、この壁紙クロスの打ち合わせが終わった段階で住宅についての打ち合わせは終わり気になることがあればすぐ確認して欲しいということを言われました。
我が家が決めた各部屋の壁紙クロスの記事がありますので良ければ参考にしてみてください。
【2月下旬】棟上げ
朝早くから重機で木材をあげて作業してくれていました。
この日は作業してくれる人が一番多く、棟梁さんを入れて4,5人くらい居たそうです。
和太はこの日仕事が早番だったため、現場に立ち会えなかったのですが奥さんが言うには
迫力があって自分の家が建っているというのが実感できて感動しました。
せめてこの日は有給休暇を取れば良かったと後悔しています(泣)
人生の大きなイベントを1つ無くしてしまった後悔があるので、これから棟上げをされる予定の方はこの日に照準を合わせ、是非、有給休暇を取るために上司の機嫌をとっておいてください。
我が家の新築住宅のサイズが小さいためかたった一日でここまで進んでいました。
外観のイメージが湧いてきて基礎だけだと小さいと思っていたのが、小さい家でも大きいというイメージに変わりました。
少し分かりにくいですがこの段階で屋根に防水シートを張ってくれていました。
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【2月下旬】構造用耐力面材貼り、給水・排水管工事とシロアリ予防の液を塗る
・構造用耐力面材貼り
家の外周部に構造用耐力面材を張ってくれています。少し分かりにくいですが、耐力面材は「novopan STPⅡ」です。
耐水性の高い接着剤を使用しているため、水の侵入を抑制し吸水による膨張を小さくできる水に強い構造
また、筋交い耐力壁に比べると断熱材を隙間なく施工できるため、気密性や遮音性も向上するため住宅生活の快適度が上がります。
・給水・排水管工事とシロアリ予防の液を塗る
青色が給水配管、赤色が給湯配管になっています。グレー色の配管が排水用になっています。
木材の下部が少し黄色になっていますが、これがシロアリ予防の液で住宅の木材を食べるシロアリに対しての処置になります。
排水管については新築住宅の入居半年後に排水桝を見てみたのですが、思っていたよりも汚れが酷かったので掃除をしました。
公共下水地域の方は自分達で注意して掃除することをおすすめします。
【2月下旬】床の断熱材入れ
「旭化成建材」さんの“ネオマジュピー”が和太家の床の断熱材に使用されています。
施工してもらっているところを直接見ることは出来なかったのですが、前日に床の断熱材があったので床材の画像だけ載せておきます。
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【3月初旬】外構打ち合わせ
この外構打ち合わせが自分達で決める最後の打ち合わせ項目となりました。
我が家は間口が狭い変形地ですが、土地が大きい分駐車スペースに迷いました。
駐車場スペースの具体案は契約前に確認していたので良かったのですが、土地が大きい分土間コンクリートの費用がかかってしまいました。
また、我が家の注文住宅にはバルコニーがありませんので代用できるかもと考え、タイルデッキを設置しました。
外構費用は思っていたよりも費用がかかりますし、見落としがちです。
我が家の実体験から外構工事にかかった総費用と施工した種類や面積を各費用別に詳細にまとめた記事もありますので良ければご覧ください。
【3月1週目】屋根工事と窓サッシの設置
・屋根工事
画像の赤丸のところに瓦を乗せて運び、業者さんが工事をしていました。
我が家の住宅では軽量で耐久性があり価格のバランスがとれた「富士スレート」さんの“エアルーフドリーム30”というセメント瓦が設置されています。
瓦は軽量であると地震の時に住宅が倒壊しにくくなりますし、耐久力があれば割れたり剥がれたりしにくいので住宅性能や将来のメンテナンス費に影響します。
また、屋根の上に太陽光パネルを乗せることで
メリットがあるため採用する家庭も多いですが、わが家は採用しませんでしたので屋根工事はこれで終了です。
わが家が太陽光発電を設置しなかった8つの理由についてまとめた記事がありますので参考にどうぞ。
▼日本の四季・環境は太陽光発電には不利?設置しなかった理由をまとめた記事はこちら。
・窓サッシの設置
窓サッシが取り付けられるとお家感がすごく出てきてもう住めるんじゃないかと思いました(笑)
我が家の窓は「アルミ樹脂サッシ・Low-Eペアガラス・アルゴンガス入り」を設置してもらっています。
元々は「アルミサッシ・ペアガラス」だったのですが、窓は住宅性能における断熱性に大きく影響する部分でもあるのでグレードアップしてもらいました。
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【3月2週目】電気配線工事と外壁部の透湿防水シート貼り
・電気配線工事
電気配線の工事もすぐ終わっていました。
また、天井の下地が金属ですがこれは「軽天」というもともと“軽量鉄骨天井下地”という素材が省略された呼び名です。
我が家が契約した「こうふくホーム」さんの住宅商品では外壁材を“ヘーベルパワーボード”を使用していますので火災があったときには耐久面の効果は更に高いです。
・外壁部の透湿防水シート貼り
外壁部に透湿防水シートを貼ってくれていました。また等間隔で木の板が透湿防水シートの上から貼られていました。
これは透湿防水シートと外壁材との間を設けて通気層を作るための物です。
壁内の水蒸気を通気層に流れる空気で排出・乾燥させる効果があります。
【まとめ】約1ヵ月の期間で棟上げから外壁の透湿防水シート貼りまで進んだ!
では、最後にこの記事で紹介した項目をもう一度おさらいします。
約1ヵ月の期間で棟上げから外壁の防水透湿シート貼りまで建築工事は進み、打ち合わせの方はほぼほぼ終わってしまいました。
ただし、何度も言いますがこの建築工事の期間と打ち合わせ内容は我が家の例なので、住宅会社さんと建築に関わる業者さんの兼ね合いで変わりますのであくまで参考程度にしてください。
家が出来上がっていく建築スピードは本当に早く感じました。
そしてこの期間中は自分達の家が打ち合わせした通りに出来上がっていくのを見るのが楽しかったです。
是非、注文住宅を購入した方は注文住宅の醍醐味の1つである”自分の住宅が建っていく工程を見れる”この機会を楽しんでください。
そしたら打ち合わせも更に楽しくなっていき、住宅についての知識が更に入りやすくなって良い循環が出来て後悔を少なく出来ます。
ローコスト住宅は建築スピードが早いのは確かですが、間取り図や打ち合わせ内容との違いはなく、しっかりとした良いお家を建ててくれたと実感できました。
そして、この後は断熱材・外壁材、壁紙クロス貼りと工程が進みローコスト住宅完成になります。
下記の記事はローコスト注文住宅の新築工事と各打ち合わせの流れを書いた3記事の3弾目(最終)になります。
つぎの記事でローコスト住宅の建築工事流れはラストになりますので良ければごらんください。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他に住宅に関すること・貯金をするテクニックについての記事をまとめていますので良ければゆっくり遊んで行ってください。
「ローコスト住宅といえど侮ることなかれ」
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