我が家は値段とコスパを売りにしている和歌山の住宅会社「こうふくホーム」さんで新築住宅を購入しました。
このような値段の安さには理由があり、他の住宅メーカーで建てた知り合いの話やネットなどの情報を見ていると他の価格帯の住宅会社さんとの違いがあることが分かってきました。
後悔は決してなく低コストで住宅を建てられた上に好きな間取りや外観にできたことで満足度が高い
安く住宅を購入できたし、ローコスト住宅でも出来たこともあったんで満足してます!
ローコスト住宅で足らない部分を自分達でカバーすることで満足度が上がるかも!
和太家夫婦は上記のことがマッチしていたのでローコスト住宅で建てても満足度が高いです。
※住宅購入は高い買い物なので後悔をしたくない気持ちはもちろんありますが、後悔しないためには少なからず情報収集は大切です。
高くて生涯住むであろう住宅についての情報収集を1ヶ月くらいしても、生涯の内のひとときですし、それで生涯満足できる住宅に住めるのならその情報収集にかけた時間は価値のある物になります。
その情報収集を「和太の暮らし通信簿」でしてもらえれば幸いです。
そして、今回の記事では和太家がローコスト住宅を購入したい方へ向けて
を解説していきます。
ローコスト住宅の特徴、失敗や後悔をしないための心得とは?
ローコスト住宅の特徴は以下の点になります。
ローコスト住宅で失敗や後悔をしないための心得については以下の点になります。
以上の点になります。自分達の体験談でもあります。
ローコスト住宅の特徴
ローコスト住宅の特徴について解説をしていきます。
使用する材料や住宅設備をトータルして住宅費のコストが低価格に抑えられている住宅
全国的な住宅会社さんでは「タマホーム」さんが有名ですね。
そして、ローコスト住宅の最大のメリットはその価格の安さです。
こうやって上記の項目を見てみると顧客に住宅を低価格で購入してもらうために各住宅会社さんが行っている企業努力がすごいなと感じます。
価格を安く抑えながら、その価格内で最大限の良品質の住宅がローコスト住宅です。
ローコスト住宅の価格は?
そもそもローコスト住宅という定義は無いのですが、
というのが一般的かと思います。
坪単価が30万円以下で1000万円以下で家が建つ場合もある
また、テレビなどでCMが流れている大手住宅会社や地域の工務店の住宅での坪単価は
坪単価 | |
大手住宅会社 | 70万円〜90万円 |
地域の工務店 | 40万円〜60万円 |
だいたいですが、上記の表面のような値段となっていてローコスト住宅と大手住宅会社との坪単価では2倍くらいの差があることが分かります。
和太家の住宅建築費用
延べ床面積 | 坪単価 | 住宅費 | |
和太家の住宅 | 29坪 (95.65m2) | 39.8万円 | 約1154万円 (税込約1282万円) |
ローコスト住宅の中では坪単価は高めの部類になるのかなと思います。
ちなみにですが土地は50坪半ばで約800万円です。
「自由設計」で間取りや壁紙クロスを範囲内ではありますが自由に決めることができましたし、コンセント位置や照明に関しても打ち合わせで変更できたので低価格でコスパが良い住宅が完成しました。
ローコスト住宅の品質や性能は?
これはローコスト住宅で住宅を購入される方が1番気にされるポイントだと思いますし、僕もそうでした。
安かろう悪かろうじゃなければいいんですが、、、
特に住居に求めるポイントは「耐震性」だと思います。
そもそも建築基準法を満たしていないと住宅を建てることができない!
ローコスト住宅であっても地震が起きた場合、倒壊しない強度になるよう設計し建築されています。
しかし、ローコストであるため材料のレベルは高いとは言えないので「基準には達しているが、大手住宅会社などに比べると劣る」というのがホンネかと。
と担当の営業さんに確認したり聞いてみるとすぐに教えてくれます。
またネットでもこれらを調べてみると、すぐ出てきますし、他の住宅会社さんでも使用されているのが分かります。
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住宅の断熱性能とは?
性能の判断基準としては「断熱性能」といった普段の生活を快適に送るためにも欠かせない性能がありますが、それらもローコストな分それなりの効果の物が設置されているのが本音です。
断熱材には価格帯も安くて高い断熱性を持っている
などがあります。
しかし、これら断熱材は隙間無く詰め込む精度が高い施工技術が必要であり気密性にも影響します。
断熱材と同じくらい家の断熱性能にかかわる窓の性能に関してもさまざまです。
「Low-E複層ガラス」には、冬場の断熱性を重視した“断熱タイプ”と夏場の遮熱性を重視した“遮熱タイプ”があります。
また、ガラスの間に吹き込むガスにも断熱性能の影響があり、“アルゴンガス”や“クリプトンガス”があります。
窓を選ぶ際はクリプトンガス入りの窓のほうが値段が高いです。
サッシの種類も
があり、樹脂サッシが断熱性能の面において効果が高いです。
そして、窓サッシや断熱材も含めた断熱性能は家の室温の変化に大きく影響します。
わが家の夏の各部屋の室温を測定し、グラフにまとめた記事がありますので参考にどうぞ。
▼窓がない部屋や2階の部屋・その他各部屋の室温測定結果がこちら。
和太家ローコスト住宅の断熱性能に関わる標準仕様
グラスウールにも密度が10K、高性能グラスウールとよばれる16K、24Kとありますがランクとしては低いグラスウールを施工されています。
ただ、「こうふくホーム」さんの外壁材には高い断熱性がある「ヘーベルパワーボード」を標準仕様としているので断熱材の部分を外壁材でカバーしていると考えられます。
ヘーベルパワーボードのメリット・デメリットとグランロック塗料についてまとめた記事はこちら>>>
窓に関してもアルミサッシ・ペアガラスと決して断熱性能としては良いとは言えない素材が標準仕様です。
しかし、追加費用を払ってグレードアップすることで窓の断熱性能を上げることにしました。
住宅の断熱性能を上げることは住宅の省エネ性を上げることにもつながり、我が家の場合はオール電化なので電気代を節約でき月々の固定費削減になります。
我が家の場合も家事楽家電を毎日使用して月々の電気代が賃貸時代の光熱費より下げることができたので窓の断熱性能を上げるグレードアップはして良かったです。
オール電化ローコスト住宅の我が家の電気代が気になる方はこちら!>>>
住宅設備のグレードやランクは低い
住宅設備というのはキッチン・お風呂・トイレ・洗面台といったものになります。
先ほどローコスト住宅の価格が安い原因の1つに
材料や住宅設備を大量に仕入れることで単価が下がるので金額を抑えて購入できる
ということを言いました。
そして元々からグレードやランクの低い住宅設備を設置することで住宅全体の費用が抑えられています。
特定のメーカーの住宅設備を入れたいというこだわりがある方は物足りなさを感じるでしょうし、その住宅会社さんが取り扱っていないメーカーの場合は値段が高くなる可能性があります。
ローコスト住宅で採用されている住宅設備で多いメーカーは「LIXIL」さんではないでしょうか。
グレードやランクが低いといっても使用する分には何一つ問題はないのですし、やはりグレードが良いものと比べると劣りますが、「LIXIL」さんの商品は良いものが多いですし、充分満足できます。
和太家の住宅の住宅設備には「LIXIL」さんのものが多く設置されていて、念のために「LIXIL」さんのショールームに行って標準仕様の範囲内で選べるものを実際に見て選びました。
住宅会社さんの住宅商品の設備にもそれぞれグレードがあるので別の住宅商品の住宅設備に気に入ったものがあれば、追加費用を安くしてもらえてグレードアップできるかもしれません。
その場合は営業さんに一度確認をしてみるといいでしょう。
【以外に安い⁉】我が家の住宅設備の追加費用〇〇万円の内訳とは?>>>
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価格が安いということは月々の住宅ローン返済を少なくできる
住宅費用が安いということは住宅ローンでの借入金額を少なくできます。
僕のような年収300万円台のような低収入の方でも住宅購入のハードルを下げることができます。
我が家の場合は頭金を準備したので更に月々の返済額を少なくできました。
更に頭金を入れたことによりその銀行の最優遇金利である0.445%(変動金利)にすることができました。
借り入れ金額 | 返済期間 | 金利 (変動金利) | 月々の返済額 | |
和太家の住宅ローン内容 | 1900万 | 35年 | 0.445% | 48,860円 |
(例)3000万円の住宅ローンの場合 | 3000万円 | 35年 | 0.525% | 78,207円 |
我が家は最優遇金利で1900万円の借り入れでの計算になりますが、3000万円の借り入れと比較すると月々の返済額には約3万円の差があり、家計の支出には優しいですよね。
子供が将来大きくなっていくといろいろ費用が必要になってくるので、そういう面でも月々の返済額が少ないのはメリットです。
ローコスト住宅で選べる間取りは限定的なことが多い
住宅の建築費用を削減するために、規格化された間取りを建てるローコスト住宅が多いです。
我が家は「こうふくホーム」さんで契約し、「レーゲンボーゲン」という住宅商品の自由設計プランを選びましたので1階の方が面積が大きく、2階が小さい総2階ではない外観になりました。
また、間取りの方もプラン集というものは無く、間取りの打ち合わせをして自分達の希望通りの設計図を書いてもらい工事の着工となりました。
別の住宅会社さんに話を聞きに行った時に予算の内容になり規格住宅の間取りプラン集のカタログを見ました。
間取り例が20種類くらいあって豊富だなと思いました。
間取りにこだわりのない方なら充分に満足できるので価格も抑えられてお得です。
ローコスト住宅で失敗や後悔をしないための心得とは?
ローコスト住宅の家を購入しても満足できている我が家は始めに夫婦間で決めていたことがあります。
上記の考えがローコスト住宅に関しての打ち合わせや建築工事中の心得の根本的なことです。
そして上記の考えからローコスト住宅で失敗や後悔をしないための心得は
ローコスト住宅のデメリットをカバーして満足度を高める考えや、我が家が得た経験や行動の心得を解説していきます。
間取りに特別なこだわりがない
建物・土地・諸費用込みで2400万円
我が家は元々予算を建物・土地・諸費用込みで2400万円で各住宅会社さんに話を聞きに行きました。
勧められたのは「規格化」された間取りプラン集から自分達に合う間取りを選ぶというのがほとんどだった
予算が2400万やったら制限あっても仕方ないか。
私は「建売住宅」でも「規格住宅」でもどっちでも良いよ!
和太家夫婦は住宅購入において「予算上間取りが決められていても仕方ない」と考えて間取りのこだわりはありませんでした。
その他住宅設備においても特別こだわりが無かったので「ローコスト住宅」という選択肢になりました。
そんな時に自分達の優先順位の高い条件が揃っている土地を「こうふくホーム」さんが販売していて、この予算で購入できてかつ間取りを自由設計にできるということが分かり契約になりました。
初めから規格住宅や建売住宅を覚悟していた和太家夫婦には嬉しい誤算だったので更にローコスト住宅でも満足できています。
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住宅にあまりお金をかけず余裕ある返済かつ自由にお金を使える家計にしたい
和太家は貯金もあり、頭金をまだ多く出せば設定した2400万円より予算額を上げることはできたかもしれません。
しかし、住宅ローンはあくまで借金という考えから予算は2400万円にしました。
これらの考えがあり、予算2400万円にして頭金500万円を準備することで月々の返済を5万円以下にしました。
「そこまでお金のこと考えてるんやったら賃貸でも良いやん!」って思いますよね?
子供が生まれて走り回ったりすることや家の壁を傷つけたりすることに気を使ったり、家族が増えて家が窮屈に感じたりするということが今後増えてくると思います。
そういう心配を少なくできるのは一軒家です。
また、和歌山県の場合は利便性が良い和歌山市内でも土地が一坪あたり単価が10万円台から購入できるところも少なくありません。
土地探しから始める住宅購入は田舎か都会かでも多少なりとも難易度が変わる。
「今後の生活に余裕を作りたい」・「お金の管理をしっかりしたい」という考えの方は住宅購入の中ではローコスト住宅は向いていると思います。
【向き不向き】ローコスト住宅に向いている人の特徴についてまとめた記事はこちら>>>
担当の営業さんは抱えているお客さんが多いことを理解しておく
ローコスト住宅会社さんは人件費の関係上、営業担当の抱えているお客さんが一人あたり多いです。
営業さんが持っている家の知識や営業さんとの相性は希望通りの住宅を作るうえで大事なポイントです。
しかし、その大事な営業さんとの打ち合わせ時間や回数が少ないのがローコスト住宅購入においてのデメリットです。
もちろんローコスト住宅の営業さんはしっかり打ち合わせの時は提案をしてくれますし、対応はとても早いです。
「こうふくホーム」さんでは、打ち合わせをするために会社へ訪れると誰がどのお客様の対応しているのか分かるようになっていましたが、僕達担当の営業さんは「どこで休憩するん?」ってくらいお客さんを抱えている優秀な営業さんでした。
我が家でも打ち合わせ期間は契約をしてから3か月程で回数も10回も無いくらいでした。打ち合わせ回数も個人差はあると思いますが。
壁紙クロスや外構工事の打ち合わせをしている段階で現場では住宅の基礎工事が終わっていて棟上げをしているペースでした。
それくらい家が建つ進行スピードが速いローコスト住宅で営業さんとのやり取りで注意していたのは以下の点です。
とにかく打ち合わせ回数や時間が少ない・進行スピードが早いということは、
を営業さんの知識を引き出せないまま打ち合わせが終わってしまう可能性があります。
※気になる期間をクリックすると詳細が見れます!
こちらが住宅の情報の知識を持っていて、打ち合わせ時に営業さんに直接確認することでローコスト住宅でもできることがあって営業さんの知識を借りて更に満足度が高くなり良かったポイントになります。
後で気付くと手遅れで後悔ポイントになるかもしれません。
そして、打ち合わせ回数が少ない分急に気になったことや気付いたことを電話などで済ませることもあるかもしれませんが、イメージやニュアンスがお互いに誤差が無いよう会ったときにもう一度確認しましょう。
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建築工事中の進捗状況は自分達で現場を見に行くようにする
僕の知り合いがちょうど同時期に大手住宅会社さんで新築注文住宅を購入したので打ち合わせや建築工事についての話をしました。
建築工事中での対応はやはり大手住宅会社だなと思う対応がありました。
新築注文住宅を建築中の施主さんに
やはり大手住宅会社さんならではの魅力的で素晴らしいサービスです。
しかもこの知り合いはお店を開いていて、テナントで借りている横の土地を購入して大手住宅会社さんに自宅兼お店を建築してもらっている訳ですが、その気になればすぐ見にいける状態でこのサービスの徹底ぶりです。
正直言うと僕達の新築住宅を建築中の時はそんなサービスはありませんでした。
そこで私達が毎日見に行ったらサービス面はカバーできるし、直接見に行くからいろいろ聞けて後悔ポイント少なくできると思いました。
これらサービス面においては、ローコストで人件費を削減してその分をお客に還元してくれているので妥協しないといけないポイントでしょう。
※その分、僕達が建築中の現場に行くと現場監督さんや大工さんが直接、工程の説明をしっかりしてくれました。
これら条件のおかげで建築工事中は毎日現場に行って進捗具合を確認できましたが、注意して欲しいことがあります。
お家を建築してくれている大工さんに感謝と気遣いを忘れないこと
自分の立場で考えると、仕事中ずっと見られるのは嫌ですよね。
こちらがお客とはいえ大工さんも人間なので嫌なことは嫌ですし、良いお家を建てて頂くには信頼関係も大切です。
なので大工さんの仕事の邪魔になるため居ても15分くらいでした。
感謝の気持ちを込めてお菓子や缶コーヒーも良く渡していました。
大工さんには毎日お邪魔して話を聞いたり、進捗具合の写真を撮ったりで迷惑をかけましたが本当に感謝しています。
このようにしてローコスト住宅で足らない部分は自分達でカバーして後悔の無いようにしました。
ローコスト住宅でも個性を出したいなら施主支給品でローコスト感を消す!
この項目は個性を出したい方には読んでほしい項目です。
我が家の新築住宅ではポスト・表札やその他の物は施主支給という形で準備しました。
同じ住宅会社の同じ分譲地で建てた家を見ているとよく似たデザインの表札やポストを設置していませんか?
という方は施主支給してもいいかローコスト住宅会社さんに聞いてみましょう。
我が家でも外はポストと表札、家の中はハニカムスクリーンとカーテンを施主支給という形でお願いしました。
おしゃれでこだわりが出せますし、値段も抑えられてお得に購入できるかもしれません。
我が家がおススメするのはハニカムスクリーンとポストなので良ければ記事も見てみてください!
【まとめ】予算内で満足できれば、ローコストでも最高の住宅!
では、最後にこの記事で紹介した項目をもう一度おさらいします。
やはり、ローコスト住宅と他の住宅会社を比べると費用面、性能面、サービス面に差があります。また、お金を掛ければ良い住宅が出来るのも事実です。
しかし、ローコスト住宅で新築を建てる方でも満足のいく新築住宅を建てることは可能です。
コスパの面でもすごく満足していますし、購入して本当に良かったです!
そのために自分達でも情報を集めたりして、ローコスト住宅のデメリットを理解して納得のいくようにしていくことが大切です。
もし、自分の条件に合う住宅会社さんを探している・または住宅購入に向けて動き出したばかりの方は家に居ながら住宅会社が探せるサービスを使ってみるのはいかがでしょう?
▼家にいながら条件に合う住宅会社が3分で見つかる方法をまとめた記事はこちら。
僕達も「こうふくホーム」さんが販売していた希望条件にあった土地を見つけてから住宅についての情報を集めだしましたが、それでも担当の営業さんとの打ち合わせの時は納得のいく内容の話ができ、満足のいく新築住宅を建てられています。
そして、打ち合わせが楽しかったです。
自分達が納得すれば、ローコスト住宅さんでも大手住宅会社さんでも関係無いことを分かってもらえれば嬉しいです。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
「和太の暮らし通信簿」ではその他、住宅に関すること・貯金をするテクニックについてまとめた記事が多数ありますのでゆっくり遊んで行ってください。
「値段が安くても知識、情報があれば良い住宅が建つ」
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